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2008年06月11日 日本語検定試験、申し込み始まる。
毎年12月に開催されているの日本語検定だが、昨日から1級の受付が始まった。
というかもう既に枠が一杯になったそうで、昨日の時点で申し込みは実質上締め切りとなった。たった半日で終わってしまう受付を、半年も前から受け付けている体制はどんなものかと思ったりもしたが、こんな状況になるのはどうやら中国における試験だけのようで、他の国での日本語能力検定試験は期間一杯かけて受け付けているらしい。
何故中国の場合はこんなに早く終わってしまうのか?それは受験希望者に対して枠が狭すぎるということに限る。希望者が年々増え続けているにも関わらず、枠がそれに追いついていかないようである。
 じゃあ何故希望する人数分だけ枠を増やさないのか?中国における日本語能力検定試験は中国の国家機関が管理しているのでそのあたりの理由は分からない。
あまり日本語能力を持つ国民が増えることに意味を感じてないのか。国策的に増やさないようにしているのか?とにかく枠が広がらないので、申し込み開始と同時に枠が埋まってしまう。
知り合いの中国人はお昼からインターネットを繋ぎ続けて約2時間後に何とか申し込めたようだが、会社をその時間だけ抜けさせてもらって申し込んでいたようだ。


まるで日本の有名アーティストのコンサートのチケット取りを思い出す。
 その知り合いは申し込みが出来てよかったが、別の日本人の方から、自分のところ社員に受けさせたいが枠が埋まってしまったようなのでどうにかならないかといった相談も受けたが、結局は枠がなくどうにもならないようで見送ることになったようだ。
 このように中国人にとっては日本語検定試験は試験自体が狭き門のようである。



2008年06月07日 日本語が下手な中国の日本人
先日、知り合いの翻訳会社から日本語の添削を頼まれた。中国人が書いた日本語ならよくある話であり以前からも良く頼まれていたのだが、今回は明らかに日本人が書いた文章である。何故それ分かったかというと「てにをは」はほぼ問題なく、間違えた場所があるとしても日本人にありがちな間違え方だったからである。
 しかし送られてきた文章は非常に直訳的で、中国語の構文をきちんと捉えていないようで、翻訳文章は日本語文法は正しくとも、全体として文章の意味の通らないような箇所が何箇所もあった。特に主述関係がぐちゃぐちゃで、主語と述語が結びついていなく、長い一文の中で、主語に対してかかるべき動詞がないまま、文章が終わっているような文章も多々あった。恐らく留学生か誰かを使って日本語に翻訳させたものであろう。
 本当は彼らのほうが私なんかより中国語の勉強時間や、語彙力に関してははるかに上のはずであり、もっと正確に中国語を理解できるはずで、綺麗な翻訳文が出来上がってきても良いはずである。

 しかし現実ではそうではない。



 この翻訳者は中国語は上手になったのかもしれないが、日本語がまだまだなようである。少なくとも翻訳された文章が日本語として意味の通るものか、翻訳した本人が理解できる内容になっているかを本人が理解できなければならないのに、わけのわからなくなっている文章が翻訳文として提出されている。
 これは中国語能力というより日本語能力の問題である。
 幾ら中国語が上手になったとしても母国語側の日本語能力がこの状態では、例えば中国語を生かして働こうと思った場合、日本人人材としての評価は厳しい気がする。

 私なんかの中国語能力は、長く留学した方に比べれば会話も読解も圧倒的に低いのだが、日本語として最低限の常識的な文章と、言葉や仕事に関する「勘」で何とか中国でも仕事が成り立っていると思っている。
日本語文章もこのブログの文章を見ていただければわかるように、決して綺麗ではないが、とりあえず意味の通る文書を書くことができている。(はずだと思いますが最近誤字が多い気が、、、)


 最近上海で仕事をしていて特に感じるのは日本人の人材には日本人としての日本語の能力を要求されているということである。
 上海には日本語のできる中国人がたくさんいるので今の私の仕事の範囲では中国語の能力が高くなくても、コミュニケーションやビジネスの商談に関しては何とかなっている。
 しかし、今回のように小さな翻訳作業や日本語文章の作成時に「日本語のできる中国人」では難しいレベルの文章を要求され場面が多々あり、中国にいるのに中国語で神経を使う場面より日本語で神経を使う場面がとても多い。
 中国語のレベルの低い私がそうなのだから、留学を経て高度な中国語能力を持つ日本人として評価されたい日本人は、同時に高度な日本語能力を求められるといってほぼ間違いないと思う。母国語であるからといって安心してていてはいけないのである。
 外国において、日本語の文章が下手糞だと見られてしまうことは、中国語が下手だと思われるよりとても恥ずかしい。もちろんこれは中国語に限らず英語圏でも同じだ。
これから外国語を勉強し、外国語を武器に働こうと思っている方は是非まず、ご自身の日本語能力を点検することをお勧めしたい。





2008年05月27日 日本人営業社員の人件費相場が上昇
人材会社の方から聞いた話だが、現在営業職に限っての話だが賃金相場が上昇しているらしい。
ビザの関係で新卒の現地採用がほぼ事実上できなくなっているのと、日本の景気が以前より回復しているため人材が確保しづらくなっているという。
加えて中国のこの経済成長に伴い、中国国内への営業が必要となっているこの時期に各社が一斉に営業人材を欲しているため急激に相場が高騰しているらしい。
在中の日系企業の管理者はまだそのあたりの状況に気づかない人が多いらしいが、人を探し始めて初めて人材の供給不足に気づくという。

普通は人材会社の営業というのは営業社員が各日系企業を回って求人の御用聞きをするのがスタイルらしいが、今や企業の採用担当者が各人材会社を巡って人材探しのお願いをしている状態だという。完全な売り手市場である。
ただし、これは営業職に限っての話でその他の職種は今のところ相場が動いているということはないらしい。
しかし、別の職種の人材が営業職に流れればやはり相対的に人材不足が発生する可能性もあり、やはり賃金相場が上昇する可能性は捨てきれない。

この話を聞いて自分の懐にもよい影響が出て欲しいと祈るばかりである。



2008年05月22日 試用期間で解雇を繰り返す経営者
知り合いの会社で中国人が一人、試用期間で解雇されたらしい。
理由は業績が伸びなかったためだという。労働契約を締結せず3ヶ月の試用期間を働かさせられ、3ヶ月間の雇用期間終了の前日に言われたらしい。
3ヶ月の試用期間で実績を測られてしまうのは、何とも競争社会の厳しい実態を感じるものがあるが、実はこの経営者過去に何人も試用期間での解雇の実績があるらしく能力が高かったと見られていたこの社員への経営者の対応に、別の社員からも疑問の声が上がっているようだ。

試用期間中は給料が予定給の70%に抑えられるため、試用期間雇用を繰り返している実態は人件費の抑制を狙っているのではないかと社内の人間は疑っているらしい。

そうでなくてもこの契約解除手順は新しい労働契約法に照らし合わせると問題が非常に大きいような気がする。当事者ではないので詳細は分からないが、聞き伝わっている状況を事実だとすると、下記の問題点があるように思われる。


①労働契約の未締結
 例え試用期間であっても雇用期間に含まれ、労働実態が発生した時点から雇用期間に含まれるので、労働を開始した時点で速やかに雇用契約を結ばなくてはならなかった。
 法律では1ヶ月間以上1年以下未締結の場合、この期間内において労働者に2倍の給料を支払わなくてはならないこととなっている。

②試用期間での解雇手順の問題
 旧労働法でも試用期間中は「雇用条件に合致していないことが証明された場合」でなければ労働契約を解除することはできないとされており、会社側は例外としてしか労働契約を解除できない期間となっている。
 従って今回のように雇用契約を締結していない状態では雇用条件が客観的に存在し且つそれを労働者が知りうべき状態となっているとは言えず、例え今回のように業績が伸びていないとの理由があったとしても、書面など雇用条件に合致していないことを客観的に証明できるものがないので、試用期間での契約解除の理由が不当とされる可能性が高い。

 

よってこの解雇された従業員が訴え出た場合、会社側が敗訴する可能性が非常に高く、そうなった場合追加で3か月分の給料が払われるほか、雇用を継続する義務も発生する。
 それでもどうしても会社がこの従業員を解雇したい場合は更に1ヶ月分の解雇手当が発生する可能性が高いと思われる。

 新労働契約法が公布された現在、従業員採用は慎重さを要求され、かつ明確な雇用条件を・解雇条件を示さなければならないので、試用期間で解雇するケースは本当にレアケースになっており、今回取り上げた経営者のようなケースは許されない状況になっている。
 中国の労働者保護の法律がどんどん世界水準に近づいている現在、雇用関係や従業員へのケアを怠るとある日突然大きなツケを払わされるかもしれない。
経営者の皆様はご用心を!


2008年05月21日 携帯電話の氏名登録手続きのススメ
今の携帯電話の電話番号は約2年前に街の売店で買ったものだが、
買った当時は長期滞在をする予定ではなかったので登録する必要を感じていなかったのだが、こちらで働くようになって携帯電話の電話番号は非常に重要なものになった。
 日本人同士の会合の度に配る名刺には当然のごとく自分の携帯番号が印刷されているので、万が一携帯を紛失し、番号を変更するなどということになったら人脈を紛失するに等しい。

もちろん日本でも同様のケースはあるが、中国では日本以上に個人の携帯の持つ意味は大きい。先日、友人が携帯電話を紛失して大変だったという話を聞いて、急に怖くなって慌てて携帯電話会社に身分証の登録をしに行った。

手続きは比較的簡単である。パスポートを持参し、所定の用紙に電話番号、名前、登録を希望する理由を書き、かつて掛けたことのある電話番号を10個書けば手続き完了である。
受け取った窓口の人は、その10個の電話番号が本当に一致するものかどうかチェックしていた。発信履歴から書き出したので間違えようがないのだが、恐らく紛失したときも同様の手続きをさせられるということだろう。10分ほどで無事手続きは完了。これで万が一携帯電話を失くしてもパスポートを持参するだけで同じ番号のSIMカードを発行してもらうことができる。


 当然携帯電話を失くしたら電話機本体は買いなおさなければならないが、番号変更の苦労に比べたらお金で解決できるのは有難い。私の携帯電話は聯通のものだが中国移動もほぼ内容は同じだと思われる。

 ただし、電話帳の復元まではされないので、電話帳自体は自分でメモを書き出すか、電話帳バックアップ機能を持った機種を買う、あるいはそういう機種を持った友人に頼み電話機を借りてバックアップだけを取っておくなど自衛策は必要だ。特に友人関係などは名刺交換などしておらず番号交換だけで済ましている場合が多いからだ。
 
 とにかく築いてきた人間関係が無駄になってしまう危機はこれで回避できたことになる。
 気軽に街中で買える携帯番号だが、万が一の紛失に備えて氏名登録を行っておくことを皆さんにも是非お勧めしたい。





2008年05月11日 日本の商売の正直さ

今日、中国の放送局の番組であるが、秋葉原の某中古パソコンショップの取材があった。
中古品であるが故に、生じる品質の劣化部分も、きちんと店側がチェックして、悪い部分をきちんと表示してお客様に納得ずくで買ってもらおうという姿勢だ。
中には、一度も封を切らないまま中古品となった、いわゆる中古品も正直にそういう経緯で中古品扱いとして表示し、新品より数万円安く販売している。
そして、最低1ヶ月、料金を払えば最大3年の保障期間がついてくるというのだ。これにはレポーターの中国人も驚いていた。

これが中国であったらどうであろうかと考えた。
中古品も、ただ動くというだけのチェックしかされないだろうし、今回のような新古品はやはり新品と偽って販売されてしまうに違いない。
ましてや売り切り御免の中国で中古品の保障なんてものは考えにくい。
 
 こう考えると日本の商売が正直すぎる気もするが、正直な部分が信頼関係にも繋がっている。
悪い部分も含めて正直に話す、これが実は信頼への近道である。こういうところは是非中国に学んでもらいたい日本の良いところである。


2008年05月07日 業務ソフトが定着しにくい中国
日本には、勤怠管理から財務、営業支援まで様々な業務ソフトが市場にでまわっているが、中国はそういうソフトはあまり浸透していない気がする。
 人件費が安く、ソフトで合理化するより人手をかけたほうが安上がりでるという事情もある。

さらに、Excelなどを使えば、ある程度の業務処理は出来、そんなに高価な専用ソフトを改めて購入する必要もない。

 しかし、中国に業務ソフトが定着しない理由はそこではないように思う。
中国人の業務姿勢を見ていて思うのは、仕事を積み重ねたり、トレースする意識がとても薄いということだ。
故に、定型処理を合理化するようなタイプの業務ソフトはなかなか浸透しない。



 また現時点の中国の市場変化速度や法律の改正速度が非常に速く、そのおかげで結果的に業務が非定型的になり、業務ソフトに収めるような定型化が出来ないという事情もある。

特に中国の法制度の変化は、決定から施行までの期間が短く、法改正対応が必要なタイプの業務ソフトの浸透を妨げる。
 日本の、例えば給与計算ソフトのような業務ソフトは、法改正が決まってもその施行が一年後だったりして法改正対応開発の時間的余裕がある。
しかし中国の場合はその時間的余裕がなく、その仕様を固定する期間がとても短い。従って、業務を固定化する費用を回収する時間がなく、
そういった投資に経営者の目が向いていかない。


 また業務を定型化できるような安定環境を生み出せる状況というのは、実は他社の追随を許せる状況ということになり、中国の激しい競争社会では安定した途端にすぐに真似されて追い抜かれてしまう。

 そういう事情からだろうか?日本では当たり前に浸透している日常業務の管理ツールまでもが、なかなか固定されない気がする。
その分、業務を行う側にとっては毎日が行き当たりばったり的な苦難の連続である。




2008年05月01日 結果の分析の必要性と実践
先日の青島の列車事故、原因は人為的なミスだという。
運転士がスピードオーバーでカーブを走ったため脱線したのが事故の原因ということらしい。
確かにその事故を結論付けてしまえばそういうことに落ち着くのかもしれない。
しかし、中国の警察はそれ以上の捜索はしないのだろうか?
現場検証の細かさを含めて中国の捜査当局はどうしても結論を早く出し、理由を単純化したがる傾向にある。そのおかげで、鉄道は早く復旧するのだが、事故を招いた様々な他の要因は見逃され、次の事故の防止に繋がっていかないような気がする。

例えば、これが日本で起きた事故だった場合、日本の警察はかなり念入りに調査をするだろう。日本の警察は一般的に中国の警察に比べて捜査能力、分析能力が高いと言われる。
その理由というのは、実は表面上の現象の裏に隠れている原因について深く掘り下げて分析をしていくからである。
 実はこれ、警察の捜査だけではなく、日本の企業でも社員の問題解決能力を高めるための訓練として物事の原因を深く考察させるという手法はよく使われている。
日本のビジネスのきめ細かさと、警察の捜査能力の高さは実は根っこが同じなのである。


例えばこの列車事故を例にとって分析していくと、

①なぜ運転士がスピード超過をしたか
の理由を分析すると、
②-A 運転士個人の安全意識の低さ
②-B スピード超過をしやすいこの区間の線路の構造の問題
②-C スピード超過を防ぐための安全装置の不備
②-D ダイヤ設定上の不備
②-E スピード超過を招きやすい車両編成

などとスピード超過の裏にある原因を分析する。さらにA、Bをもう一段階掘り下げると
③-A-ア 教育不足
③-A-イ 速度制限より時間回復を促す周囲の雰囲気
③-A-ウ 個人的資質
③-B-ア 前後の区間との制限速度バランス
③-B-イ 前後の区間とこの区間の傾斜
③-B-ウ 速度感覚がつかみにくい風景、時間帯



さらに4段階目としてAを掘り下げる
④-A-ア-甲 運転士の絶対数不足による採用以降教育時間の不足
④-A-ア-乙 教育の質、教材の不足
④-A-ア-丙 経営側の認識不足
④-A-イ-甲 乗客の要求
④-A-イ-乙 国策としてのスピードアップへの要求
④-A-イ-丙 遅延時の罰則規定の存在
④-A-ウ-甲 採用時の適格人材の問題
④-A-ウ-乙 日常評価の問題
④-A-ウ-丙 個人的資質に左右される運転業務そのもの

さらに④-A-アの二つを掘り下げる。
⑤-A-ア-甲-Ⅰ経済の急速な発展による列車の増加による運転士の不足
⑤-A-ア-甲-Ⅱ一人っ子政策などによる対象労働者層の人口の減少
⑤-A-ア-甲-Ⅲ都市賃金高騰による相対的求人事情の悪化
⑤-A-ア-甲-Ⅳ労働法関係の整備による従来の労働環境への規制
⑤-A-ア-乙-Ⅰ列車機能向上、車種増加による、学習項目の増加
⑤-A-ア-乙-Ⅱ運転速度向上に追いついていない安全教育
⑤-A-ア-乙-Ⅲ実験データ、安全データの教材への反映の遅れ
⑤-A-ア-乙-Ⅳ海外データ取り入れに対する抵抗感。



といった具合に一つの事象の原因を深く掘り下げていくと、「人為的ミス」という一言では片付けられない背景的要因を探ることが出来る。
 もちろん今回の事故対応として改善できる原因と取り除けない原因があると思うが少なくともこれらを見分けていくことができる。
(この事故に関しては当事者ではないので、あくまでも推測でしかないですが。。。)

これはやはりビジネスでも同じで、これをやらないと、ビジネス上で詰まったときの改善策を立てるときに、ちゃんと原因を分析しないと運よくその場を乗り切っただけではまた同じことを繰り返すだけなのである。

ただし、異国の地中国では、日本人の常識では思いもよらない要因が潜んでいたりするので、この分析をやるときでも注意が必要でなかなか容易でなかったりする。
まあ、そこを乗り越えたときに外国でのビジネスの面白さがあるのではありますが、、、。

先日の列車事故のようなことが二度と繰り返されないことを祈るばかりである。





2008年04月24日 上海ならではの交流環境 神奈川県人会に知事来る
昨夜、上海神奈川県人会が開かれ、今回なんと上海を訪れている松澤県知事も参加した。
以前仕事の絡みで某市長と食事したことがあるので、市村長クラスの方にはお会いしたことがはあるのだが、
県知事クラスの方と挨拶させていただいたのは初めてである。
上海での日本人交流の楽しみというのはこういった日本では絶対知り合えないような世界の人と交流が出来ることである。
日本にいたときの会社は事務職であったこともあって、仕事先の人間関係の幅が広がる要素が少なく、旧知の友人以外はなかなか交流の幅が広がらなかったが、上海に来て以降の交流の幅の広がりと人数の増え方は日本にいるときとは比べ物にならないほど急激だ。日本にいたときは総経理(社長)といった肩書きの方と、例え名刺交換だけでも行う機会は極まれだった。
もちろんこちら総経理といっても企業規模が小さかったり、現地法人の総経理のため、日本の本社では部長クラス程度であったりはするが、その方々でさえ今まで知り合う機会はなかったといってよい。


こういう方々と交流することの目的に、当然仕事に結びつく何かを探していること自体は否定しないが、それだけではなく人と出会うこと自体が結構楽しみである。
こういう交流が直接の仕事にも結びついているし、友人も多く出来た。
まだまだ上海での人材交流の遊泳は続きそうである。





2008年03月24日 家探しは恋愛のようなもの
昨日、同僚が日本から転勤のためやってきて、空港の出迎えからホテルのチェックIN、携帯のSIMの購入、交通カードの購入、お食事、お買い物、そして今日の部屋探しまで全部アテンドした。
 特に今日の部屋探し、自分の部屋探しのときは言葉に自信が無くて一人で探すのを断念したのに他人のこととなると非常に余裕があった。なんだ、結局自分の時も出来たってことじゃん!!と今更悔しがっても仕方ない。
 既に契約を延長してしまい、3か月分の家賃を払ってしまったのでどうしようもない。それに彼女とは予算が違う!

 他人のことはできるのに、自分の事は自信が無いなんてまるで恋愛相談のようだ。
早く俺もバスタブのある部屋に住みたい。。。
 あ、手付けに貸してあげた1000元は早く返してね、○×さん!



プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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