TOP > BLOG > 上海ワルツNEW

上海ワルツNEW


2013年06月13日 職業プライドの薄い中国人
 中国人達と仕事について話していると、各自が今やっている職業に対して彼ら達自身はそれ程執着心がないのが分かる。

 つまり「この仕事で儲ける」ではなく、「この仕事なら儲かる」という利益基準で仕事に取り組んでいて、もっと儲かりそうな仕事が他に転がっているなら、そちらへすぐにでも替わるスタンスなのだ。

 故に、今の仕事を極めたり練り上げたりして、収入を増やそうというスタンスで仕事に取り組んでいる人をあまり見たことが無く、上手くいかなかったら修正するではなく、取り替えるという発想で仕事をしている。

 まあ一平社員ならそういう状況も理解できなくはなく、日本人にもそういう意識の人は多いかもしれないが、中国人の場合は経営者もそういうスタンスで仕事に取り組んでいる人が多いようなのである。

 つまり「この仕事を軸にして発展させる」ではなく、もっと儲かりそうな仕事があれば「すぐに乗り換える」という業務スタンスになっている。

 それ故に例えばブランド物のコピー商品売買など、違法性のあるものでも抵抗なく隙間を狙って商売している人が多いという気がするのである。

 また新規の研究開発などはとても煩わしく面倒くさいと感じているらしく、どこかで上手くいっている事例にそのまま乗れば良いという認識でいる。

 極端な話、例えばサービス業の新しいビジネススタイルの開拓は日本や欧米に任せ、自分たちはそれを真似て中国国内に持って来れば良いと言った他人任せ主義にも感じられる面があり、自分たちでサービススタイルを開発しようという職業プライドに基づく姿勢を感じる人は余り見かけない。

 そういう人たちのビジネスは、結局まんまスタイルでやるから、オリジナリティがなく、たいていは大きな成功が無いのである。

 もちろんそうでない中国人だって探せばいるとは思うが、今のところそれを感じられる中国人には会っていないという気がする。

 まあこういったプライドの薄いスタンスがいいかどうかは物の考え方なので、良いとか悪いとかは言えないのだが、私から見るともう少し仕事にプライドを持ってほしいと思う面を少なからず感じる時が時々あるのである。


ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック


←クリック


2013年06月12日 夜中の大ショッピング街
寒い時期に撮影したので服も分厚い
昼間だけこの道を歩いている人はもしかすると全く知らない出来事かもしれないが、上海市の長寧区水城路には夜中に大ショッピング街が登場する。

 水城路を延安西路から北の虹古路方面へ向かって少し奥に入り、かつて和平広場があった場所より先の仙霞路との交差点付近までのわずか200mほどの歩道に、みっしりと露店が立ち並ぶのだ。

 ラックに洋服のハンガーをかけただけの簡易なお店から、テントまで用意した本格的な構えで売る店までたくさんのお店一斉に集結する。

 売っているものも様々で、洋服や靴、本、時計、カバン、巨大ぬいぐるみ、女性向けアクセサリーなど品数だけならそこらへんのデパートにも負けないくらい多い。

 そしてここの主な客層は、周辺の築20年程度のアパートに住んでいる庶民であり、この辺りの住人はクラブや一般飲食店で働いている女性などが多く、そういう人たちが沢山集まってくる。

 そして人が集まればお腹も空くということで、屋台の食堂もどこからともなく集まってきて、路上のテーブルで焼きそばや串焼きなどを食べている姿を沢山見かける。

 まるで台北で見た夜市を思い出すが、あそこまで公式に認められたものではなく、当局も存在は知っていると思うが、元締めがいるのか目をつぶってもらっているような雰囲気である。


 大体、夜9時過ぎからぞろぞろとお店が集まり始め、およそ3時4時までこの真夜中の臨時ショッピング街は続き、朝になって夜が明けるころにはほとんどが撤収し、ちょうどその頃から清掃員のおばちゃんたちが掃除して回るので通勤時間帯には綺麗になっている。

 もちろん多少ゴミが残っているところもあるかもしれないが、ここは中国であり、元からそんなに綺麗な状況でもないので、そのゴミが夜中のショッピング街のゴミであるかどうかは分からないかも知れない。

 故に、この水城路を昼間にしか歩かない人は、この夜中の大ショッピング街の存在は知らないかも知れない。

 中国には昼と夜で違う表情を見せる街が沢山あり、昼だけでは分からない顔がある。
 


ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック


←クリック


2013年06月11日 マックにご飯メニューが登場していた
 昨日、夕方にふらっと出歩いていたときに、マクドナルドでちょっと驚くべきポスターを発見した。


 なんと、マックでご飯メニューを登場させたというのである。

 「えーっ@@!」
 これは結構なショックだった。

 マックと言えば国際的ハンバーガーチェーンの代表格であり、ホットドッグなどのパン類はまあ許容範囲だとしても、ご飯メニューには手を出さないと思っていたからである。

 まあKFCケンタッキーにはご飯メニューが既に数年前から登場していたが、まさかマックはやるまいと思っていた。

 しかし、ここは中国であり背に腹は代えられぬと言う事なのか、あっちがやるならこっちもという対抗意識でマックにもご飯メニューが登場することになったのかもしれない。

 このポスターを見た私は、もう確認してみたくて堪らなくなって、本来予定にはなかった食事だったが、そのままお店に入って注文してみることにした。
(この衝動性が肥満の元なのであるが、、、)
 

 さて出て来たのが写真のような状態で、お店のポスターの皿に盛りつけされたとイメージとはかなり違う。(笑)

 で、開けてみると何となく弁当屋のメニューのような印象である。

 「こんなのマックじゃない!」と叫んでみたくなったが取りあえず試食する。

 小さなスプーンが付いており、肉もライスも掬って食べるような感じである。

 味は、、ちょっとガーリックが利いたような照り焼き風のソースがかかっており、味としては結構いけている気がする。
 ただ、量が少し少なめでこれでお腹いっぱいにするにはちょっと難があり、やはり何と言ってもマックのイメージからはかけ離れ過ぎている。

 更に、このメニューは調理方法にも難がありそうで、注文時に調理場方面の方を覗いていたのだが、調理担当のお兄さんが苦労して盛り付けしていたのが気になった。
 当然のことながら、パンのように手袋をして手づかみというわけにはいかないのである。
 故に通常のバーガーメニューより時間がかかっていた。

 「ああ、これではきっとうまくいかないな」

 短期メニューとしては面白くても、運営に手間どってては長続きしないだろう。
 それにしても本家のマクドナルドはこのメニューを許可したのだろうか?

 マックのイメージを覆してしまうようなマクドナルド中国のこのご飯メニューへの挑戦は、マック好きとしては出来れば止めて欲しく、ハンバーガーの範囲内でもっとうまい中国的メニューを追及して欲しいというのが本音のところである。

 どうも中国ビジネスマンたちには職業的プライドが無いような気がする。


ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック


←クリック


2013年06月10日 夜中の大捕物
 昨夜の夜中、外が何か騒がしかったので窓の外を見てみると、2人の人が大通りに沿って走って行くのが見えた。

 何だろうとと注視していると、今度は凄い勢いで2台のパトカーが追いかけて行く。

 どうやら走っていた2人は逃げていた人間で、何かをやって警察に追われていたのだということが理解できた。

 走っていた2人は茂みの中に逃げ込んで行ったが、警察はそれを見つけ懐中電灯で照らして追い詰め、口論だか格闘があったのか分からないが暫く木の陰で大きな声でのやり取りがあった後に、数分後に警察とその逃亡者と思しき人たちが茂みから出てきてパトカーに乗って去って行った。

 現場でどんなやりとりがあったのかは、遠すぎて声がはっきり聞こえなかったため、内容に関しては伺い知ることが出来なかった。

 どうしてこの2人が警察に追いかけられるハメになったのかを色々想像してみたが、何とも想像が付かない。

 付近には銀行が一軒立っているが、どうやら銀行強盗でもなさそうだし、夜中の屋外屋台も出ていたが、確かにそれも取り締まられる可能性はあるものの、恐らくそれは城管警察の担当で、今回の事件はどう見てもそれとは違うような印象だ。

 そのほかにはトラブルのネタになりそうなものが現場には見当たら無かったが、タクシーが一台停まっており、ひょっとすると無賃乗車の類か何かだったのかもしれない。

 どちらかと言うと平和な印象の強い今の自宅周辺だが、トラブルの種はどこにでも転がっているということらしい。

ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック


←クリック


2013年06月09日 インターネットは根気勝負の世界
 インターネットの世界はアイデア勝負だと思っている人が多いが、確かにそこはかなり重要な要素であるが、私から見ると成否を決定づける最終的な大事な要素はどちらかと言うと根気勝負の面の方が大きい気がしている。

 もちろん、アイデアが必要ないと言っているわけではない。

 しかし、それを実現させたり成功させたりするには、アイデアをどう具体化しどう維持し練り上げるかにかかっており、そこは多大な根気と労力が必要で、実は根気はアイデア以上に重要な要素と言う気がするのである。

 実はどんな人でもアイデアを思いついたり想像したりすることはできるが、それを実現しようとする過程が思いのほか大変で挫折してしまう人は多いのである。

 特にインターネットの世界は敷居が低そうに見えるので、あっという間に夢が実現するような錯覚を覚えてしまうが、踏み入れた後からそこは大きな勘違いであり、なかなか物事が進みにくい世界であることに気が付かされる。

 つまりアイデアを実現するためのサイトの組み立てに予想以上に手間がかかったり、更には維持するための更新に多大な労力を要する場合が少なくない。

 まず、ページの組み立ては紙に単純デザインするより面倒であり、システムとして組むのは更に面倒である。
 そして人に知ってもらうことが非常に大きな壁で、そこから定期的に見てもらおうとするには更に大きな苦労となる。

 それでもそれなりの根気を持って前に進めば結果が見えてくる場合もあるが、敷居が低いからと安易に飛び込んだ人からすれば、相対的に壁が高く見えるため、あっという間に挫折する人も多い気がする。

 もちろん、ネット上には楽をするための手段は幾らでも用意されているが、それを利用してしまうと結局オリジナリティがなくなり競合との差別化が図れず、同じように楽をした者同士の中に埋没してしまうのがオチで、楽をせず根気よくオリジナリティを追及した人が結局強かったりする。

 とどのつまり、楽して儲かるということはどの世界にも有り得ないという事であり、インターネットの世界もそれは同様で、どんなにいいアイデアであっても、結局はやり遂げる根気が大事だという気がしている。

 しかもかつて楽天が中国進出で失敗したように、どんなに豊富な資金力と日本でのノウハウがあっても、環境が違う中国ではまたゼロからスタートであり、恐らく楽天はノウハウを持っているというおごりがあって中国進出を安易に考え、根気よく取り組む意識が弱かったのだと思われる。

 結局インターネットの世界で一つの物を形にするためには資金力や企業の規模に関わらず根気と言う要素が一番大事なのではないかと私は思っている。


ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック


←クリック


2013年06月08日 アフリカを巡る日中外交合戦?
 たまたま中国のテレビの経済討論番組を見ていたら先日横浜で開かれていた日本のアフリカ会議の話題が取り上げられていた。

 NHKの経済番組同様に、司会者と学者などの数人の専門家が参加する方式で議論が交わされていて日本のアフリカ会議開催の目的はどこにあるのかなど、結構事細かに議論がぶつけられ、例えば将来の貿易資源確保だとか、有望市場の種まきではないかとか、常任理事国入りの為の票集めじゃないかと色々な意見が出ていた。

 特に日本のアフリカ戦略と中国のそれはどう違うのかなどが熱心に議論され、中国は港や道路・工場などの貿易施設を熱心に建設し確かに相手先国の経済発展や社会資本整備に寄与するが、資材も人材も全部本国から持ち込んでしまうため、例えば港を建設した後の中国人達は「中国人ムラ」に引きこもってしまうため現地の人たちと交流もなく、現地では国家には歓迎されても国民にいい印象を与えているとは言えないとしていて、新植民支配モデルだと非難されている面があるとしていた。

 これに対して日本政府が行ってきた援助と言うのは、確かにODA企業の暗躍と言う問題はあるものの、金銭的援助に留まらず人的教育や技術供与を行ない、アジアで行ってきた支援同様に相手国に自立を促す形の援助形式をとってきているため、港や工場といったハード量の面での中国からの投資ほどのインパクトはないが、現地に好意的な印象を与えていると分析していた。

 もちろん、番組の中の参加者の中にはこの日本の利点に対して異を唱える学者さんもいて、中国の経済援助の方法は間違っておらず現地の政府は中国に作ってもらった港の補修を日本が申し出ても、中国に作ってもらったものだからだと断った例があったとし、中国が行なった援助は日本との競争において優位に働いているという主張を行なっていた。


 まあ私から見ればこの学者の主張は、経済的モノサシを最強とする中国的思考法そのものだったが、他の参加者は必ずしもこの種の考え方に同調していたわけではなく、日本の外交手法に優位点があると考える人もおり、中国の経済人も柔軟な考え方が出来る人が増えたのがちょっと驚きだった。

 とにもかくにも、今回の横浜でのアフリカ会議は中国人の経済人たちから見ても非常に注目の会議だったことは確かなようであり、日本のアフリカに対する動きを非常に注視していることは間違いない。

 そういえば去年から今年にかけて、時をほぼ同じくして政権の座に就いた日中の2人のトップも、ここのところやたら国外に出て色んな国を訪問している姿が目に着く。

 それぞれ別の目的や目的地に訪問してはいるのものの、どうもお互いの動向を意識して対抗意識を持って外交訪問を行なっているのではないかという気がしてしまう。

 日中両国間には尖閣問題と言うのどに刺さった小骨のような問題が横たわっているが、どちらの国にしても正面突破による解決は難しい問題であるが故に、外交面でアドバンテージをまず取りたいという対抗意識が両国のトップにあるような気がしてならないのである。

ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック


←クリック


2013年06月07日 アベノミクス崩壊か?
 もともとこのアベノミクスという経済政策というか、掛け声は好きではなかったが、日本の経済の現状を考えたら、好き嫌いを別にして日本の景気回復の足掛かりになってくれればと思っていた。

 故にやり方は好きではないが決して崩壊を望んでいたわけではない。
 しかし、この半年間続いてきた勢いに陰りが見え始め、急激にブレーキがかかっている。

 先日発表された「成長戦略」は修飾語ばかり多くて中身が何もないようだと専らの評価になっていて、それと呼応するかのように株価が下落、円高もものすごい勢いで進んでいて、今朝もNY市場で円が95円まで戻ったとのニュースが伝わってきた。

 10年後に所得150万円増などと言う言葉も、ある評論家に言わせると一見大きい数字のように見えるが年率換算で3%未満に過ぎず、世界の経済成長の平均は4~5%なのに3%が目標では情けなさすぎるということらしい。

 そうでなくても現在の金持ち優遇政策では10人のうち9人は変わらず1人だけが1500万円増える政策だと揶揄される声もある。

 また日銀のインフレターゲットが年率2%なら実質経済成長率は差し引き1%となり、1%ならこれまでも達成してきた数字と何も変わらず、今回の目標は実は何もしない宣言として受け取られかねない数字なのだという。
 
 つまり絵に描いた餅どころか、餅の絵さえ描けていないのが今回の経済戦略のようである。

 この半年間、期待感だけ先行して円安や株高が先行してきたが、どうにも中身が伴わないのが見えてきており、期待感が高かった分だけ非常に危うい状態になってきている気がする。

 しかも元に戻るだけならいいが、財政出動した分だけ国債残高は増え、長期金利まで上昇していて、既に同じ場所には戻れなくなっている。

 発足した当時から政権奪還に浮かれた危うさをこの政権に感じていたが、やはり、そろそろメッキがはがれつつあるように見え、目前の参議院選挙さえ先行きが危うい状態になっているのが現状のようだ。

 ただ、政局的な視点で現政権を批判をするのは簡単だが、アベノミクスの崩壊は日本の崩壊にも近い意味があると感じており、どうにか最悪の状態だけは避ける手を打ってほしい思っている。



ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック


←クリック


2013年06月06日 崇明島米より東北米が安心
 今年の春先だったろうか?

 米を買いに行ったときにいつも買っていた一目ぼれの銘柄が無かったので、適当な価格帯の崇明島産のお米を買ったら後悔してしまったことがある。

 何を後悔したかというと、袋を開けた時の香りがとても臭かったのである。

 もちろん、腐ってるとかそういった類の香りではなく、米が持っている特有の香りが非常に臭く、ちょっと食欲がそがれるほどであった。

 まあ、あまり臭い臭いと言ってしまうと、これを好んで食べている人もいるかもしれず、その人に失礼になってしまうかもしれないが、少なくとも私が好む香りではなかった。

 これまでの人生の中で臭いと思った米は初めてであり、5キロも買ってきてしまって処置に大変困ってしまったのである。

 まあ折角買ったものであり、研げば何とかなるかもしれないと思ってまずは研いで炊いてみたが、結果は同じで臭ささは消えなかった。

 じゃあ、臭い物には臭い物をということで納豆をかけて食ったがやはり匂いは消えず、しかも米自体があんまりうまくなかったのである。

 いやあ、とんでもないものを買ってしまったなと品種選びの失敗に非常に後悔したのである。

 残りの米を捨てて、新しい米を新たに買おうとも考えたが、それではあまりにも米を作ったお百姓さんに失礼であり、さすがにそういう勇気は出てこなかった。

 じゃあ、中国人の知り合いに上げてしまおうかとも思ったが、口に合わないからくれてやると言うのもおごり高ぶった日本人のようにも思われそうであり、その行為自体が中国人を馬鹿にする行為にも思え、そう思われてしまうのは自分のポリシーに反してしまうので、結局臭い米を前にして考えあぐねてしまった。

 で、いろいろ考えてみたが、最終的にはご飯の使い方を工夫して使い切る方針で決定した。

 例えばご飯に野菜炒めなどを載せるどんぶり形式の食事を増やし、炒めた時の汁などを大目にかけて味をごまかし食べてることにしたのである。

 このようにしても臭さは抜けなかったが、なんとか食べることができたので、米を捨てずに乗り切ることが出来たのである。

 でもこうやって乗り切った私だが、今後は崇明島米は買うまいと心に決めた。

 故にその次に米を買いに行ったときも、やはり一目ぼれは無かったが、一目ぼれは東北米であり、産地が近ければ風味も近いだろうということで、その時は東北米を買ったらやはり正解だった。

 まあ一目ぼれよりは安かったので、やや質は落ちる面もあるのかなと思ったが、風味に関してはまあ申し分なく、十分口にあうものだったのである。

 うーん、あの品種がたまたま臭かったのかも知れないが、米は産地によって風味が左右されるので、今後は崇明島米は絶対買わず、東北米を食べて行こうと心に決めた自分である。


ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック


←クリック


2013年06月05日 自分の死因
 40歳を超えてくると、だんだん体のあちこちが若い時のままというわけにいかなくなってくるのだが、その中で自分自身が今一番気にしているのが腸の衰えである。

 もちろん他の箇所も100%であるということも無いのだが、特に今のところは不調も感じず、不便を感じていないのだが、やはり今一番何となく弱っているかなと感じるのが腸である。

 仕事の時もちょっとストレスがかかったりすると、腸に違和感があり、それが体全体のコンディションに微妙に影響を落としてくることが多くなった。

 故に、もし将来このまま自分が事故などに遭わず無事に歳を取り、最期を迎える時が来たとき、その死因として一番可能性が高いのは腸に関する病気だという気がしている。

 まあ若い時から、食事に対しては結構無茶食いするほうであったから、腸に負担がかかってきたのは否定できないところで、胃に関してはそれほど不調を感じずとも腸に不調を感じる時は少なくない。

 かつてのテレビドラマ「チャングムの誓い」でも王様は腸が弱く、最期は腸閉塞で亡くなったような流れがあり、あれを見ると自分もそうなる時が来るのかなぁという思いでドラマを見ていた。

 もちろん、こういった腸の弱さを感じ始めたのは最近に始まったことではないので、日頃からヤクルトやヨーグルトを積極的に摂取し、身体を動かそうとしているが、やはり今一番の弱点は腸である気がする。

 まあ今現在は死に怯えるような恐怖を感じている訳ではないが、なるべく死が遠い将来になるよう、今後はもっと腸に気をつけなければならないと思っている今日この頃である。


ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック


←クリック


2013年06月03日 ビリヤードはスポーツチャンネルで見る?
 中国のテレビチャンネルは人口が多いということもあって、日本のように色んな番組を一つのチャンネルに詰め込んだ総合チャンネルではなく、ドラマならドラマ、経済なら経済といった風にどのチャンネルも専門チャンネル化されている。

 そんな中で最近私が比較的見る回数の多いのがスポーツチャンネルで中国語を理解するのに疲れたときなどには、言葉の壁なく見られるのでサッカーの試合などを見ている。

 といっても、中国で放映される試合はイギリスのプレミアリーグと、中国のスーパーリーグくらいなもので、プレミアはともかく中国のチームに贔屓などないので、気分転換程度に時々流し見する程度である。

 最近のこのような習慣の中、スポーツチャンネルに合せたときに何故か時々ビリヤードやトランプの大会が中継されているのを見かける時がある。

 「ビリヤード?カードゲーム?」

 確かにスポーツ同様に娯楽性があり、スポーツもビリヤードもゲームと言えばゲームだが、これらをいっしょくたに放映する感覚にどうも違和感を覚える。

 中国語では体育となっているスポーツだが、スポーツと言えば息が上がるくらい体を動かすものといったイメージがあり、ビリヤードも確かに体を動かすが、どうも私のイメージするスポーツ像からは程遠い。ましてやカードゲームなどは動かすのは指だけで、スポーツとは言えないだろう。


 こんな種目が何故スポーツチャンネルで放映されているのかちょっと不思議である。

 これらの種目について他に整理するチャンネル先がないということなのかも知れないが、個人的には娯楽チャンネルあたりに押し込んでもいいような気がする。

 そしてスポーツチャンネルではもっとスポーツらしいスポーツの放送を期待したいというのが個人的な希望であり、野球とか陸上とか水泳とか埋もれているスポーツがあるだろうにと思ってしまう。

 しかし残念ながら、これらの中継種目の選択は国内の人気に左右されるものであるから、外国人である私が満足しないのは仕方ない事なのかもしれない。

 しかしやはりビリヤードの分類だけはどうも合点がいかないのである。


ブログランキング・にほんブログ村へ←クリック


←クリック



プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

音響さんのこだわり復刻版
上海ワルツ記事目次
エクスプロアブログ同窓会


GOOGLEでブログ内検索

ブログランキング・にほんブログ村へ



空港ドットインフォブログ浦東空港虹橋空港北京空港広州空港香港空港天津空港青島空港ハルビン空港すいすいビザ

コメント一覧


記事タイトル一覧

カテゴリ一覧


RSS 1.0My Yahoo!に追加




上海すいすいビザ代行][空港ドットインフォ][上海の天気][音響さんのこだわり][上海ガイドブック手帳][日中地域交流会
[上海浦東国際空港][北京首都国際空港][天津濱海国際空港][広州白雲国際空港][上海虹橋国際空港][青島流亭国際空港]
Copyright(C) since 2007 カランドリエドゥモンド
h_12