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上海ワルツNEW


2009年08月17日 予定が狂った。
数ヶ月前くらいの予定では、今週あたり悠々自適に夏休みをのんびりとっているはずだったが、仕事などもろもろの都合でとてものんびりできる状態ではなくなった。
まあこうなった責任は自分にもあるので誰にも恨み節をぶつけるわけにも行かないが、この半年くらいは仕事が頭から離れてのんびり休めた記憶がない。
 もちろん全く仕事をしなかった日もそれなりにあるが、体調を崩して全く動けないような状態だったり、睡眠不足が重なって思考が動かなくなっていたような日なのでとても休日を謳歌したとは言いがたい。
 夏休みという言葉が非常に恨めしく響く。このまま某首相のように僻みっぽくならないよう気をつけたい。



2009年08月11日 台風はいつ来ていつ行った?
写真は7月の大雨の時
先週半ばから日本の天気図で台風8号の動向をチェックしていたのだが、どうやら先ほどの天気図によると上海に非常に近いところを通過していって既に黄海に抜けてしまった模様だ。しかし、どうも台風が来たという実感がないまま終わってしまった感じである。
 台湾では死者も出たほど大きな被害があったようだが、上海でそれほどすごい雨も降ってないし、すごい風も体験していない。実際通過したのが夜中のようなので、寝てるうちに大雨が降り、風が吹いたという状況も推測できる。
 しかし、朝市内を歩いてみても、確かに地面は湿っているがどうしようもない大雨だったという様子ではない。
少なくとも先日のスコールのような集中豪雨、あるいは日食の日に振った雨のほうが余程凄い雨で道路が冠水するほどの勢いであったのだが、今回の台風ではそんな騒ぎはどこにも聞かない。
 まあ被害が出なかったことはそれはそれで良いのであるが、きっちり構えていた私にとってはどこかちょっと拍子抜けである。




2009年08月04日 ずれていく言語感覚
外国にずっといると、日本の言葉感覚とずれが出ることが非常に怖くなってくる。
もちろん日本語そのものを忘れることはないのだが、カタカナ言葉の使用を急激に控えている自分に気がつく。
日本語のわかる中国人と会話をする時の癖がしみついているのである。
 日本語のできる中国人は、頭が良いほうの部類なので、たいていは英語も少しは理解できるのだが日本のカタカナ英語は、英語の意味も発音もなしていないので彼らには通じない。日本語で広く流通している言葉であればカタカナ言葉であっても彼ら彼女らも学習しているので理解しているが、日本人が気軽に感覚的に使っている言葉は彼らは理解しない。故に平易に日本語な置き換えなければならない。「ポジティブに」を「積極的に」とか、「リアルだ」を「本物のようだ」とか細かいところに日本語の中にカタカナ英語は存在するので非常に気を使う。
 一方で日本のテレビや、ネット情報を見るとカタカナ用語がますます増えてきている。間接的にテレビやネットを見ていても、そこに暮らしていない私にとっては接する頻度が圧倒的に違う。どうしても日本国内で使われている言葉のニュアンスや感覚と外国で暮らしている自分の感覚がずれていくので、そういうところが非常に怖い。


 実は私の周りに、中国やその他の欧米系の国に長く住んでいた人が何人もいるのだが、それらの人々の言語感覚もまた、日本に生来住んいる人のものとも私の感覚とも違う。日本語の普通教育を受けて、基本的な会話や相互理解には問題ないはずなのだが、文章を書かせてみるとすぐにわかってしまう。
 同じ概念に対する言葉や単語の選択や、同じ言葉から受ける意味が私やおそらく日本の人々の平均であろうと思われる感覚からずれている。
 欧米的思考や中国語的思考から発せられた言葉だなと気づけば、理解は出来るが違和感は感じる。日本国内にいるときは、同じ日本語で会話すれば相互には共通理解ができると思っていたが、文法や語法が同じでも単語のニュアンスがずれていけば、同じ日本語という言語圏の中でも文化が分離していく可能性は否定できないと感じるようになった。
 かつて韓国と北朝鮮と中国の朝鮮族は同じ民族で、同じ言語を持っているはずだったが、地理的歴史的分断により、言葉として相互理解は出来るが文化が違ってきていて、自国以外の人間と話すと相手がどこの人間かはっきりわかるという。イギリスとUSAの英語もはっきり違うのも有名な話だ。
 いずれ日本語にもそういう時代がやってきてもおかしくはないのだが、日本語は言葉の言い回しやニュアンスを大事にする言語であるだけに分化によってその良さが失われることのないように願いたい。



2009年07月21日 海外保険更新リスクのジレンマ
海外にいる人の多くがお世話になっているのが海外旅行障害保険である。キャッシュレスで病院を利用できたりと病気の際には確かに頼りになる。
しかしながら、保険会社も民間会社で商売でやっているので利益が出ないお客はお断りすることもあるようだ。
つまりどういうことかというと、保険金請求の多すぎる人には更新させないという内規があるようで、実際更新拒否を受けた人の話などを時々聞く。
 風邪や軽い病気ならローカルの病院や市販の薬でも間に合うのだが、ちょっと原因不明な気にかかる症状の場合は、言葉の壁もあってどうしても日系の病院のほうが安心なので日系の病院に足が向き、さすれば保険を使わざるを得ない。
 しかし、そこで頭に浮かぶのはやはり更新拒否の言葉。これからも何年も中国にいるつもりなので、万が一の場合を考えると気軽に保険を使って、来年の更新時に更新拒否されて、来年以降が無保険状態になるのは極力避けたい。さりとて具合が悪くなれば、直さなければならず、薬で治しきれるのか病院へ行かなければならないのか判断を迫られる。そうなると、ちょっと具合悪いくらいだと気軽に病院に行きづらくなる。


 今すぐ命に危険がありそうだなと感じればもちろん、迷わず病院へ行くのだが、薬で治せるのかもしれない軽い病気かも知れないと思うと、病院へ通うことはちょっと二の足を踏んでしまう。保険の乱用による更新拒否が怖いのだ。
 さりとて自分自身の見立てが誤っていたり、迷いの時間が原因で病気を悪化させることだってある。今の健康が危ないのか将来の健康が危ういのか、そんな天秤を考えるようになった。
 最近具合が悪くなったとき、そんな迷いをいつも感じている。
 さて、病院へ行くべきか否か、、、。


2009年07月14日 2日間の病床から復活
先週のエアコンの故障の原因は、どうやら長時間の連続使用が原因だったらしく室外機のヒューズらしきものが飛んでいたらしい。
まあそうでもしないと過ごせないほど上海の夏が過ごしがたいことの裏返しであったわけだが、日曜の朝に電気屋が修理に来るまで計3晩の間、エアコン無しの夜を過ごしてしまった。非常に暑苦しく寝苦しい。いきなり東南アジアに旅行したような気分である。
 しかしその慣れない睡眠環境には体が悲鳴を上げたらしく日曜と昨日、体調を崩して寝込んでしまった。
 熱はそれ程ではないがとにかく頭が痛い。風邪薬を飲んでもそれほど効果があったように感じない。半日ごとに薬を変えて、みたがどれも効果を感じず昨日の夜になってようやく薬の効果か休養のお陰か体調が回復してきた。
 昨日は仕事を休んで、、、大事な用があったので一瞬出社したのだが用事を済ましたあと帰宅後、、、休養した。



「月曜に休むな」というブログを先週書いたばかりなのにちょっと面目ないが、週末遊びまくった結果の発症ではないのでご勘弁いただきたい。
今日も、頭の痛みは残るものの、身体的には大分楽になったので出勤した。まだ残る頭痛は頭痛薬を飲んで何とか押さえ込んだ。
 頭痛が風邪によるものならこれでなんとか復調まで持っていけると思うが、別の原因だとしたら少々厄介である。
とりあえず今日はたまった仕事をこなして、早く帰って休養しよう。
 


2009年07月10日 空調の壊れた暑い上海の夏
昨日の夜、どうもエアコンの調子が悪かった。作動させても15分ほどで止まってしまう。とにかく冷えてくれない。
 最近暑かったのでずーっと連続稼動させていたがどうも機械がくたびれてしまったらしい。
 エアコンがないと上海の上海の夜はとても暑い。
 昨日は幸い比較的涼しめの気温だったのでまだマシだったが、それでも25度よりは下がらないので、日本でいう熱帯夜状態だ。
 正確には測ってないが天気予報の数字をもとに推測すると28度くらいはある。。蚊の対策をしてないので迂闊に窓も大きく開けられないし、そんなに心地よい風も入ってくるわけではない。
 故に昨日は久しぶりにエアコンの無い夜を過ごした。案の定寝苦しく、寝汗をかいた。朝起きてシャワーを浴びないと気持ち悪い感じがしたのでシャワーを浴びた。
 今日大家さんに連絡するが、果たしていつ修理に来てくれることやら。それまで寝苦しい夜が続く。



2009年07月03日 サーチャージが廃止になっていた。
原油の高騰で長らく徴収され続けていたサーチャージだが、どうやらこの7月1日から廃止になっている。
すでに前回4月の改定時に大幅にさがっていて、日系航空会社の日中線では往復500円程度になってしまっていたので、今回改めて廃止されたといわれてもあまりぴんと来ない。ニュースで検索したがあまり引っかかってもこないので、話題にもなっていないようだ。一応各社のホームページで確認したが確かに廃止になっている。ただしNYテロ以降の保険料や空港利用税の徴収は今までどおり継続されるから、チケット代+TAXの総額がそれ程変わると印象はない。
 それよりは、夏の旅行シーズンや日食旅行の影響で通常の航空券部分の値上がりのほうが激しく、500円程度のサーチャージが廃止されたところで焼け石に水のような状態である。

 ところで夏に日中線の航空券が値上がりするというのは、上海に住んでいる汗かきの私からすると不可思議な現象である。上海のこの夏の暑さを知っていたならちょっと旅行に来る気にはならないからだ(笑)。
 つまり夏は上海の旅行シーズンではない気がするのだ。確かに日本は夏休みだし、南国のタイやインドを旅行するつもりで来るのであれば、耐えられないこともないかもしれない。また寒くて動く気にならない冬よりはましなのかもしれないが、やはり上海の夏は暑すぎて積極的に来るような場所ではないと思っている。
 去年の夏に東京に一時帰国した友人が言っていたが、上海に比べるとかなり涼しいらしい。つまりそのくらい上海の夏は異常に暑い。
 でも現実的には夏に旅行料金が値上がりする、やっぱり旅行シーズンなのか?
とにかく私自身がサーチャージ廃止を実感するためには冬を待たなくてはいけないかもしれない。


2009年06月30日 日本退職3周年
日本の会社を退職して、今日でちょうど3周年。3年というと長いようで意外とあっという間だった気がする。
3年前退職時にもらったボーナスを使って買ったVAIOは、今も健在である。というかこれがなければこの3年間は何もできなかったのではないかと思うほど頼りきっているし、
ほとんどそばを離れたこともない恋人のような存在だ。
 3年前に比べ年収は1/3まではいかないが、確実に半分以下だ。
まあ日々努力しているお陰で、最近浮上の兆しは若干見え始めている気はするものの、思ったような結果にたどり着くにはもう少し時間がかかりそうな気がする。今のままでは安定して自立した生活を送っているとは言えず、親にも友達にも迷惑をかけてばかりいる。3年間、いろんなことの基礎を固めることに時間と労力とお金を費やしてきたが、まだまだ結果にはなってかえってきていない。
 またそろそろ今までのように、一人で努力してても、一人でやれることには限界がある気がしており、もう少し周りを巻き込んだ動きをしていかないと本当の力になっていかない気がしている。
 3年前、このVAIOを買いに秋葉原に降り立った時、偶然にもあるストリートバンドがそこにいたことは今でも忘れられない。ある事情があって、品川駅の前で毎晩耳にしていたそのバンドが、その時のその曲を演奏していた。
 そういう運命的な流れを持って今この上海にいるのだと信じたい。


2009年06月24日 意気に感ず!?石原都知事の東京オリンピック招致
2016年のオリンピック開催都市決定まであと100日を切ったそうである。
最初に石原都知事がこのアイデアを掲げたときに、単なるパフォーマンスのアドバルーンだと皆が笑っていた。
しかし彼は最初っから本気であったようで、国内の他の候補地との争いを勝ち抜き、更に世界の他の候補地と戦うべく着々と招致計画を進めてきた。
最後の追い込み時期になった現在でも、石原知事は手を緩めず真っ直ぐ進んでおり、世界のオリンピック委員を説得すべく交流工作に世界中を飛び回っている。
挙句の果てに皇太子まで担ぎ出そうという意見まで出るのだから、その本気度が伺える。
税金の無駄遣いだの、今更意味がないだの今でも反対の声をあげる人は少なくないが、賛同する人も徐々に増えてきたように思う。
 上海の日本人の間でも、都民の会などで招致活動を盛り上げていこうという声になり、応援の声は増えてきている。
 事の是非はともかく、知事という一人の人間にこれだけ熱心な行動をされると人間はその熱意に心惹かれる部分がある。心打たれるといったら大袈裟かもしれないが、少なくとも真剣に物事に取り組む相手には真剣な姿勢で相対さねば失礼であり、その真剣さを否定するほどの理由がないならば、相手の心を認めてもいいのではないかと感ずる。つまり「意気ニ感ズ」という心境である。

 昨今の日本は、余りにも物事がシステマチックに完成しすぎており、お祭りなどのイベント事に対しては商業的な目的のほかは、余程の大義名分がない限り無駄遣いの声が上がりやすく、新しいことが行いにくい社会環境になっている。
 特にオリンピックのような大イベント招致に関しては、単なる商業的な目論見だけでは突破できるような状況にないのが今の日本の社会である。言い方を代えると、自分たちの力を冷静に判断しすぎて熱く可能性を追い求めることを諦めたり忘れたりして、夢を失っているのが今の日本である。
 石原都知事はそういう凝り固まった日本の社会だからこそ、オリンピックのような風を再び東京に吹き入れて、新たな活力を生み出すきっかけにしたいのではないか?
そう感じる。
 今ある反対意見というのはそういう凝り固まった社会から出る意見がほとんどのような気がするし、そういったことが分かっているから、数々の反対にもひるまずに前に進んでいるように思える。
 オリンピック招致というやり方が賢いのかはよく分からないが、反対意見がある事を分かってて、敢えて旗振り役を買って出たのは勇気ある行動だと思う。

これから人口が減少し、活力が徐々に失われていくと予測されている祖国に、オリンピックという刺激を与え、その衰退カーブを少しでも食い止めたいのが彼の気持ちであるように思う。
 また私自身も中国に来て、昨年の北京オリンピックを見て、あの活力を羨ましいと思いつつも、中国の国としての子供っぽさを馬鹿にしていた自分がいる。
 もし、日本で再びオリンピックを行なうことが叶うならば、北京のようなみっともないオリンピックではなく、それなりの活気を保ちつつ、もっと世界に対して大人の振る舞いのできるオリンピックを、日本なら開催できる、そう感じた。
 そういった成熟した大人の国のオリンピックを是非今の中国の人たちに見せてみたいし、金メダルだけがオリンピックじゃないんだとそう教えてあげたいと思って昨年の北京オリンピックを見ていた。
 石原さんの熱心な行動を見るに連れ、私のそういった想いが再び思い起こされ、彼を支持してもいいかなと、そういう気持ちに最近なった気がする。


2009年06月14日 久しぶりの料理挑戦
昨日、友人の家の引越しパーティに呼ばれていった。呼ばれていったというよりは手伝わされたのが正解なのだが、まあその友人の会社の若い女性が沢山集まってくるという釣り文句に見事釣られ手伝ってしまった。
 みんなでいろいろ持ち寄るというのが慣例らしいが、お腹にたまるものが集まってくるかは疑わしいので、結局メインの食事はホスト側で作ろうということで、カレーと豚汁を準備することになった。
 たかがカレーとはいえ。中国に来てからほとんど自炊らしいことをしてこなかった私にとっては久しぶりの料理である、日本にいたときは何年も自炊をしていたので、カレーぐらいは余裕であるはずなのだが、包丁を握るのでさえ中国に来てからは記憶がない。そのくらいの久しぶりの挑戦にちょっと緊張した。
 しかし材料の買出しの時点でから、意外とすんなりと昔の感覚を取り戻せつつあった。お客さんは全部で15人程度であるので、玉ねぎはこれくらいの量かな、とかスムーズに買い物が出来る。
 ちょいと苦労したのが肉選び。肉の質も売られ方も全く異なっているので、どれが一番適切か見極めるのに苦労したがデカ目のブロック肉を買うことにした。ただしこれがあとで苦労の元になるとは夢にも思わなかったのだが、、、


 さて、買出しを終えて下ごしらえの段階で、中国人のゲストたちが集まり始めたのだが、米を研ぐ姿を見て「米はそんなに力を入れて洗わなくてもいいんじゃないですか?」といってきたので、「米は洗うのでは研ぐんだよ」と教えてあげた。どうやら食の中国と呼ばれる中国人たちだが、米ひとつとっても随分安易に準備しているようだ。
 大振りの中華包丁も意外とすんなり使いこなせ、久しぶりの玉ねぎの涙などを体験しつつ、大量の野菜を自分でも驚くほどあっという間に裁いた。
ジャガイモの皮むき器は初めて使ったが、かなり薄く皮がむけるので便利である。でも細長く皮の薄い種類には向いているが、日本で売られている小さなでこぼこした形のものはやはりナイフが使いやすい
 順調に進んだようにみえた下ごしらえだが、肉を切る時点で壁にぶつかった。包丁が会わないのがなかなか肉が切れない。ぐにゃぐにゃしてなかなか切り刻めない。ブロック肉を買ってしまったことを後悔した。わざわざ肉包丁を買い求めるわけにもいかず、およそ30分以上かかって肉を何とか一口大まで切り刻んだ。力の入れすぎで腕が痛くなった。お肉屋さんの存在の有難さを改めて感じた。



 さて下ごしらえを終えて、まず肉を炒めた。15人前なるとかなりの分量である。これだけの量は自分で扱ったことがない。さらに野菜が入る。鍋が薄手のものだったので更に時間がかかる。しかしここで妥協してはカレーがおいしくならない。玉ねぎがあめ色になるまでひたすら炒める。15分くらいかかったか?ようやくいい色になったので水を入れた。4ℓのタンクをほぼ丸々使う。すごい量だ。ここからはあとはひたすら煮込む。
 カレーは基本的に煮込み料理だから、この煮込む時間が基本的な味を決めてしまう。調味料はもちろん市販のルーを使うのだが、それは最終的な表面上の味付けに過ぎないので、この煮込む作業がとっても大事だ。
1時間くらい煮込んだであろうか?薄手の鍋なので思いのほか時間がかかって、もっと煮込みたいところだったが、ゲストたちがお腹をすかし始めていることもあって、早めにルーを入れた。
 同時に作り始めた豚汁もいい出来具合である。豚汁は材料も作り方も結構カレーと重なるので同時に作るのはラクチンなのである。


さあ、いよいよ出来上がって皆様に試食いただいた。ゲストのほとんどが中国人達とあって、口に合うか心配したのだが、「非常においしい」と評判は上々であった。日本人の友人もほめてくれた。
 もちろん味付けに関しては市販のルーや調味料を使ってるのであまり天狗にもなれないのだが、久しぶりの料理だったので取り合えずほっとした。
 もっとおいしいく作れる自信もあり、こうやって褒められてしまうと 次ももっと頑張ってみようかなと思うのだが、下ごしらえや買い物、材料管理の面倒くささを考えると自分のためだけに作るのはやはり面倒くさく、食べてくれる人を探すのがまず先決だなと思ってしまった久々の料理挑戦であった。



プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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