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上海ワルツNEW


2009年04月30日 グーグルマップが新しくなってる!!
エクスプロアの地図だとこんな感じ
ネットの世界のありがちな無予告更新(というか通知ルートないが)だが、マップがリニューアルされていた。
以前より軽くなり、かつ詳細まで表示できるようになったようである。
 バス停とか飲食店とかまでかなり細かく出ているし表示もすっきりした。
しかもこれがほぼ中国全土をカバーしているようだから凄いの一言に尽きる。
恐らくモバイル環境を意識した変更かと思うが、我々一般ユーザーにとっても歓迎すべき変更である。
しかも大縮尺でも地下鉄の位置が明確に分かるようになった。
 こんなものを無料で提供してくれるGoogleって凄いなぁと思ってしまう。


このサイトの上海の地図


2009年04月27日 経済危機は休んで回復か、働いて回復か?
 こちらが週末も働いているときに、日本はもうすでにGWに突入したとのニュースを目にした。有給休暇を追加すれば16連休という休み方も出来るらしい。
私から見ればうらやましい限りであるが、企業にとっては過剰在庫を抱えないための労働調整の意味もあるらしく必ずしも手放しで喜べる状況ということではないようだ。
もちろん日本ほど深刻ではないものの経済危機に襲われたのは中国も同じで、私の会社も少なからずとも影響を受けたといえなくもない。
 しかし、そこから脱却するためにこちらは休み返上で働いて回復させようとしているのに対して、日本は休んで回復させようとしている。
世界同時に襲った経済危機なのに働いて回復させるのか休んで回復させるのか、目的は同じでも手段は全く正反対であるところが不思議だ。
もちろん、日本は働かせれば働かせるほどコストが掛かるのに対して、こちらは残業だの何だの細かいことを請求せずに業績回復のために基本給だけで勝手に働いていて、その時間のコストを全く考慮しないので単純な比較は禁物だが、まあこうまでも手段が違うのは非常に面白い。


 日本は会社組織がしっかりしているお陰で社員もしっかり守られてもいるのだが、それ故に社員を働かすということはコストでもある。大企業になればなるほど個人の勝手な努力も許されにくくなっている。
 例えば私のように家に仕事を持ち帰って夜中まで仕事をするなんてことは組織として許されない場合が多い。そうなると個人が出来る努力なんぞ非常に限られているし貢献できる幅が非常に狭くなってくる。結局家に帰って自分を磨いて社内の相対的評価を上げる程度の努力しか出来ないことになる。しかしこれだと自分の給料は上がるかもしれないが、それが会社の業績に繋がらなければ結局自分自身の存在がコストアップしただけにしかならない。これはある意味会社にとっても本人にとっても不幸である。
 逆に今の会社は残業代を請求したことはないが、好きなだけ業績アップのために働いてもいい状況になっている(許可をわざわざ取った覚えもないが)。
まあ給料は安いし、残業代ももらってないが、なんとか生活は出来ているし、未来の業績アップの努力を目一杯できるというのはある意味幸せな環境である。
努力の対価は、結果が出ればそれ相応のボーナスなり給料で取り戻せる(はずだ)。

経済危機を休んで回復させるか、働いて回復させるか?
考え方はいろいろあると思うし性格の問題もあるが働いて回復を目指せる環境にいる自分はやっぱり幸せだと思う。




2009年04月27日 月曜の朝の目覚め
本来、月曜日は仕事の始まりの一週間のはずだが、ここのところ土日にやっつけ仕事をして、日曜を丸一日つぶして作業をしたり、夜中まで作業をしているお陰で、どうも「ようやく週末が終わった」という感覚で月曜を迎える場合が多い。
ようやく平穏な生活ペースに戻れるといった感覚である。
 昨日の夜も、ある作業のノルマを自分に課していたので、結局寝るのは2時過ぎになった。ノルマをこなしたという達成感は確かにあるのだが、さすがに疲れが取れない。本来休息であるべき週末に疲れを溜めてしまった感じだ。
 平日のほうが比較的規則正しい生活なので、実は疲労が解消される気がする。
それが証拠に金曜に近づくにつれ結構元気になるのだ(笑)
 とにかく今日は月曜の朝、日本だと月曜に疲れていたり、休んだりすると遊び疲れを疑われるが、私に限っては仕事疲れのピークが月曜の朝で、一番目覚めが悪い。
この悪循環から早く抜け出そうと思うがなかなか思うようにならないのが人生である。



2009年04月24日 日本だからできるあたらしいオリンピックというスローガン
PRグッズ
 先日ちょうどIOCの委員が東京の施設を視察した時期に、それに合わせてなのかどうか知らないが上海の東京都民の会が開催されたので参加してきた。
 毎月開催しているこの会であるが、是非この会でもオリンピックの東京への誘致を盛り上げようと、今回は結団式の名目で横断幕や、各PRパンフ、グッズを持ち込んでの会合となった。
 結団式とはいえ、記念写真以外は特別なイベントはない会合ではあったが、この東京誘致を掲げるスローガンの中で、ちょっと気になる文言があった。

「日本だから、できる。あたらしいオリンピック」というスローガンである。
 何故「新しい」が漢字ではないのかも気になるが、それ以上に「日本だからできる」といったところが気になる。確かにライバル都市があるので、差別化を図る意味があるのだと思うが、中国に暮らす我々にとっては、どうしても昨年の北京オリンピックとの比較を意識してしまう。

 中国政府は北京オリンピックの大成功を喧伝しているが、日本人や多くの国にとって北京オリンピックは非常に後味の悪い大会であり、苦い経験として感じているように思える。
 まあ無事開催され終了したともいえなくはないが、いろんな意味で失敗だったと感じさせられる部分が多い、そんな詰まらなさを感じたのが去年の北京オリンピックだった。
 その去年の今年で出てきたのが、この東京大会誘致のスローガンである。どうしても「(中国にはできない)日本だからできる」と読みたくなってしまう。
中国のようないい加減な運営ではない、「快適な」環境で、しっかりした管理の下でハリボテではないオリンピックは、日本だからできる、と読んでしまう。
 もちろん、敢えてそんなことを直接謳うはずもないが、北京大会の反省点を日本なら全てカバーできますというのが、今の東京のPR戦略のような気がする。
 これは日本製品の優秀さをPRするときと同じ戦略だが、果たして工業製品と同じように、中国製品との差別化で活路が見出だせるのか? まだまだ生々しい昨年の北京オリンピックのネガティブな印象が、果たしてどれだけ東京大会誘致の追い風になるのか?
 結果がでるのは今年10月2日である。2016年オリンピック開催地決定まであとほぼ5ヶ月、それまで追い風は吹き続けるか?是非見守りたい。



関連ページ娯楽関連情報

2009年04月23日 ネットの情報の半分はパンダ
いろいろ紆余曲折した会社の移転問題だが、実は先週末にほぼ決定した。
移転時期に関してはまだ流動的だが5月中の移転完了を目指すとの事。
これを受けて、先週の自分の部屋探しを始めようとまずネットで市場調査を始めた。
中国には上海だけでもかなりの数の部屋探しサイトがあり、かなりの件数の物件が掲載されている。
使いやすいサイト、使いにくいサイトいろいろあるがそのサイトの構造に限らず、
掲載されている情報の半分は客寄せパンダ的なダミーの物件情報であるという。
従って、条件の良い物件を見つけて連絡をとってみるとその物件はもう成約したと言われ、別の物件を探して紹介するがどうかと必ず言われる。
確かに上海の空室市場は流れが速く、条件の良い物件はすぐに埋まってしまうので、本当に不動産会社の言うとおり成約済みの可能性もあるが、やはりどうにも疑わしい。
果たして、本当にその物件があったのかどうかもこちらには知るすべがないので確かめようがない。どうにも顧客集めの客寄せパンダのにおいがする。


 実は先週末これと同様のことがあり、見事引っかかってしまった。
私自身が部屋探しのためにネット上で情報を探し、良さげな物件があったのでそこに電話をかけたのだが、相手からその物件はもうないといわれたのである。
 しかしながらその物件情報の登録日時は前日の夜の7時であり、私がその情報を見つけたのは夜中の1時頃、そして電話をかけたのが朝の9時である。真夜中に契約が成約したとしか考えられない状況である。もちろん上海とてそんな真夜中に部屋を見て契約するようなことは常識的に有り得ない。
 結局は元からそんな好条件の物件など存在しなかったのである。
  そして、次の瞬間から不動産屋からの紹介攻撃が始まる。まあこちらとしてはこの「客寄せパンダ物件」と同等の物件が用意されるならば言うことないのだが、そんなやり方をする不動産屋に限って、ロクな情報を持っていない。しかも話が通じない。言葉が通じないのではなく話が通じないのである。
その不動産屋から数件の物件を紹介され、部屋を見て回ったのだがどうにもこちらの要求がまったく通じていないような条件の部屋を紹介された。
説明しても、どうも部屋と相場のバランスがあっていない気がする。日本人だからなめられている部分もあるかもしれない。


 こんな不動産屋に付き合っていると3日たっても見つけられそうにない気がしたので、そうそうに離れた。
次の日に電話が掛かってきた時には「もう決まった」と嘘をいえばそれで終わりである。パンダのお返しなので罪悪感もなく言える。
 不動産選びというのは実は不動産屋選びがまず重要なことだと教えられた。ネットにはぬいぐるみを来たパンダがたくさんいる。
今回の教訓は「パンダに気をつけろ!」である。


2009年04月19日 プロは100点の仕事はいらない
以前結婚式の音響のバイトをしていたとき感じたことだが、プロの仕事と呼ばれるためには仕事というのは確実性が大事であり、常に80点の合格点を取る必要があり、それさえ取れていれば極端な話、100点の仕事をする必要などないということである。
私のやっていた仕事は、お客様の結婚式という一生に一度の晴れ舞台で、それに対して失敗は許されず、100%の成功が必須だったのである。
 もちろん100点を取れるに越したことはないが、100点を取るために50点や70点の落第点があったのではプロとして失格だったのである。
学校の成績であれば5つの科目のうち4科目でで100点をとれば、一つが70点であっても合計470点でとなり、全科目80点で計400点の人より優秀であるという言い方も出来るが、仕事の世界では前者は優秀なアマチュアであり、後者こそがプロといわれる。
 だから仕事の世界ではプロなのに、上手ではないとか、優秀ではないと評価される人がいるが、確かに仕事の内容に仕上がりの差があったとしても、ミスなく終わればその人はプロなのである。


また仕事を依頼する側に立てば、どんなに優秀な人がいたとしても、その人の仕事にムラがあって、失敗する可能性もあると感じれば、確実な80点の仕事をしてくれる相手に仕事を頼むのが仕事の取引というもの。少なくとも日本人同士の取引ではそういう発想で取引相手を選ぶ。
 かつて中国で家具の製作を依頼したことがあるが、サンプルとして非常に優秀なものを製作してきたので、喜んで製作を依頼したら、大量生産されて仕上がってきた中に、とても使い物にならないものがたくさん混じっていた。もちろん逆に素晴らしく出来の良いものもあったのだが、不良品を出してくる時点でこの会社は失格なのである。
 また普段自分がやっている仕事の中にも、もう少しこうすれば100点に近づきそうだなと感じる部分があっても、そこにこだわるあまり納期に遅れたりしては元も子もないので80点の仕上がりになっていれば妥協する場合が多々ある。いかに100点に近づくかではなく、いかに全部を80点の合格点に乗せ、その数を増やすかを考えるのである。
 例えばある仕事で、80点の結果が社内から上がってきた場合であと20点上積みするのに10時間を要するような場合、もしその10時間で80点の仕事がもう一つできるのならば、迷わずもう一つの80点の仕事をさせる。逆にいうと敢えて100点を求めさせない。

 もちろんお客様の合格ラインが相手によってまちまちなので、相手によっては85点が必要あるかもしれないが、いずれにしても100点は時間があるときに求めればよいのでお客さんが100点を求める以外はまずその点を狙わない。80点より上は基本的にオーバークォリティであり、採算が合わないのである。
と自分のお客様が聞いたら果たして怒るであろうか・・・??お互い様であると思うのだが。。。


2009年04月17日 自分の会社だけかと思ったら世間も良くなっているらしい
先日私が進めている4倍化計画は、お陰さまで順調に伸びを示しており、今月で目標の6割程度まで回復してきた。
目標達成まであと2ヶ月で残り20%ずつを埋めていく皮算用なのだが、これは自分の努力の成果だと思っていたらどうやら業界全体が回復傾向らしいとのニュースを耳にした。
さすがに、自社のような以前比の2倍4倍という伸びではないらしいのだが、世間の同業他社も同様に盛り返しているらしい。ということはシェア(というほどのものはないが)はあまり伸びておらず、実は私の努力の結果が現われているのかどうかは怪しいということである。
 まあ何にせよ、トータルの数字として業績が回復して安定すればそれに越したことはないのだが、嫌らしい話をすれば給料の査定の材料としてはパンチが弱くなってしまうので、ちょっと残念なところもある。
 まあそんな私欲は別にしてしまえば、とりあえず順調に業績が回復している状況は安心の限りである。
ただし目標を達成したわけはないので、まだまだ夜中の1時2時まで仕事を続ける日は続きそうだ。。。



2009年04月17日 想定内?想定外?
なんと先週の悪い予想が当たってしまった。
今週決まるといわれていた会社の引越しが、とりあえず決定延期になった。
諸所の事情が絡んで、今日(昨日)決めきれないということになった。
最悪の場合引越しが半年後になる可能性もあるという。

今回こういう状況になるかもしれないということは、ある意味想定内なのだが、
そうは言っても実際問題として個人の引越し計画も前に進められなくなった。
半年後というのはまたいかにも中途半端な時期である。
暑い夏をまた今の事務所と家で過ごさなければならないかもしれない。そう思うと今回勢いを殺がれてちょっとがっくりした面がある。
引越しという行動は、個人にとっても会社にとっても一大イベントであり、単純に事務的に決定して行動するわけにはいかない。行動するきっかけとか勢いが必要な気がする。それゆえエネルギーもためる必要があるのだが、今回少なくとも今日の決定に関しては空振りに終わり、次のきっかけを見つけるまで積極的には動けそうなエネルギーも萎んでしまった。
先行して半年契約ぐらいで引越ししてしまう手もあるが、どうも確実でない未来の判断はちょっと勢いがない。やはり、会社の引越しの結論を待つほかないのだろうか??


2009年04月16日 お節介焼きの結果
 ここ数日、ある会社の雇用問題でちょっと首を突っ込んで調整にあたっていたのだが、結局結実せず物別れという結果になってしまった。
 そこの社員も社長も親しい関係であったのだが、社員の周りのある人の事情で会社と本人の関係がギクシャクし、4月になってから解雇のような状態になっていた。
 社長が中国人で、社員が日本人という関係である。
 特別激しく揉めていたわけではないのだが、双方言葉の面で完全でないこともあり、感情面が絡んでうまく意思疎通が出来なくなっていたようだ。
 そこで一昨日、社長から事情を聞き、昨日のお昼に社員側から話を聞いた。双方の話を聞いてみると社長側からのアプローチが、今流行りの言葉でいうと都度「ぶれて」おり、そこが社員側を気分を悪くさせているようだった。
 アプローチの仕方に文化の違いが如実に現われており、私のような素人が見ても一貫性がない。中国人である社長のほうに経験の浅さが出てしまっていたようだ。
 ただ、私が話を聞いた時点では関係を修復できる可能性も結構あるのかなと思い、社員側との話をした結果を踏まえて社長側に昨晩電話で話をして報告した。
が、今日になって、社長から結局希望叶わず社員側は離職を決意したとの連絡が来た。


 また社員側から来たメールによると会社とこれ以上話し合おうとするともめて感情的になりそうで、それは本意ではないので気持ちよく辞める道を選択したとのことであるようだ。
 男女と関係と同じで一度不信感や亀裂が入った関係は、決定的な亀裂でなくても元に戻すのはなかなか難しいということのようだ。

 生きているといろんな事が起きる。


2009年04月15日 藤棚がきれい咲いていた
私が住んでいる場所の近くに藤棚のトンネルになっている道がある。
そこの花が今綺麗に咲いている。
ある小区の中の道なのだが、毎日人がこの下を通って通勤なり通学なりしている。
こういうのを見ると中国人もナカナカ、「粋」な面を持ってるなと思ってしまう。

あ、「藤」だと勝手に思い込んでいるが、植物に詳しくないので、間違っていたらご教授願いたい。



プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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