今回の参議院選挙からネット選挙解禁となったとのことであり、投票の参考にしようとネットでまず誰が立候補しているのかを探してみた。
上海にいると選挙ポスターの看板もないので誰が立候補しているかがまずわからないのである。
で「参議院選挙千葉選挙区」と打ってYAHOOで検索したところ、なんとトップに出てきたのは神奈川の候補者のホームページのリンクだった。
「あれれ?」
どうやらお金を払ってスポンサードリンクにしてあるらしい。
なんと紛らわしく意味のないリンクかと思う。
で、スポンサーリンク以外で1番目にリストされていたのが参議院のホームページで、ここでは現役の議員の名前は分かるのだが、今回の選挙の立候補者はこのサイトでは分からないようであった。
次のリストはウィキペディアで「千葉県選挙区」と言うタイトルだったが、やはり今回の改選議員の名前や過去の選挙結果などは分かるが、今回の立候補者リストまでは出ておらずやはりわからない。
3番目でようやく候補者リストらしきものが出てきたが、個人が作ったブログらしく、ある候補者の名前は出ているが候補者全体のリストは出ていなかった。
よく探すと一覧のページはあったが、そのリストは公示前に作ったページらしく、そこから何人もの候補者が差し替わっており、ちょっと使えない状態だった。
4番目に並んでいたのはYAHOOの選挙関連ニュースで「お、いよいよか?」と思ったが、国全体の選挙情勢のニュースだけで、候補者までは掲載されておらず、状況の参考にはなるが投票の参考には全くならない情報だった。
5番目でようやく某党の公認候補者一覧が出ているサイトになったが、その党の立候補者一覧はあっても、探している選挙区で立候補している他の党の名前まではもちろん出ていない。
こういうサイトも意味がないとは言わないが、この党だけを支持する人のためのサイトのようなページで、立候補者を並べて吟味するには全く使えないのである。
6番目に出で来たのは読売新聞の千葉選挙区を紹介するサイトだったが、なんと前回の2010年の選挙結果であり、やはり今回の選挙には使えないページだった。
そして
ようやく7番目に出てきたのがやはり読売新聞の千葉選挙区紹介ページで、今度こそ今回の2013年の選挙立候補者一覧である。
ただ、このページは年齢や所属政党、略歴、顔写真など簡単な情報は出ているが、肝心の立候補者の
ホームページにはリンクがつながっていない><。
まあ候補者の名前が正しければ、名前で再度検索すれば各候補者のホームページが出て来ると言うものだが、折角のネット選挙活動解禁だというのに読売側のサイトの方針なのか、リンクが無いのはやはり不親切だという気がする。
結局さらに探していくことになったのだが8番目はやはり読売の選挙記事、9番目も個人が作ったような政局ウォッチングサイトでやはり使えない。
10番目にようやく民間会社が作った立候補者のホームページリンクも含めたサイトが登場する。
ちゃんと候補者サイトへのリンクもあり、候補者のリストの基本プロフィールも掲載されている。
このページは現代のネット社会においては特段に工夫があるページとも思えないが、このページに辿りつくまでにこんなに苦労してしまうほどに他では見つからなかったのが現状であった。
実に候補者の情報を探すだけで無駄な労力を使った気がする。
まあネット選挙活動解禁と言いながら 選挙管理委員会にも議院にも大手マスコミにもこういった情報をまとめたページが無く、検索の上位に出て来ないというのが現実のネット選挙幕開けの状況なのかもしれない。
できれば基本中の基本として、候補者一覧くらいもう少し探しやすいように整備してほしいものである。
ま、気を取り直して、これからじっくり立候補者のサイトを見ようと思っている。
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