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2013年09月15日 未来の日本は外国人だらけ?
 一昨日見た「たけしのニッポンのミカタ」の番組の中で、日本の未来を暗示するような驚くべき事実が紹介されていた。

 まず六本木の某コンビニでは店長以外の従業員はほとんど外国人で、副店長も外国人が務め若いアルバイトに指導を行なっているお店があり、日本人従業員のいない時間帯もしばしばのような現実が紹介されていた。

 以前からコンビニ店員に中国人や韓国人の留学生が増えていたのは知っていたが、ここまでまるっきり外国人だらけのお店は初めて見るし、しかも中国・韓国に限らず、北欧や東南アジアの従業員も少なくない。

 またあるタクシー会社では日本人より売り上げの良い韓国人タクシードライバーが活躍していたり、八王子の病院ではインドネシアなどからの外国人医師や看護婦が活躍し、日本人より遥かに一生懸命働いている。

 もちろん、外国人向けではなく日本人相手として、日本語できっちり対応しており、下手な日本人より遥かに丁寧である。

 こういった比較的労働条件のきつい現場ではもう外国人労働力の協力なしには日本の産業が成り立たなくなっているのが現実のようである。

 さらに驚いたのは神奈川県横浜市にある某団地では、住民の3割が外国人世帯で、この街の学校では生徒のおよそ7割が外国にルーツを持つ子ども達だという。

 クラスによっては30人ほどの人数のうち日本人はたった2人で、あとは中国・韓国・タイ・ベトナム・インドなどアジア各地にルーツを持つ子供たちが学んでいる場合もあるようである。

 もちろん授業や会話の基本になるのは日本語だが、多国籍の現状を考慮して学校側も各国の挨拶をみんなで学ぼうとする授業を行うなど、国籍の垣根を越えた授業を行なっていた。

 まあ、見れば見るほどここは本当に日本なのかと疑いたくなる風景であった。

 もちろんこれは極端な例であって、ここの現状はラオス・カンボジア・ベトナムなどの難民受け入れが多国籍の発端らしいが、そうだとしてもこれがフィクションではなく日本で現実に起きている状況だということが驚きとなる。

 社会の多国籍化というのは頭では分かっていても、こういった状況をいきなり目の当たりにすると、心に受け入れるのに時間がかかる気がする

 ただまあ上海に暮らす身としては、日本でこの状況が起きていることが驚きであるだけであって、上海の古北などでは同様に欧・米・印・日・韓など人々が当たり前のように入り乱れており、そういう状況そのものは私にとって日常の光景になっている。

 今回、東京オリンピックの開催が決まって日本国内では「日本に元気を取り戻す」など「日本のオリンピック」として喜ぶ声が多いような気がするが、確かに地理的な意味で東京は日本の首都ではあるものの、今回紹介されような社会の現状を目の当たりにすると、彼らのいう「日本」とはいったい何なのか?その意味を考えさせられる。

 日本では在日朝鮮人の問題を騒ぐ人も少なくないが、そんな1か国の外国人の問題では済まない現実が日本国内にあるのである。

 恐らく7年後の東京オリンピックでは通訳スタッフだけでなく、外国人の警備員や販売員、運営用員など外国人スタッフの活躍なしでは成り立たないのではないかと思える程、日本の人材基盤は脆弱になっているような気がしており、つまり「日本の力」ではなく「多国籍の力」によって東京オリンピックは実施される、そんな気がしている。


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2013年09月14日 昨日雷雨で古北カルフール前が水浸し
 昨日の19時半頃に、豪雨の後の古北のカルフール方面へ行ったところ、歩道の周りに大きな水たまりが出来ており、道が渡れず、都会の真ん中なのに孤立状態になった。

 水城路駅の方からカルフール方面に渡りたかったのだが、たったそれだけの距離が前に進めなかったのである。

 雨は既に止んでいたので、いずれ水が退くだろうとは思ったが、そんなところで1時間も2時間も待ってられなかったので、そばに転がっていたレンガを水溜りの中に投げて、足場を作ってみた。

 するとまあ、なんとか渡れそうになり全く被害なしというわけにはいかなかったが、水の中に足首まで浸かるような事態は避けることが出来た。

 こうやって無事カルフール側に渡ったが、実は渡った先でもまた同じ状態に遭遇した。

 カルーフール前のタクシープールは、本物のプールというか水路と化していたため、タクシー待ちをしていた欧米人たちもお手上げのような状態になっていたのである。

 そして更に私は南下して栄華東道の交差点に差し掛かったら、やはり車道が冠水していた。

 無理に今日ここへ来るんじゃなかったなと思いつつ、突破口を探す。

 幸い栄華東道の歩道は冠水してないかったので、古北路方面に向かっていくと水溜りの幅が小さい場所を発見しそこを渡った。

 そこから先は大きな水たまりに遮られることも無かったが、結局やはり靴がそれなりに濡れてしまう結果となった。

 雨の量など色んな条件がそれぞれ違うので日本と上海を比較してどうのこうのいう事は中々難しいが、年中スコールのような雨に襲われる割には、雨水の排水など、水回りがかなり弱いのではないかと思われる今回の大きな水たまりであった。

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2013年09月14日 人参烏龍茶
 以前人からもらって飲んで、非常に気に入ったお茶の一つに「人参烏龍」というものがあった。

 飲み切ってから自分で買いに行こうと思っていたのだが、瞬く間に名前を失念してしまって、スーパーなどでお茶の葉コーナーを見ても、ピンとくるものが無くかなり長い間買いそびれていた。

 スーパーでは台湾の凍頂烏龍は良く見かけるのでそれかなとかとも思ったが、ネットで説明を読む限り、イメージと違う感じだったのである。
 
 で、先日たまたま田子坊の臻茶林さんを訪れた時に見つけ思い出したたのが、この人参烏龍であった。

 お店で試飲させてもらうと甘味があり確かに記憶の味と一緒だったのである。

 店の女の子に普通の店でも買えるのかと尋ねると、スーパーとかではあまり売っておらず、お茶専門店じゃないと無いのではないかということだった。

 道理で見つからなかったはずである。

 で、早速購入することにするが、この人参烏龍は普通のお茶に比べるとかなり高く、50gで50元もする。


この人参烏龍の人参とはいわゆる高麗人参のことで滋養強壮に効き、確かに以前飲んだ時は身体にいい影響があったと記憶しているし、それ故の高級茶となっている。

 ネットでその効能を調べてみても
・疲労回復
・中性脂肪やコレステロール値の低下
・脳の血流改善
などなど、私にとってはいいことづくめの効能が並んでおり、まあお茶としては結構高級品だが、日々の健康管理の薬だと思えばそんなに高い物でもないわけで、今後毎日飲み続けようと考えている。

 それ故に ようやく思い出したこの人参烏龍の名を忘れまいと、ここのブログに名前を残すことにしたという次第である。

 皆さんも是非お試しあれ。





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2013年09月13日 タオバオが生むゴミの問題
 ここ最近、タオバオやアマゾンでネット通販をする機会が増えたが、その際に気になるのが、商品の梱包材の問題である。

 壊れないようにとの配慮なのだろうが、例えばDVD1枚を買うのにマーガリンの箱のような大きさの中に緩衝剤が沢山詰め込まれ、更に袋で何重にも梱包され送られてくる、

 まあアマゾンなどは、比較的最小限の梱包で送ってくるが、自社便ではなくバイク便などで送られるタオバオの商品などは、輸送途中での毀損を避けるために、かなり頑丈に梱包され送られるのでゴミの量も多くなる。

 これらは商品を開封する時になかなか綺麗に開けることが出来ずに、結局破いたりしてしまうので、再利用はほとんど難しい状態になり、最後は捨てざるを得ない状況になる。

 そんな梱包材のゴミが最近毎回結構多く出る。

 地球の資源や環境を考えたら非常にもったいない話で、もっとリサイクル利用するシステムの設置が出来ないのかと感じる。

 例えば、梱包材を一回切りの使い捨てにせず、どこかのルートを使って回収し再利用する形はとれないものかという気がする。

 もちろん、購入する人の気持ちもあるだろうから、耐久性のリサイクル梱包材と通常の梱包材を選択できるようにして、リサイクル梱包はコンビニなどを通じて回収してもらい、改修に協力してくれた人にはポイント還元するなどしてリサイクルへ誘導政策を取る。

 このような政策を取れば、この通販のゴミは少しでも減らせるよう気がしている。

 そうでなくとも、中国では実体店舗が淘汰されネット通販化が進んでくる現状の中で、輸送のための梱包材需要がどんどん増えているはずで、それに比例して梱包材のゴミも増えているだろうに思う。

 こういった社会システムの変換の趨勢の中であるからこそ、考えてもらいたいこのタオバオなどの通販のゴミの問題である。


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2013年09月12日 間違いの誕生日を祝う9月28日?
 昨日の9月10日は中国では教師節といって、恩師に感謝する日として定められていたようだが、それに関する不思議なニュースを見つけた。

 この教師節を9月28日に変更しようとする動きがあり、その理由として9月28日は孔子の誕生日だからということらしいのだが、その孔子の誕生日自体が根拠が無く間違っているらしい。

 まあ紀元前の今から2500年以上も前の事だからどの根拠も怪しいといえば怪しく、何が正確なのか自体は全て懐疑的だとは思うが、現在の定説だと紀元前523年の10月9日だったというのが最も一般的になっている。

 それにも関わらず、中国国内では9月28日が孔子の誕生日として一般的に祝われている。

 この9月28日の根拠として言われているのが中華民国時代の1913年に孔子の生誕を記念した式典が行われたのがきっかけとされ、それ以後は9月28日が孔子の誕生日とされているようだが、これだけではどうにも根拠に乏しい。

 では、何故1913年の時点で9月28日という日にこの孔子の生誕式典を行なったのかがカギになる。

 一つ考えられるのが、孔子の誕生日が旧暦で8月27日として伝えられていることである。

 そこで私は1913年9月28日が旧暦の何月何日に当たるのかをインターネットで調べてみた。

 すると見事に興味深い結果が得られた。

 1913年の9月28日は旧暦の8月28日であったことが分かったのである。

 しかも、調べたサイトは計算上得られたカレンダーであるので、実際の設定と異なることもあるとのことなので、政治的な都合などで日付がずらされ1913年9月28日は旧暦の8月27日であった可能性も無くはない。

 まあその日付のズレが無いとしても「8」という数字を好む中国人が式典を28日という日に合わせたということは十分考えられるし、1913年9月28日が大安の日曜日でもあったことから、当時の習慣に日曜という概念がどれだけ組み込まれていないかは分からないが、休みだったという前提に立てば式典を行ないやすい日曜に合わせて実施されただろうことは想像に難くない。

 こうやって状況を整理していくと、1913年の9月28日に孔子の誕生式典が実施されたのは、たまたまその年が旧暦の8月27日の前後に当たっていたというだけで、それ以降も9月28日に孔子の誕生日を祝う根拠は何もなくなっていたことになる。 

 にも関わらず、相も変わらず9月28日を孔子の誕生日だと扱い続けているというのは滑稽でもあり、この国らしい出来事のような気がする。

 定めた人の面子で変えられないのかどうかわからないが、上記の論に立てば8月27日或いは10月9日を孔子の誕生日として決め直してもいいと言う気がするこの誕生日論争である。

 となると教師節も10月9日となるかもしれないがこれは中秋節と国慶節が絡んだ連休政策の意味もあろうことであり、孔子の誕生日という根拠があろうとなかろうと、9月後半に定めたいというのが本音なのかも知れないなという気がする。


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2013年09月11日 60票が日中韓関係に安定をもたらすか
 再びオリンピック関係の話であるが、今回のIOC総会において開催都市選定が行われる直前の段階で、韓国の関係者がネガティブキャンペーンのロビー活動を行ない、東京の選出を阻止しようとしていたことが伝わっている。

 これが事実なら、そこまで韓国は子供じみた行動するのかと、国や人として良識を疑いたくなる。

 招致レースに参加している都市の関係者ならともかく、今回に関しては完全なる第三者であり、国ぐるみの福島周辺県の海産物の禁輸措置と言い、幾ら感情的に気に食わない面があると言っても、どうも行動が大人げないといった印象である。
 
 しかしながら、そういったネガキャンが行われたにも関わらず、マドリードやイスタンブールを抑えて最終的には60票という高得票を得て東京は2020年の開催都市に選ばれた。

 60票というのは全投票数の62.5%とほぼ全体の3分の2であり、このような高得票率は過去40年にはなく、1980年のモスクワ大会の選出以来である。

 今回ライバル都市に不安材料があったとはいえ、東京にそれだけ信頼感が寄せられた結果になったことは、ネガキャン張っていた韓国にとってはそれなりに衝撃だったと思われるとある識者が指摘していた。

 その点は中国も同様であり、反日意識が強いされるとされるこの2国にとっては世界からの60票という得票は、下手なやり方で日本を妨害でもしようものならば、返す刀で自らの国の立場を危うくする可能性があることを示した数字と言えるのである。

 まあ、かの国たちの事だから今後どう対応して来るか全く予測がつかないが、韓国自体も2018年に平昌の冬季オリンピックを控えている時期であり、雪の少なさや運営経験の無い競技があって日本に助けを求めている状況があるなど、開催に不安を抱える状況であることが伝わっている。

 そんな中で下手に日本の足を引っ張れば、東京の開催を阻止するどころか自国のオリンピック開催すらはく奪されない訳で、そんなネガキャンは今後は当面収束するのではないかと思われる。

 また中国も日中間に尖閣の問題があっても、しばらくは世界が日本に注目する中では表立った強い行動は出来なくなるではないかという気がする。

 その点は実は日本国内の政治事情にも言えて、経済問題の消費税はともかく、中韓を初めとした周辺国を刺激しかねない「憲法改正問題」や集団的自衛権などの問題は、少なくともオリンピックが終了するまで封印されるような気がしており、憲法を変えて欲しくない私としては、オリンピック決定が好影響をもたらしているという気がしている。

 つまり、今回の60票という得票を得て開催都市が東京に信任された事実が、少なくとも今後7年間は、日中韓の政治関係者に冒険的行動を起させない抑制的影響をもたらし、結果、この間は表面上の安定を得るのではないかということである。

 さらに昨日のニュースで、サッカーのW杯の2022年のカタール開催を危ぶむ声が出始めているとのことで、その代替国として日本の名前が取り沙汰される状況になっている。

 今のところ実現性は少ないと思われるが、もしそんなことになって日本がきっちり役目を果たしたとしたら、今後日本への迂闊な妨害はますますできなくなるという気がするし、2018年の平昌冬季五輪の長野か札幌の代替開催だって当地の準備状況によっては有り得ない事では無くなってくる。

 まあ、実際そんなに巨大な3つのイベントが一気に来たら、日本とててんやわんやになりそうだが、同じ年でないことを考えれば、トップ組織の人手さえ足りれば実施自体は不可能ではないと思われる。

 とにかく、今回東京がオリンピック開催都市に選ばれ与えられた役割をきちんとこなし、成功させることが国際的な対外関係においても平和的安定を続ける一番の近道だという気がしている。


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2013年09月10日 ハッタリ総理と嫌がらせ記者
 もう開催が決まった事なので、多少の事は書いても許されると思うが、先日のオリンピック開催都市選考のプレゼンを見ていて思ったのは、日本の総理は随分凄いハッタリをかますというか、世界中の記者の前でよくもまああんなに堂々と大ウソをつけるもんだなぁという事。

 汚染水に関して言えば、今現在どれだけの量があふれているかなどの数字は全くの推定でしかなく、その量について把握されていないのである。

 また汚染水が完全にブロックされているというのもほとんど不正確であり、希釈されながら海に少しずつ流れ出ているのが実態であり、そのことは日本国内で大きく報道されている。

 また、今まで被ばくの被害が全く出ていないような話も不正確だし、今後万が一、福島沖で地震が再発生したような場合に、原発が暴走しないような状況にまではまだ全くと言っていいほどコントロールされていない訳で、総理の言ったアンダーコントロールというのは酷いハッタリだということになる。

 ただ、こういった一国の首相が海外メディアに向かってハッタリをかます一方で、今回日本招致団に対して、汚染水の質問を執拗に投げかけていたのは実はトルコとスペインの記者だけだったということが伝わっていて、海外メディアの質問とされていた中身はライバル国のメディアによる嫌がらせというか足の引っ張り合いだったようである。

 つまりキツネとタヌキの化かしあいではないが、ハッタリ総理と嫌がらせ記者の神経戦があの場で行われていたようである。

 まあ嘘も方便というか、こんな経過のハッタリで勝ち取ったオリンピックであるが、ハッタリのメッキがはがれぬうちに、つじつまが合うように本当の意味での汚染水管理に全力をつくして欲しいという気がしている。


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2013年09月09日 涼しくなると蚊が増えてくる
 夏の暑い盛りにはほとんど見かけなかった蚊たちがまた舞い戻ってきたようで、9月に入ってからまた増えてきたような気がする。

 どうも8月の夜も30℃を超えてしまうような気温は蚊の生育条件に適さないようで活動も活発ではなかったが、最近のように昼間だけ30℃を超え、夜は25℃前後をうろちょろするような気候状態が蚊の活動に適しているようである。

 それ故に蚊に食われる回数も増え、日本から持ってきてキンカンが再び活躍している。

 日本では蚊と言えば夏のイメージが強いが、上海ではどうもその前後で活動を活発にする時期があるようなので、関東から来た私にはちょっと調子が狂う面もある。

 ちなみにウィキペディアによれば、蚊に刺されやすい血液型というのは俗説らしく、その代わりに蚊は温度が高く二酸化炭素の密度が高いところに向かう習性があるらしいようで、体温が高く呼吸回数の多い人が刺されやすい、つまり新陳代謝が激しい人が刺されやすいようなことが書いてあった。

 つまり私のように汗かきで新陳代謝の激しい人は刺されやすいとのことのようである。

 まあ、蚊に刺されただけならいいが、変な伝染病も蚊を通じて感染すると言われることから、なるべく蚊取り対策を行なって寝るようにしないといけないのが、この夏の前後の季節のようだ。

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2013年09月09日 上海からスピードテスト
 私の家は現在中国国内の電信の契約でインターネットに接続しており、名目上は20Mの契約である。

 名目と書いたが、中国国内でスピードテストを実施すると20Mフルに近い数値を出すこともあり、あながち嘘でもない。

 そして今朝も日本のUSENのスピードテストページを使って、日本との接続速度を何回か測ってみたが、3M程度を出すこともあるが、結構ぶれており平均1Mちょっとと言ったところになっていた。

 好調な時は10M以上の速度も出る時があるので、今日はどちらかと言いうとかなり遅い日ということのようだ。

 こういう時はまず中国のカレンダーを調べてみる。

 中国では主要なイベントなどがある時は、ネットへの監視などが強化される場合もあるので、回線が重くなると同時に文章のやりとりにやや気を使う必要も出て来るのである。

 しかし、そういった事由が見当たらなければ、単純にトラフィックが多く重いという判断になる。

 そして今日という日についてネットで幾つか調べてみたものの、目ぼしいものはあまり見当らなかった。

 ただ明日の10日はあの島の国有化から1年なので、その意味では影響がないとは言えないが、中国のネット強化は対海外というより寧ろ国内に対する物なので、今回はそれにはあたらないような気がしている。

 とすると、どうも単純にトラフィックが重いようである。

 月曜日というのはどこの企業でも週明けの動きという意味でトラフィックが重くなる傾向があり、故にどうしても重いファイルのやりとりなどをする場合は月曜日を避けた方が賢明なようである。

 今週はしばらく上海から定時計測をやってみようかと考えており、傾向が見えたら改めてご報告したい。


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2013年09月09日 オリンピックに持っていた夢
 今回、2020年の東京オリンピック開催決定を受けて、昔持っていた一つの夢を思い出した。

 まあ中国に来て以来、この滞在国で北京オリンピックという時期を経験してしまったがために、オリンピックに対する崇高な精神をことごとく破壊されてしまった印象があり、オリンピックそのものを素晴らしいものとして捉えられなくなっているような自分がいた。

 こういったネガティブな印象は昨年のロンドンオリンピックでやや取り戻されたが、結局あのサッカーの3位決定戦の試合で最後に嫌な印象を残してしまったがために、悪い印象の完全払拭とはならなかった。

 しかしながら、今回の東京オリンピック決定により、トルコとの友好的な争いなどもあって、ようやくオリンピックに対するネガティブイメージを排除した形でオリンピックに向き合えるような気がしている。

 確かに原発事故や震災復興、南海トラフ地震に国家財政など、不安を上げればキリがないが、これらはイベント成功の不安要素ではあってもオリンピック精神そのものを脅かす存在ではない訳で、そういった意味ではようやく純粋にイベントに向き合える気持ちになりつつある。

 さて、私が若い頃に持っていた夢というのは、オリンピックの開会式イベントの演出をすることであった。

 1984年のロサンジェルス大会のファンファーレと開会式の演出に強烈な衝撃を受けた私は、以来小さいながらもイベント的なもの表現的なものに多くかかわって生きてきた。

 あの頃はまだ前回の東京オリンピックが20年前に実施されたばかりの頃であったが、50年くらい経てば、もう一度くらい日本でオリンピックをやるチャンスが巡ってくるかも知れず、私が40歳を過ぎた頃に開催されればいいなぁなどと考えていたのである。

 開会式の演出のアイデアなども何度も何度も頭の中で浮かんでは消え浮かんでは消えを繰り返すほどの想像をしてきていて、例えば和楽器や世界中の楽器によるラヴェルのボレロの演奏を行なって、1人からスタートして最後には世界中の人が一つの大きな輪になるようなイメージが作れないかなど、様々な要素を日々オタク的とも言えるほど色々考えてきたのである。

 そして今回なんと夢に描いていた通りに私の40代の時期に東京にオリンピックがやってくることになったのである。

 これは驚きの予想的中である。

 私にはこれまでの夢がある故にひょっとしてこれは天が与えたチャンスか?とまで考えてしまったのである。

 とはいえ、現在においての自分自身は中国にいるわけであり、中国に来て以来そういったイベントに関わる仕事などから離れてしまっているため、日本の名誉にかかわるようなイベントの中枢に入り込めるような状態ではなくなってしまった。

 もちろん、日本に居続けて望んで努力し続けたところで、中々入れる世界では無いことは、もう私も十分大人になったので良く分かっている。

 しかしながら、こうやって東京オリンピックの開催が実際に決定した現在においては、やはり見る側ではなくできれば作る側に加わりたいというのが本音である。

 今更演出やプロデューサーの位置に立とうなどとは夢にも思わないが、世界中に希望を与えられる演出の一端をどこでもいいから担げたら幸せだなという気がしている。

 こんなことを考えるようになっただけでも、今回の開催決定は私にとって結構衝撃であったニュースであり、開催決定後の時間は決定前の時間とは全く違った人生が流れ始めているような気がしている。


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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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