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2013年07月23日 左脳を休みたい。
 文章を書くにしろ計算をするにしろ、普段目一杯活用しているのは左右の脳のうち左脳のような気がする。

 日常の一日を振り返っても朝から晩まで左脳が活躍している。

 特に外国に暮らしている私としては中国を読み取るのにもやはり左脳を使う。

 一言くらいのフレーズなら直感的に右脳で拾いとれなくはないが、文章として読み取り、さらにそれを翻訳しようなどと思った時は、日本語の組み立てが始まるので左脳の大活躍となる。

 またエクセルで計算式を組む作業や、HTMLのタグを眺めるのも結構好きな方で、結局は左脳の出番であり、左脳を働かせるのは非常に好きな気がする。

 ただ夢中になっている時は非常に楽しいが、ある時突然思考回路がダウンをする。

 理論的な思考に入ろうとしても脳が拒否反応を起しているような状態になり何も手が付かなくなる時が突然訪れるのである。

 まあいうなれば脳のオーバーヒート状態ということになろうか。

 そんな時は、音楽や映像の出番になる。

 まず同じニュースでも映像つきニュースを見るようにする。

 その方が圧倒的に頭に取り込みやすくなる。

 当たり前のことだというかもしれないが、映像つきのニュースが分かりやすいのは、左脳の論理的思考の負担を軽くしてくれるからであり、映像のインパクトで記憶するのと同時に一方で左脳を休ませることができるのである。

 また左脳を完全に停止して右脳だけで映像や音楽に向き合うのも効果的で、左脳を休ませることができる。


 最近ここしばらく、暑さもあってか脳がオーバーヒート気味であり、左脳を休ませる必要があるような気がしている。




  

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2013年07月22日 弱が強すぎる中国の扇風機
 連日暑い日が続いているが、家では扇風機とエアコン何とか組み合わせて、電気代をおさえようと生活している。

 ところで、中国の扇風機を使っていて思うのは「弱」が強すぎるように思うのだ。

 弱が強いとはなんのこっちゃかと思うが、中国の扇風機も日本のものと同じように出力が何段階かに分かれており、日本の物と同じようにほとんどが「強・中・弱」3段階調節となっている。

 このうち私が思うのは「弱」のレベルの風が強すぎると言う事であり、音楽で例えて言うならピアニッシモが大きすぎるということになり、つまりもっと弱い風を出せるようにならないのかという気がしている。

 非常に暑い際に「強」にするのは当然としても、それ以外は出力を落として使いたいのであり、寝るときなどは出来れば微風にして一晩中扇風機を回しておきたいのだが、中国の扇風機はそういった調節が出来ず、弱にしても微風にならず強すぎるのである。

 日本の扇風機では1/2揺らぎとか、ファジーリズム風力調節とか、いかにうちわで扇いだような気持ち良い風を送るかに苦心があり、たかが扇風機とはいえ非常に心地よい風が送られてくるのだが、中国の扇風機にはそういった配慮がなく、ただ強い風を一律に送り出すだけである。

 すると寝る時に扇風機を回しっぱなしにしずらくなり、仕方なく身体に向けず部屋の中を間接的に空気が循環するように調節するようになるのだが、これではなかなか心地よい涼しさが得られない。

 かといって体に直接風を当てすぎると冷えすぎるので体に悪いのである。

 しかも音も結構うるさく寝る時には意外と気になる。

 まあ微風を出す仕組みと言うのは日本にあれだけあるのだから技術的に特別難しいものではないと思われるので、こういった商品が売られていないのはやはり需要が無いのかもしれないが、日本的な絶妙な風加減を送ってくれる扇風機の登場を是非願いたいものである。

 日本のメーカーにも是非こういったところに目をつけて商売してほしいという気がしている。

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2013年07月21日 韓国のコンプレックス
 昨日のブログの後、韓国に日本コンプレックスのようなものをもたらしているものは何かと、韓国と日本の歴史についてウィキペディアを中心にネット上で色々資料を読んでみた。

 まあ、あまり太古の昔から追っても意味が無いので韓国併合のあたりからである。

 もちろん、私が読む資料は日本語で書かれたものだけであり、当然日本人が書いたものであるなら日本人の視点で書かれているので、そこは流されないよう読んでみた。

 ただ、歴史的評価のわかれる韓国併合の史実などは、一応両論併記となっており、偏った視点にならないような工夫がされており、そんなに穿った見方をしなくてもおおよその流れを掴むことができた気がする。

 で、まあ私が感じたのは、韓国に劣等コンプレックスのようなものが生じたのは実は日本に併合されていた時代ではなく、日本の支配が終わった直後からのような気がするのである。

 このことは台湾の戦後史と比較するとその違いが明確になる。

 日本の支配下にあった時代の朝鮮半島は良くも悪くも安定した状況にあったが、日本の敗戦により朝鮮総督府が撤退したため、突如として半島の統治機構がなくなり、無政府状態に陥って、国内は混乱した。

 そこでソ連や中国などの共産勢力を後ろ盾とする北朝鮮政府と、共産圏の拡大を嫌うアメリカの後ろ盾のもとに生まれた今の韓国の基礎となる政府が生まれ、やがてその対立が朝鮮戦争へと繋がっていくのだが、ここで当時ロクな装備を持たなかった韓国側はアメリカや連合国軍に頼るほかなかった。


 結局、世界の軍隊が韓国領内に駐留することになるが、軍隊がいれば必ず必要になるのが慰安婦たちの存在で、韓国は日本軍の残していた慰安施設を流用して慰安所を設置し、連合国軍の兵たちに提供したとされている。

 この間、朝鮮戦争の前線は半島全土を二度も移動し国土を破壊尽くされたとされ、日本の支配下時代に作られた建物もほとんどなくなって産業基盤も失い、犠牲者数百万とも言われる半島全体の荒廃状態を生んだ。

 その後に朝鮮戦争は休戦したが、米ソの対立構造はベトナム戦争へと続き、韓国軍もアメリカ側として30万の兵を送ったが、韓国としては当時の国情から不本意ながらアメリカに同調した面もあるのではないかと思われ、さらに慰安軍の帯同が認められなかったためにその鬱憤は後に明らかになる現地での虐殺事件などを引き起こす状況となったものと思われる。

 一方で韓国本国では朝鮮戦争で産業が荒廃したため、ベトナムで戦争での特需目当てに群がらざるを得ない状況になり、さらには国内での米軍相手の慰安所運営も相変わらず続いていたようだ。

 しかも彼女たちの「働き」はやがてGDPの4分の1を占めるほど大きな存在となり、外貨獲得の大きな担い手だとして国ぐるみの売春産業が奨励されるまでになったとされている。

 つまりこの頃の韓国は、防共と自国の国富のために言わば米軍の穢れ役を国全体で一手に引き受けるような状態になっていたと見ることが出来るのである。

 一方でこの頃の日本と言えば1964年の東京オリンピック開催や1970年の大阪万博開催に代表されるように、戦争とは隔絶された世界で順調な高度経済成長を遂げている時代であり、海一つ隔てた韓国との状況とは大きな差が生まれていた。

 また台湾も日本が領土放棄した後に中華民国への統治移行が比較的スムーズに行われたようで、移行後にも何度か大陸との軍事的緊張の高まりは有ったが、戦火に見舞われることはなく領土も民衆も平穏にここまで来ているという状況となっており、同じ時期に日本の統治下から開放された韓国とは対照的な道を歩んでいる。
 
 日本にとっては平和憲法に守られて当然の如く戦火から離れたその道を歩んで来た感のある終戦後からの時間であるが、同じように米国と同盟関係を結んできた韓国からすると、韓国だけが世界の穢れ役を引き受け苦汁を舐め苦労をしてきたと感じ、逆に日本だけ米国から防共の役割を免除された不平等さを感じていた可能性はある。

 また戦争で負けたはずの日本が繁栄し、その支配から解放されたはずの自国が上まわれないことに理不尽さを感じていた可能性はある。

 その後、韓国も日本の資金提供などにより漢江の奇跡と呼ばれるほどの経済発達をし、1988年にはオリンピックの開催、さらには2002年にはサッカーのW杯も共同開催をするまでになったのだが、やはりどこか日本の評価を追い抜くまでには至らなかったようで、日本に対する嫉妬的な反日活動は収まらなかった気がする。

 つまりこれらの事業をやり遂げた後でさえも未だ国家としての自信を取り戻せる状況にはならなかったようなのである。

 ひょっとするとは未だどこかで売春国家の目で見られる侮蔑を受けているのかもしれず、かつて風俗で働いた女性が無かったことにしたいと思うような過去の劣等コンプレックスを引きずっており、その原点として日本の残していった慰安婦施設が狙い撃ちされ、あれは自国の意思で作ったものではなく日本に強制されたものだと、世界に対してエクスキューズしているのかもしれないという気がする。

 まあ日本は敗戦によって統治放棄をし、さらに日韓基本条約により戦後処理は終了しているはずなのだから、それ以降のことはもう韓国自身の責任であるのだが、未だ国としての自信を持ち切れていない劣等コンプレックスが続いているのか、日本に対して異常なまでの執着心を見せているのが現在の韓国の実情のようである。

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2013年07月20日 韓国の嫉妬
 最近日本国内でのヘイトスピーチが社会問題になっている。

 まあ私は上海にいてニュース上でしか情報を拾えず具体的な状況は見ていないが、現場では在日韓国人などに向けての抗議やデモのレベルをはるかに超えてメディアに載せられないような酷い言葉をぶつけていると言われており、人権を無視したような状況が続いていると言われている。

 同じ人間として恥ずかしい限りではあるが、ただ一般的にこうったヘイトスピーカーというのは、発言者側が汚い言葉を発することで自分より下の立場を作り、自分がそれより上であることを誇示しようとする自己肯定行為であると言われており、スピーチ者と対象との関係に実質的意味があるわけではないと言われる。

 つまり対象者がどうであるかと言う事より、発言者側を鬱屈させている何かを取り除かない限り、解決しない問題のようだ。

 ところで、このことは最近の韓国政府の行動にも同様なことが言えるような気がする。

 韓国では以前から従軍慰安婦など歴史問題を盾に日本側の歴史認識がおかしいと主張してきたが、私もこの点まではお互いの国の歴史認識の違いがあるのは致し方ないと理解する面もある。

 しかし、その問題点の主張方法が最近いささか常軌を逸している。

 アメリカに慰安婦問題の広告を出し銅像を建てたり、中国に対してハルビンに伊藤博文を暗殺した安重根の銅像を建てましょうと提案するなど、第三国にどんどん問題を大きくしようとしているのである。

 二国間で解決しない問題を第三国に理解を求めようとする気持ちはわからないでもないが、それにしたってちょっと異常な主張方法だという気がしている。

 こういった韓国の行動を見ていると、実は二国間の歴史問題を解決するのが目的ではなく、単に日本の評判を落とそうとしているネガティブキャンペーンなのではないかと見えてしまうのである。

 テレビドラマなどでは、嫉妬深い女性が昔に別れた彼氏或いは女友達が幸せに暮らしていたり出世したりしている姿を見て面白くないと感じ、悪口を触れ回るような設定が時々あるが、今の韓国の行動はどうもそれに似ている気がする。

 こういった女性は「あの人は今はエリートの顔をしているけど、過去は○×な酷いことをした人なのよ」などと悪い評判を触れまわって一生懸命評判を下げようとするのだが、実は悪口を他人に触れ回るという行動は自分の生活の不満への裏返しから来る妬みであることが多く、相手の足を引っ張って自分と同じ境遇に引き込みたいという欲求に基づく行動である場合が多いような気がする。

 つまり、現在の韓国が要求する「正しい歴史認識」という要求は、実はそこに本質的要求はなく、自分の国は苦しんでいるのに、日本の芝生は青いように見える嫉妬から来る劣等感の心理の下に、日本の良い評判をひっくり返したいという目的があるように見えてしまうのである。

 まあ過去の慰安婦問題などは、私が生まれる前の事であり、手元に資料もない為どちらが正しいとか正しくないとかの判断は今の私にはできないが、原則としてはこれらの戦中問題は1965年の日韓基本条約で解決させたはずであり、賠償金は払ってはいないが韓国の発展のため円借款・ODAなど多額の資金協力を行なっているはずである。

 また慰安婦問題についても、国からの直接の補償ではないが、女性のためのアジア平和国民基金などでそれなりの補償事業が行われ誠意を示してきており、十分とは言えるかどうかは別にして、少なくとも第三国に悪口を触れて回られるほど非礼な対応はしてきていないと思える。

 にも関わらず、相変わらず第三国に対して今の日本の評判を落とさせるような働きかけを行なっているのは、もはや日本に対する何らかの妬みのような感情を抱いているとしか思えないのである。

 金銭的なタカリだという人もいるが、今のレベルはそれを超えているような気がする。

 故に、もし今後例えば今後日本政府が慰安婦問題などに今までの何倍もの十分すぎるくらいの補償を行なって、さらに村山談話など以上にはっきりした謝罪を行なって誠意を示したとしても、彼らの気持ちが満足するような状態になるとは到底思えないのである。

 寧ろそれはそれで日本の対応に対する第三国の評価が高くなるだけで、更なる韓国の嫉妬を買ってしまう、そんな気がする。

 要するに、韓国の主張するこの歴史認識問題は対日本の問題と言うよりは韓国自身のアイデンティティや日本に対するコンプレックスの問題であるような気がしており、そのために歴史問題などを持ちだしてやたら日本に絡んできたり、ウリジナルと呼ばれるほどの「何でもかんでも自国起源説」の主張が行われているように思える。

 故に、今後韓国自身が他国との関係に依存しない自立したアイデンティティを確立しない限り、現時点では日本側が今後どんなに手厚い対応をしようとも、日本への非難姿勢などは解決しないのではという気がしている。

 歴史認識その他の問題から逃げようという事ではないが、相手の主張行動の本質はそこではないような気がするのである。


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2013年07月19日 iPhone感電死事件は不安定な電圧が原因?
 先日、新疆ウィグル地区で起きた南方航空のスチュワーデスが感電死した事件だが、中国国内にも動揺が広がり、ニュースでも頻繁に取り上げられている。

 このスチュワーデスがiPhone電源に繋いだまま通話していたことが主要原因と見られており、iPhoneに欠陥があるのではないのか、いや犠牲者は偽物を使っていたのではないかと色々な推測が飛び交っている。

 中国国内にもiPhoneユーザーは非常に多いし、同様の使い方をしている人は多いと見られることから、彼らも気が気ではないということだろう。

 まあまだ詳しい原因は分かってないようだが、iPhone自体は正規のお店で買ったらしく本物である可能性が高いと言われている。
(断定できないのがこの国の悲しいところである。)

 で、現在疑われているのは充電器の方である。

 iPhone本体は正規品だったが、充電器のほうは純正品ではなく一般市販品だったため欠陥があった可能性があると報道されている。

 具体的には中国は一般的に220VのAC電源が供給されていてiPhoneに充電する際には充電器によってDC電源に変換され5Vの電圧でiPhone側に送られているのだが、今回何らかの原因によって充電器に不具合があって、220Vの交流電源が絶縁されずそのままiPhoneに流れ女性を感電させてしまったのではないかと見られている。

 あるいはそれを引き起こした原因として、中国の電気の不安定な電圧も指摘され、瞬間的に強い電圧がかかり、絶縁体が焦げるなどして、女性が感電してしまった可能性も指摘されてる。

 よく中国では、携帯電話の充電は電源のコンセントから直接繋ぐのは危険で、パソコンのUSBから供給したほうがいいと言われるが、これはこの不安定な電圧に由来するものであり、パソコンの方が電圧変動に強く電圧がより安定すると言われているのである。

 いずれにしても原因がはっきりするまではiPhoneなどのスマホの「充電しながら通話」は避けるのが賢明だろう。

 そういえば最近とかく感電死事件が多いという気がする。

 家電製品が身の回りにあふれ始め電気の重要度が増している中国だが、電気製品の安全度がまだまだ追いついていないのが現状のようで、やはり中国製の電気製品は100%信用することはせず、疑ってかかる程度でちょうど良いのかもしれない。

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2013年07月18日 タクシー車内でのショッピングビジネス?
 先日、上海のタクシーに乗り後部座席の目の前にある液晶パネルを見ていたら、ちょっと不思議なメニューを見つけた。

 「出租車移動購物新体験」

 なんと、タクシー車内でショッピングを開始したということのようだ。

 これまで、この液晶パネルでは色んな種類の広告が流されてきたが、これはそれでは飽きたらず実際の販売まで直接やってしまおうという試みらしい。

 つまりこの助手席後ろのタッチパネルを使って乗客に直接物を買ってもらうということらしく、画面には買い物の流れなどが示されていた。

 確かにタクシーの客層はバスの客層よりはやや裕福であり、そういった意味で市場マーケットがセグメント化はされているのだが、果たしてタクシーの中で物を買おうとする人などがいるのかはちょっと疑わしいという気がした。

 とはいえどんなものが買えるのかを確認してみたくなり、画面操作をしようとしたが、このタッチパネルはどうも反応が悪く、なかなか画面が進んでくれない。

 何やらアンケートに答える必要があるらしく、回答しようとしたのだが、やはり画面の反応が悪く、回答し終らないうちにタクシーが目的地に着いてしまった。

 仕方なくこの時は、画面だけ撮影してその時は諦めることにした。

 で、家に帰って画面上に示されていたURLに接続してみると「即点購」
(www.idiangou.om)というショッピングサイトに繋がったのである。

 画面上に並べられている商品を見ると、イベントのチケット、アクセサリー、贈答用高級フルーツなどが表示され、どうやらこれをタクシーでも販売しようという試みらしい。

 察するにこのサイト上で会員登録を行なっておけば、タクシー乗車時にいつでもショッピングが可能だという趣旨のビジネスモデルのようだ。

 ただ、このWEBサイト自体はまだ未完成のようで、買い物の流れなどを示す案内などはまだページが出来上がっておらず、支払方法も支付宝や銀行振り込みの案内は書かれていたが、タオバオなどのショッピングサイトに比べるとまだ未成熟なのは否めないという気がした。

 つまり、このビジネス自体が駆け出しで、発展はこれからということらしい。

 確かにタクシーの乗車時間というのは暇ではあり客層も比較的悪くないので、ビジネスの狙い目としては悪くないと思うのだが、タクシーの乗車時間は意外と短いので今回のように画面の反応が悪いと時間が足りずあっという間に目的地までついてしまうので、販売まで結びつけられないような気がする。

 もし仮に画面の反応が良いとしても、やはり時間が十分かという疑問はつきまとい、さらに中国のタクシーのように激しく揺れる車内ではじっくりと買い物など出来ないという気がするのである。

 思うに、どうしてもタクシー内で販売に結び付けたいなら、画面上で商品情報をSMSで携帯に送れるようにして、買い物手続きは各自のスマホ上でやってもらったほうが懸命のようにも思える。
 つまりタクシーの乗車時間では広告したものの情報をお客の手の内に残せるようにするだけで精一杯で、車内での販売は諦めたほうがよく、それで十分だという気がするのである。

 いずれにしてもこのタクシー車内の販売ビジネスは始まったばかりのようで今後どう変化するのか推移を見守ってみたい。

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2013年07月17日 ダジャレは何故面白いのか
 「ダジャレは何故面白いのか?」

 こんな命題に対して一生懸命に説明しようとして書かれた論文がラジオで紹介されていた。

 和歌など掛詞(かけことば)などは笑えないのに、ダジャレは何故笑えるのかなどいろいろ検証してるようだったが、番組の中ではどうもあまり納得するような結論に達しなかったようである。

 そこで私もおせっかいにもこのくだらない命題について自分なりに考えてみた。(笑)

 まあダジャレが面白いかどうかまで疑ってしまうと、話が始まらないので、一応面白いものとの前提で考えてみる。

 思いつく限りの多くのダジャレを分析してみると、ダジャレはどうやら基本的にA+Bという文章の構造を持っているようなことに気が付いた。

 さらに分析すると、このA+Bの文は文章として成立するのにもかかわらず、AとBに意味や音の上で共通項が成立するので、ダジャレとして成立しおかしさを感じるという気がするのである。

 例えば「布団がふっとんだ」は「布団が」と「ふっとんだ」という言葉に分けることが出来、この「布団」と「ふっとんだ」が発音が似ているにも関わらず、「布団が吹っ飛ぶ」という言葉の意味が通じるところに面白さがあるような気がする。

 同様に「ドイツ人はどいつだ?」も言うまでもなく、「ドイツ」と「どいつ(どの人)」の音が重なっているにも関わらず、ドイツ人はどの人だという意味で言葉が成立するので、ダジャレとして扱われるのではないかと思われる。

 また少しひねったところでは「猫はここにはいみゃぁよ」などと言う文も、「猫」と「みゃあ」は同じものではないが、「みゃあ」が猫の鳴き声であることは人々の共通認識としてあるので、「猫はここにいないよ」を「いみゃあよ」と言い換えたところで一応文として成立し、ダジャレとして成立するのではないかと分析してみた。

 そしてこのこじつけが強引なものが親父ギャグとして馬鹿にされていると整理される気がするのである。

 さて、こうやってダジャレを分析したところで、この法則で中国語でダジャレを作ってみようと考えたが、実はこれが中々難しい。

 とりあえず、「快給我一塊!」(早く一元くれ)

と言う言葉を作ってみたが、音は重なるもののどうも面白いものになってくれない。
音は重なり文として成立するのにあまり笑えないのである。

 どうして日本語はあんなにダジャレが作りやすいのに中国語は難しいのか?

 まあそれを考えて日本語と中国語をいろいろ比べてみたが、どうやら中国語がどうのこうのというより日本語が特殊であるのだというような気がしてきたのである。

 例えば一般的に日本語のダジャレの作りやすさの理由の一つに音素の数の少なさが挙げられ、さらに音訓読みなど同じ漢字に対して複数の読み方が存在することが挙げられる。

 さらにそこへ英語を代表とする多くの外来語なども混在しており、これらにより一つの意味に対して非常に多くの異音語、或いは一つの発音に対して非常に多くの異義語が発生しやすいという日本語独特の言語環境が生まれている。

 このような言語環境の中では、文として成立させながらも音や意味で共通項を持った言葉を探しやすく、ダジャレを成立させやすいのである。

 これに対して中国語も同音異義語や同義異音語もそれなりにあるが、日本語程こじつけやすい物ではなく、掛詞程度の物までは成立するがダジャレとして笑えるようなものにはなりにくいような気がする。

 或いは中国語は同義語の中で言葉の選択肢が少なく、シンプルな言語である面もあるのかもしれない。

 まあ、もっと中国語を極めれば中国語でも面白いダジャレが言えるようになるかもしれないが、まだまだ時間がかかりそうである。

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2013年07月16日 NYヤンキースからメールが来た
 NYヤンキースからメールが来た。

 もちろん入団のオファーではない(当たり前だ!)

 まあチケットの発売を知らせるメールだったのであるが、なんでこんなメールが来たのかと言うと、今日行われたMLBオールスターゲームの出場者の最後の一枠を決める「FINAL VOTE」という投票に投票してその時にメールアドレスを登録したからである。

 その時はボストンレッドソックスの上原投手が候補に残っていたので、是非選ばれて欲しいと投票に興じたのである。

 まあ残念ながら上原投手は選ばれなかったが、投票に参加できたのは面白い体験でありいい経験だった。

 もちろん投票する時にEメールアドレスの登録が必須で、それ故の今回のDMの受信となったわけで、投票時にアドレス登録するとこういうメールが来るのだろうなということも予想しており案の定のメール到来となった。

 まあ今上海にいるのでヤンキースの試合を観戦しに行く機会は当面来ないと思うが、ちょっと面白いのでメールは拒否せずこのまましばらく受信しようかなとも思っている。

 ところで中国では、驚くほどに野球に関する話題が少ない。

 もちろん、国際大会にナショナルチームは出て来るわけだから競技人口が全くいないというわけではないだろうが、サッカーやバスケに比べると雲泥の差である。

 同じ中華圏の台湾などは野球好きが多いと聞くが、それに比べても中国ではほとんどと言っていいほど話題にならないのである。

 ファッションとしてヤンキースのあのNY帽を被っている人は時々見かけるが、実は野球という競技を知らないで被っているのではないかという気もする。

 まあ中国人がチームワークが苦手なのは昔からよく言われることで、チームの和が必要とされる野球に中国人が向かないのは理解できることではあるのだが、アメリカ人と中国人の性格が似ているといわれる面から考えると、野球ももう少し流行っても良さそうだとは思うが、どうもそうはなっていない。

 でも13億人もいる人口を思えば、人口の1%でも野球に興味を持ってくれれば、結構それなりの市場が生まれるとも思え、MLBのみならず日本のNPBにもチャンスがあるという気がする。

 サッカーの英プレミアリーグを夢中になって見ている中国人が大勢いるように、自国の競技レベルは高くなくとも、観戦者人口を増やすことはできるのである。

 まあそれにはボールに自分の名前を刻んで喜んでいるようなお飾りのコミッショナー程度では到底無理で、私の様な外国人にオールスターの投票をさせ、DMをバンバン配信するMLBの戦略を見習うような積極的な人材登用が必要だろう。

 NYヤンキースから来たたった一通のDMからでも学ぶべきことは多いのである。
 


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2013年07月16日 日本の駅そばを思い出す陽春麺~今日のランチ
 今日はお昼が遅くなって食事をどうしようと考えていたが、夜まで待つのはちょっとつらいかなと思い、近所のレストランを訪れてみた。

 今日行ったのは早陸晩玖という中華のチェーン店で、レストランと言うより定食などを提供するお店。

 で、今回頼んだのが陽春麺というおそばで5元。

 まあ日本で言う素うどんのような飾り気のないそばで、具も何もないのだがそれ故に安い。

 普段の食事では少ない量だし栄養のバランスも悪いが、今回は空いた小腹を生める程度なのでちょうど良かった。
 
 ところが、この麺のスープが実は結構当たりだったのである。

 特別うまいと褒めるほどではないかもしれないのだが、素朴さ加減が日本の駅そばのスープに似ていてとても優しい印象であった。

 きっと並べて比べてしまえば味は全然似てないのだと思うが、どうも日本の立ち食いそばのスープに良く似て醤油ベースの昆布出汁の利いたようなスープがとても心地よいのである。
 ここに唐揚げでもあれば地元の我孫子駅名物のあの唐揚げそばが再現できるかもしれないと思えるほどに日本のそばのスープと印象は同じだった。

 以前はこの陽春麺のメニューを見てても5元の素うどんじゃ足りないなぁと思って注文せずにいたのだが、今回この味を知って、ファンになりそうな気がする。

 日本の味に恋しくなったらこんな注文もアリかも知れない。


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2013年07月15日 領事館で在外投票をしてきた
 参議院議員選挙の在外投票は今日までだったのだが、なんとかギリギリ投票することが出来た。

 前回の衆院選ではまさかの突然解散で、選挙人証が間に合わず投票できなかったので今回はリベンジ投票と言うことになる。

 さて、今日が最終日といことは知っていたものの数年前から領事館に別館が出来たので、そこで投票するのかと思っていたら領事館のホームページには領事館本館で実施と書いてある。

「はて、別館が出来たのではないのかな、、、」と疑問に思い問い合わせたところ
やはり領事館の本館の方での投票であることが判明した。。

 恐らく前回も同じ場所であったと思うが、こちらの選挙人証が間に合わなかったので行くことができず、調べもしなかったのである。

 ところで実は本館で実施と聞いて焦ったのが身分証明書の件である。

 実は私は現在ビザ更新手続き中でパスポートが無い状態となっていた。

 恐る恐る電話でその件も質問したところ、幸いにも運転免許証でOKとのことで、パスポートのコピーとビザ受領証との合わせ技で入館させてもらうことができた。


 さてさて投票所へ行くと、流石平日なのでガラガラで、私の前に1人しかいないような状態だったのである。

 在外投票の投票所とはいえ、日本の投票率も心配される惨状である。

 在外投票は日本の投票所での投票と違い、比例と選挙区投票でそれぞれ投票用紙に記入した後、それぞれまず中封筒に入れ、さらに外封筒に入れ、立会人に渡す。

 立会人が問題ないのを確認した後に、市町村の選挙管理委員会宛てへの封筒に入れて、封をしてもらい選挙完了である。

 私が投票している間に後から投票に来たのは二人だけだったので、立会人や管理人なども重要な仕事はいえ投票者が少ないと待ち時間が長いので、少なくとも今日は暇そうであった。

 とはいえ、この在外選挙の仕事は投票中は暇そうに見えても、前後は火事場のごとく忙しいと領事館の関係者に以前聞いたことがある。

 例えば今回の選挙で言えば4日が公示で5日から投票であるからには、4日中に全国の立候補者名リスト、政党名リストをかき集め、世界中の在外公館へそれを配信、さらに投票所となる公館では立候補者・政党名リストのファイルを作って投票所に設置するまでの作業が5日の朝9時までに終えられなければならないのである。

 今回の参議院はまだ選挙区数が少ないからいいが、衆議院の総選挙は選挙区数と比例区数、さらに立候補者数の数も半端ではないから用意される資料も半端なく多い。

 まあ恐らく現代社会においては、それをオンラインで一気に処理してしまうシステムが外務省あたりにあると思うが、それでも最後のファイル製作は完全手作業である。

 そして投票後の投票用紙も、恐らく日本郵政の郵便システムで一気に捌くのとは思
うが、やはり結構な作業量であり、普通の郵便以上に気を使うので大変な作業かという気がしている。

 こんなふうに苦労してでも届けられる一票、たかが一票だがその権利が国外にいても認められ保証される意味は重いと思っている。



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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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