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2010年02月26日 海外旅行保険の延長を拒否された。
昨年の帰国時に加入した海外旅行傷害保険だが、今回延長の手続きをしようとしたらなんと更新を拒否されてしまった。

昨年から副鼻腔炎などで何度となく病院に通う羽目になっていたので最初から嫌な予感はしており、今回実際更新できずやっぱりという面もあるがやはりちょっとがっくりだ。  
 この1年振り返ると副鼻腔炎その他で少なくとも5~6回は通ったという感じだ。ローカルの病院を避けて、日系のクリニックにかかったのが大きな要因かもしれない。
 薬も多かったので会計を見たら1回平均1200元は取られていたようだ。これでは年間の保険料を考えれば保険会社も赤字かもしれない。
 まあ保険会社も商売であろうから、損する客は引き受けられないのも当然で、こちらとしては文句も言えないのだが、個人的にはさーて困ってしまったというところである。
 来週早々に今の契約が切れてしまうのでその後暫くは無保険状態になってしまう。よって当面迂闊に病気にかかれない。行けても地元の人と同じようにローカル病院に通うほかなくなるだろう。

 今度の一時帰国の時に何らかの策を探すつもりだが、病気とお金、ちょっと面倒くさい現実に直面した2010年の春である。


2010年02月25日 奈良のひどい医者
ニュースをいろいろ検索していたら業務上過失致死で患者を死亡させたとさせる容疑者が拘置所の中で亡くなったとのニュースが目に飛び込んだ。

まだ被疑者の段階だったので実名は書かないが、新聞やネットでさんざん悪行を噂されているあの医師のことであるので皆さんもご存知かとおもう。

まあ、記事を掘れば掘るほど出るわ出るわの醜聞の数々で、経験もないのに麻酔医師をもつけず肝臓手術をおこなったとか、高額医療報酬目当てに生活保護者をターゲットに手術を行ったとか、まあ小説でも書かないような医師としてできうる限りの悪行をやったような人物のように噂されている。

 事実かどうかについては捜査を待たなければならないが、残念ながら本人が亡くなってしまったのでそれらの噂の多くは闇の中へと消えてしまうであろう。
 
 一般市民にとってはこういった悪徳(と疑われる)医師は極めて特殊な存在であろうと信じたいが、元々医師というのは患者に対して圧倒的な権限を持っているので、今回のように良心を崩せば幾らでもエゴイスティックになる土壌があるとも言える。

 この奈良の医師のように明らかに悪徳と分かってしまうようなケースは稀としても、ドラマの如く金儲けに走る医師は少なからずいると考えたほうが自然である。

 まあそれでも自らの命に別状がなければいいようなものの、金儲けの踏み台にされているんじゃないかと思うとやはり気分が悪い。

 日常の病気の場合は噂や口コミで判断して信頼できる病院へ行けばよいのだが、緊急時は悠長に医者を選んでいられないのでどんな医者に当たるかは運次第である。
 そのくらい患者は立場が弱く自分の万が一の時に人を食い物にする医者にあたらないことを祈るばかりである。


2010年02月25日 フィギュアスケートと音楽
オリンピック競技の中で使用する音楽が競技に影響する種目は数多くない。思いつく限りでは新体操、シンクロナイズドスイミング、そしてこのフィギュアスケートくらいであろう。
その中でもフィギュアスケートにおいて音楽の要素の占める割合は侮れないものがある。

実際の得点上でも構成点として音楽の解釈に対して10点満点の配点が与えられ、さらに加重がかけられるのでSP、FS合計で男子で最大30点、女子でも最大24点の配点となる。

これまでの最高点が200点程度の現在のフィギュアスケートの採点方式の中では、この音楽の解釈に対する配点がいかに低くないかわかる。

 つまり音楽の使用方法いかんでは、10点差などすぐに上下するということである。例えば音楽に合わせずジャンプやスピンをばらばらに行えば、それらがどんなに技術点が高い技であろうとも、映像と音がシンクロしないという構成の面で点が低くなる。
 つまり音楽に合わせて演技しないと高い点がもらえないわけで、音楽のどこでジャンプを入れ、スピンを入れるかを考えて構成を組み立てる必要がある。もちろんスタートからフィニッシュまでどう盛り上げていくかも大事な要素となる。
 逆に言うと演技全体の流れを考えながら、場面場面でジャンプやスピンを入れやすい音楽を選ぶことが、フィギュアスケートの得点稼ぎの第一歩ともいえる。

 また、採点に直接表れない部分で、音楽は競技者に影響を与える。
本来、音楽が表現する主たるものは感情であり、それらが演技者の心理状態や感情にも大きな影響を与えるからである。
 競技者はスポーツとしてスケートを滑っていても、人間が行うことであるからには、その心理状態が動きに大きな影響を与えるのは言わずもがなで、その心理状態を左右してしまうのがこの音楽という要素である。
 小気味よい音楽であれば心が軽やかになり、雄大な音楽であればたっぷり余裕のある心理状態で演技に向かうことができる。
 そしてその心理状態はそのまま技のキレになって現れる。音楽に気持ちが乗ることができれば、競技者は気持ちよく演技ができいい演技につながるのである。

 ただ音楽というのは競技者の性格との相性があり、さらには演技の特徴との相性の問題もある。故に同じ技術レベルの競技者が同じ音楽を使えば同じ心理状態になり同じ演技ができるというものでもない。
 ノリノリの音楽が好きな人が、情感たっぷりの音楽で演技しようとしても堅くなってしまうであろうし、逆に小気味の良い動きの苦手な人がビートの利いた音楽では、音楽に乗り切れずどこかぎこちなくなってしまうかもしれない。
 かのトリノの金メダリスト荒川静香さんも小気味良い細かい動きが苦手だったので、たっぷりとした曲を選曲していたとのことのようだ(ちなみにオリンピックのFSはトゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」)

 さらにこれらの音楽から感情的な影響を受けるのは競技者だけではない。審査員や観客も同じである。
 特に観客に音楽が与える影響は小さくなく、観客を巻き込んで盛り上げる演技が出来れば声援にもつながり、それらの声援が今度は競技者に勇気を与えさらには審査員の審査にも少なからず影響を与える。
 逆に個人の趣味に走りすぎたマニアックすぎる音楽は観客には受け入れがたく、競技者が会場から浮き上がってしまい、なかなか上位にはいきにくい。
 実際、上位に来る選手はほぼ例外なく観客に対して説得力のある音楽を使っている。
 つまり音楽選びにセンスがなければフィギュアスケートでは上位にいけないことになる。


 ここがスポーツであるにも関わらず、音楽が多大な影響を与える「フィギュアスケート」の妙である。

 このあたり、フィギュアスケートの競技会を下位からずっと見ているとその差がよく分かる。私はスケートの専門家ではないが、演技が始まって10秒くらい動きを見れば大体どのくらい順位に属する選手かぐらいはすぐ見抜ける。
 下位に低迷する選手はまず音楽とスピードが動きがあっていないし、選ぶ音楽もスケートに向かないような音楽だったりする。そういう選手に限ってやはりジャンプなども転倒して尻餅をついたりする。体の動きが音楽に乗り切れていないためうまく飛べないのである。
 その点上位に来る選手はさすがであり、音楽にうまくシンクロして演技をする。さらにその中の数名の本当にきっちり音楽にシンクロできた選手がやはり表彰台に上る。このあたりテレビを見ていてほとんど予測を裏切られたことはない。そのくらい音楽で演技の良し悪しが見抜けてしまう。

 さてさて、今回のバンクーバーオリンピック、いよいよ女子シングルのFSを明日迎えるが、SPを見る限り上位二人のキムヨナと浅田真央の演技はさすがであった。
 小気味よくキレが良かった分だけヨナが少し上まったという感じであろう。

 で肝心のFSの曲はヨナがガーシュウィンのヘ調のピアノ協奏曲に対して、真央がラフマニノフの前奏曲「鐘」という対決で、アメリカとロシアという全く対照的な選曲となっている。
 この二人、もう史上稀に見る高いレベルなので個人的にはもう言うことがないのだが、選曲の面だけで言うとガーシュウィンの曲はほとんどジャズといってよいくらいのリズム感を要求されるので音楽に乗り切れるかがポイントで、その点ラフマニノフはたっぷりした曲なので慌てず音楽に入れるのが安心要素である。
 まあヨナがリズムに乗れたらヨナに軍配が上がりそうだが真央がたっぷり大きな演技をすることができれば逆転の目は十分ある。
 どちらにしろこの二人の演技は見るべき価値があり、FSが楽しみである。

各選手の曲はここで試聴できます。


2010年02月24日 お酒で失敗
何も大失態をやらかしたという話ではないのだが、昨日はお酒で失敗した。
昨日はある会合に参加してビールと焼酎を数杯口にした。

ここ数日の寝不足の疲れも手伝って結構酔いが回り、散会後まっすぐ帰宅しシャワーを浴びてパソコンをつけてニュースをちょろっとチェックしたが、眠いのでそのままベッドに横になった。
 そして気がついたら朝7時半だった。多少けだるさはあったが二日酔いもなく起きられ、そして定時に滞りなく出勤した。

 これのどこが失敗だったかというとオリンピックの試合を見逃してしまったというところにある。

 ネットでニュースを見るとカーリングのチーム青森は昨日のスイス戦に続きスウェーデン戦も落とし一次リーグ敗退の結果が出てしまっていた。
 まあ自分が見て応援していたところで結果に変化がありようもないのだが、リアルタイムで応援できなかったことが悔やまれる。
チーム青森同様に集中力が途切れてしまっていたのかもしれない。というか先にギブアップして寝てしまった状態である。

社会生活には何の失敗もない昨日のお酒であったが、個人的には大失敗である。うーんそれにしても悔しい。




2010年02月23日 確定申告が海外からでもネットで可能に
なかなか進歩しないなと思っていた日本の行政サービスもそれなりに進歩しているようだ。
特に税収不足が言われる中、直接の回収窓口である税務署はなんとか納税者にアプローチして、面倒くさいとかそういった言い訳を納税者にさせないが如く、納税その他の手続きを簡素化をしているようだ。クレジットカードで納税などもその一例である。
 この確定申告もその一環で、ネット環境があれば納税手続きが出来るようになった。つまり海外からでもOKになったということである。
事前にネットの個人認証を受けたり、カードリーダを準備する必要があるなどちょっと面倒くさい準備があるが、確定申告の時期に合わせてわざわざ帰国する必要がないっといった面で海外組にとっても非常に便利なサービスとなっている。移動交通費や時間の浪費を考えればそのメリットは国内の比ではない。
 贈与税の一部など、いくつかネットでは申告できない課税対象もあるようだが、一般的な納税に関してはこれで十分なようだ。
税務署側にとっても末端インターフェイスからデータが電子情報で直接入ってくるお陰で投入作業が省力化でき処理作業が効率化するなどのメリットがあり、今後はどんどんネット納税を推し進めたい意向のようだ。海外を転戦するプロゴルファーの石川僚選手を使ってPRを図るなどその意気込みが伺える。
 国民の義務とはいえ、納税手続きのために貴重な業務時間を削って税務署に赴くことは非常に効率が悪かったのだが、自宅や会社で手続きが出来、最小限の作業で日常の業務に大きな影響を与えることなく義務を果たせるというのは大きな進歩といえる。
 つまり時間とお金のうち時間がとられなくなったという意味でメリットは大きい。
もちろんお金も取られないで済むならばそれが一番だが、残念ながらそれは諦めるしかないのが税金というものである。
国税局のe-taxのページ



2010年02月22日 オリンピックモードの生活時間
 オリンピックが始まってからのここ数日、生活のリズムが乱れまくっている。
上海とバンクーバーの時差は16時間。逆から数えると8時間なので現地の10時からの競技がこちらでは午前2時から始まって、現地の午後9時がこちらの午後1時なのでちょうどそのあいだの時間帯がこちらの観戦時間となる。

 まあもう春節休みが終わって仕事も始まってしまったので、こちらの午前中はネットのテキスト速報しか見られないのだが、それ以外の時間、つまり深夜から出勤まではかなりの時間テレビに釘付け状態である。
 特にカーリングに夢中になっている。日本の出場いかんに関わらず中継される放送は欠かさず見ているような状態である。
 故に現在は会社から帰ると食事をして20時頃にすぐ寝る。そして1時頃にモソモソ起き、現地の午前中の競技を見届け、5時頃から8時くらいまでもう一度寝る。こんな生活パターンになっている。睡眠時間として足りているはずだが、やはりこの中途半端な生活は体がだるく日中は眠気と戦っている。

 以前の冬のオリンピックではこんなことはなかったように思うがカーリングのお陰で冬のオリンピックの注目度が一変した。大体スキーやスケートの競技において、注目選手は数人しかおらず、しかも一人当たりの競技時間は数分しかない。また見る側に考える余地のない時計との戦いの競技が非常に多く自国の選手とて傍観して眺めるしかない。。
 故にダイジェスト版で見てもそう大した差はなかったのだがカーリングはそうはいかない。一試合2時間から3時間たっぷり面白い。選手と一緒になって頭を使うほどのめり込む。しかもそれが毎日である。

 まあ見るほうも大変ならやるほうも大変だろう。2~3時間の試合を9試合もほぼ毎日ぶっ続けでやる。どのチームとて全ての試合で好調を維持するのはとても無理だとのこと、故に思わぬ番狂わせもおきやすい。それがまたこの競技を面白くする。だからやめられない。 


 まあこのまま朝方人間に切り替えられれば言うこと無しだが、選手と一緒に疲れが溜まってオリンピック終了後に体調を崩すなんてことがないよう気をつけなければならない。

とにかくあと一週間!がんばれ全部の選手達!そして自分(笑)
 




2010年02月19日 1点をとってはいけないカーリング
今朝方、日本対中国のカーリング女子の試合を見ていた。結果は皆さんもご存知の通り5-9で敗れてしまったのだが、まあ中国とのショットの技術の差もさることながら日本チームの試合運びの悪さが如実に現れた試合だった。
何故ならば自らが1点とった後、2点を取られるという展開を繰り返していたからである。

 実はカーリングにおいて、1点という得点はあまり取らないほうがいいとされている。
何故なら得点を記録した次のエンドは先攻後攻が入れ替わり、得点をしたほうが先攻となる。競技をご覧いただいている方はわかると思うが、ラストショットを打てる後攻のほうが圧倒的に優位に立てるのがカーリングという競技なのである。

 つまり1点を取るより相手に後攻権を渡してしまうほうが結果的にリスクが高くなり、1点を取りにいったが為に次のエンドで2点以上取られるリスクを背負うことになる。

故に後攻権を持っているチームは2点以上を狙うか点を放棄するかの選択をゲーム展開の中で考えている。2点以上取れないような展開ならばわざと点を取らないようなショットを打つ場合がほとんどである。

 逆に相手のチームからすると後攻権を持っているチームに何とか最少得点の1点取らせ後攻権を得ようとするのである。相手に点を取らせて自らのチームを有利に導くという世にも複雑な駆け引き合戦がこのカーリングという競技の中では行われる。

 しかも最終エンドに近づくにつれてこの攻防は激しさを増し、いかに最終第10エンドを後攻権を持ちながら1点差以内あるいは同点で迎えるかに苦心してゲームは展開していくのである。これを考えながらゲームを見るのがカーリング観戦の醍醐味というものであろう。


 そういう意味で今日の日本チームは中国チームの戦略に全く見事に乗せられてしまった結果、負けてしまった感がある。
分かってても技術不足で1点を取らされたのか、根本的にわかってなかったのかは定かではないが、得点差以上に先方が1枚上手だった。

 実は昨日のカナダ戦も同様だった。

 テレビ画像を見ていないので詳しい展開はわからないが得点経過から推測するに第9エンドで1点をとってしまったのがカナダ戦の最大の敗因であることのように思う。
 第9エンドを無得点でやり過ごせれば最終第10エンドは同点のまま圧倒的に有利な後攻権を持ったまま迎えられたはずである。しかし恐らくカナダチームに1点を取らされてしまい最終エンドの後攻権を明け渡すことになり、案の定逆転負けを食らった。それが昨日の結果で、マスコミは善戦を称えているが得点差以上に試合運びの上手さの違いを見せ付けられたのがカナダ戦なのである。

 とにかくカーリングでは1点を取ってはいけない、相手に1点を取らせる競技なんだと思えば今後のゲーム観戦もより面白くなるだろう。




2010年02月19日 結婚へのプレッシャーが増大中
最近、周囲からの結婚へのプレッシャーが大きくなった。早く幸せな結婚をしてくれよとよく言われる。春節が明けてからもう5~6人の中国人に言われている。
相手を紹介してあげようとか、よく世話を焼かれる。
こちらだって別に結婚したくないわけじゃない。状況がなかなか整わないのである。
相手が誰かという問題に関しては、引く手あまたとはいかないが、もはや結婚を目的にしてその気になれば見合いでもなんでもすればそんなに時間をかからず探せると思っている。
しかし、相手は見つけられたとしても自分のほうになかなか状況が整わない。

やはり一番の問題は仕事と収入の安定である。今のところ低空飛行ながらも何とか飛び続けてはいるものの、気を許せばいつ墜落するかもわからない。そんな緊張感の中生活しており、自分ひとりならまだしもとても自信を持って配偶者を安心して養うような状況ではない。
 世の中には学生結婚する人たちもいるが、私から言えば働く前から結婚するなんぞ無責任すぎてとてもそんな真似が出来ないと思っている。
特に中国の場合は、マンション有り、車有りの条件が容赦なく突きつけられる。ただ、これには上海人の男性達も辟易しているようで、現在の上海の不動産バブルの状況の中では普通の働きをしながら家を買うなんてことは夢のまた夢でであるにもかかわらず、経済状況の見えない女性に2回目のデートからマンションの話をされてゲンナリしたという話を聴いた。
 今の上海人達の資産家と呼ばれる人たちは、事業を手がけてきた事業家はともかく、単に値上がりした場所に住んでいただけの不動産成金が多く、何かに成功したわけではないのに大した苦もなくマンションを手に入れているのが現実だ。そんな人々の子供が「マンションくらいないとね」等あたかも自分の実力で築きあげたのごとく言われてしまうとやはりゲンナリする。とどのつまりは上海人達も結局は親がかりでないと結婚できないのである。


 ただ中国には相続税がないので親が豊かなら子供がそのまま豊かになり、先富論のような金持ちによりかかったり、たかったりする理屈はあっても生まれながらの平等という考え方がなく後から生まれた人は生まれた社会状況に左右されてしまうという現実がある。
そんな社会の中に新参者の外国人が入っていって結婚を考えてもなかなかハードルが高い。
 
まあ収入を上げる一番手っ取り早い方法としては転職などという方法も考えられ、現にここ数年知り合いなどから幾つかオファーを受けたこともあったのだが、年齢を考えると転職はそんな簡単な話ではなく将来性に疑問を感じ断わっており、今の仕事を捨てられるほど良い話はそうはない。
 目先の仕事で効果を出すことのほうが余程現実的であるが、それとて歩みが遅く思うに適わず焦り始めてもいる。このままではいつまでも結婚できないなぁと。
 
 と現実を悲観しているだけでは本当にいつまでも結婚できないのであるが、理想と現実の狭間にいるプレッシャーは非常に大きい。




2010年02月18日 大砲が鳴り響く曲 「序曲1812年」
この春節の中国の爆竹や花火を聞いていて思い出したのがこの曲、チャイコフスキー作曲の「序曲1812年」である。
この曲、オペラなどの序曲とは違い、音楽会用序曲として単独作曲された曲である。
 何故この曲を思い出したかというと、この曲は楽譜上に大砲「canon]という指定があり、五発の大砲を撃つように指定されて、演奏中に大音量とともに打ち放されるのである。
 もちろん、いつも大砲を用意できるわけではないので、コンサートでは大太鼓で代用する場合が多いのだが実際に大砲を用意して演奏される場合もある。(もちろん空砲であるが)
 代用の大太鼓にしろ、とにかく「大砲」ということで演奏するのだからとにかく音量がでかい。コンサートホールで大太鼓が代用されるのは道具の問題ではなく音量の問題とさえ思われるくらい大音量で演奏され、耳が壊れるくらいなので、この中国の春節の花火の状況とほぼ一致するのでこの曲を思い出してしまった。
 生で聴くのでさえ苦労するのだから、この曲のレコーディングも結構苦労するらしい。オーケストラは室内で演奏しても大砲は屋外というのが通例のようだ。
また聴く側もデジタルの時代になり音が鮮明に録音できるようになったのはいいのだが、再生時は音量を大きくしすぎてスピーカーや耳を壊さないように注意して下さいと注意書きが書かれるほどやはりこの曲の大砲の音量の大きさは飛びぬけているらしい

ちなみに1812年というのはナポレオン率いるフランス軍がロシアに侵攻したいわゆる「モスクワ遠征」の年であり、ロシア軍が力を合わせて勝利したというロシアにとっては愛国主義の象徴的な年である。
 その意味をこめてこの表題がつけられたというが、作曲したチャイコフスキーは国家から愛国を強要されたことが面白くなかったのか、この曲そのものはあまり気に入っていないらしいということが伝わっている。
 それにしてもロシアにしろ、中国にしろ何故社会主義の国の人はこんな大音量が好きなのだろうか?不思議な共通点である。
ここで試聴できます。


2010年02月17日 カーリングは中国人にも人気が出そうな気がする
国際放送表記は英語(テレビ画面をデジカメで撮影)
昨日今日は特に外出することもなく、家でずっとオリンピック観戦をしてしまった。
当然日本の衛星放送は見られないので中国のCCTVで見ていた。
まあさすがに中国人選手の出る種目しか放送してくれない感じだが、基本的に国際放送映像をそのまま使っているので中国人選手にだけスポットライトをあてている感じではなく平等に選手を取り扱っていて、意外と見やすい。
 記録や選手名、国名などは国際映像のスーパーがそのまま使われるのでその点では日本で見るのと大差がない。
 強いて言えば、当然のことながら実況や解説は中国語しかないのだが、これらは言葉の能力以前に彼らの解説がいつもちゃちいので、ハナから詳しく聞く気もなく、大事なポイントはインターネットで拾えるので、中国にいても観戦情報としては不足は感じない。
 思ったよりは中国での快適なオリンピックTV観戦である

さてさて、今日見ていたのは男子のカーリングの試合。フランス対中国という組合せだが、カーリングはどちらをどう贔屓して応援するような目で見なくても、非常に面白い種目である。
 ある意味日本チームの試合しか見ないという姿勢では逆に勿体無いかもしれない。そのくらい客観的に観戦していても非常に面白い。将棋やチェスの如く頭を使う智的なスポーツだ。
今日の試合も大接戦で最終第10エンドでフランスが大逆転勝利を果たした。まるで野球で言うサヨナラホームランの如く一発逆転が起きたのである。
こういった大逆転のある種目は、今のタイムアウト制のスポーツ文化の中では非常に少なくなった。そういった意味でも貴重な種目がこのカーリングである。


駆け引きが面白い
 今回中国にとっては残念な結果というかスタートになったが、このカーリングは中国人にも人気が出そうな気がする。
以前にもブログで書いたとおり、中国人はビリヤードが大好きで中国中のホテルや都心部にビリヤード場があったり、テレビでもよく国際試合を放送を流している。
 カーリングはラインを読んで玉をどうぶつけるかを考えたり、駆け引きを楽しんだりするという面でビリヤードとよく似ており、こういった駆け引き好きな中国人たちにも人気が出そうな気がする。今後中国代表の活躍次第では冬の代表的スポーツになる可能性もある。
 ただし、日本同様にカーリング場は非常に少ないと思われ、一部の北部のエリアを除いて、当分の間は観戦スポーツの域を出ないであろうというのは致し方ないところである。



プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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