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2009年08月09日 日系の高級食材専門のスーパー「全洲広場」がプレオープン
 中国では外国人や富裕層からみてまだまだローカルの食材や製品に信頼性が無いために、そういった顧客をターゲットにした輸入食材を積極的に取り扱うスーパーが増えている。
 そんな中で、またまた日本人や外国人に向けて輸入食材、高級食材を取り扱うスーパーが試営業を開始するとの噂を聞いたので早速見学しに行ってきた。今度のスーパーはなんと日系の管理ということである。
 なぜプレオープンなのかというと、昨年の金融危機以降、テナントの契約が進まず当初計画していた数のスペースが埋まっていないため、お客さんをがっかりさせないためにとりあえずプレオープンとしたと関係者の方から聞いた。そのためまだ広告等はどこにも出していないらしい。
 まあそんな状態でもこの時期に船出した理由を推測すると、一つはスペース経費の回収の問題、もう一つは昨日が8月8日であったので縁起担ぎの意味でこの日にオープンさせたかったという経営側の思惑が見て取れる。
 さて、お店の場所は新天地の映画館などがある建物の、馬当路を挟んだ西側のビルの地下である。一階は欧州系の自動車のショールームになっているビルで、外側から一見するとここにスーパーがあるような感じはせず、実際のスーパーの看板もレストランの看板のような趣である。店の名前は「GL Japan Plaza SHANGAI」で中国名「全洲広場」となっている。

 で入り口を入るとコンシェルジェのようにドアマンが立っていて、やはりレストランの入り口のようである。
で、エスカレータが止まっていたので左側を下りようとしたら、エスカレーターが自動スタートして、私が下りようとしたのは上りで、危うく転びそうになった。これは印が無くちょっとわかりづらい。
 仕切り直しで地下に下りてみると、内装は完全に終わっているものの、テナントがまだ埋まってないとの話は本当のようで、スペースが中途半端に空いていた。これでは広告を打ちたくないという管理者側の気持ちもわからないではない。
 ただ既に入居しているテナントの一つ一つを覗いてみると、ここの管理会社が日系ということもあってか、日系のテナントが多くその商品の多くも日本からの輸入品が多い。
 最近香りの良い日本茶に飢えていた私は(自分の鼻の状態にも原因の大半であるが、、)お茶屋さんに立ち寄った。ところがどれも値段が結構高かった。
その理由について店主に伺うと、お茶は香りが大事なので、他の物の匂いの移る可能性のある混載コンテナは使えないとのこと。また専用搭載でも直前の搬送物の匂いが残っている場合があるので、結局は航空便などを使うためコストが高くなってしまうそうだ。それだけ日本人はお茶の香りに敏感であり、それがわかる人に美味しいお茶を飲んでもらうためには、今の値段は致し方ない現状ということらしい。

 まあ値段が高いのは品質の裏返しと捉えれば逆に安心材料かも知れない。
 さてその他いくつかのパン屋、ワイン屋、寿司屋、肉屋など入居済みのテナントを覗いてみると日本でもおなじみの食材や商品パッケージが並んでいる。納豆の種類も多く納豆好きの私としてはちょっと心強い限りだが、やはり値段が少々高い。
 特に驚いたのは最高級和牛?がキロ2400元=3万4千円で売っていた!200gのステーキ換算で1枚480元=6800円である。ひえーっ!
 数枚食べたら月の食費の予算オーバーになってしまう。試食コーナーにもキロ1800元=2万5千円の肉の端切れ?が置いてあり試食してみたが、確かに美味いのだが、どんなに美味くてもこれはちょっと手が出せない。
 結局店内を全部見て回った後、ほんのちょっとお茶を買っただけであとは何も買わなかった。買ってみたい食材が無かったわけではないが、私にとってここで買い物するには少々予算立てが必要である。
 しかし新天地に出入りする欧米外国人や富裕層にとっては気にならない値段なのかもしれない。
 こんな高級スーパーだが、テナントのほとんどが日系であるため少々心配な点がある。それは立地とマーケットのマッチングである。新天地の周辺というのは実は日本人の多いマンションなどはあまり多くない。


 地下の2階駐車場には上海モーターショーと見紛うかというほど高級車が並んでいて周囲から車で訪れていたようだが、どちらかというと欧米系の方々や、中国富裕層が多く集まるエリアであり日本人は多くない。
 もちろんそれを理解して、日本の商品を富裕層などに売ろうという目論みならば問題ないが、それにしても日本人好みの商品が多すぎる気がする。日本人にとっては有難いことだが、それにしては日本人の多く住むエリアからは少々遠い。実はテナント不調の理由もここにあるのではないかと考える。中国人対象のアンテナショップ的な進出ならば問題ないがこれだけ大規模な進出では、扱う量が全く違うのでマーケティングが必要になる。
 そういう意味では幸いにも?まだ現時点ではプレオープン段階でテナントスペース的に余裕があり、これから別の色付け可能である。
日系の品質の良さを保ちつつ、このお店が今後どのような姿を見せてくれるか楽しみである。
GL Japan Plaza SHANGAI(全洲広場)
馬当路222弄1-6号地下1層〔地図
021-5382-8802
ホームページ


2009年08月08日 在外選挙はなるべく平日に
 昨日、日本の領事館の方にお会いする機会があったが、その際今は衆議院銀選挙を控えているので準備が大変だと言っていた。
上海の領事館の管轄エリアで6万人の居住届けをしている人がいるが、そのうち在外選挙登録をしている人は6千人程度とのこと。
子供に選挙権は無いのでそのことを割り引いても、届出の10%とはまだまだ少ない。
 とはいえ6千人である。

 在外投票の投票期間は8月19日~24日の1週間あるとはいえ、領事館をひとつの投票所と捉えた場合、抱える有権者の数は物凄く多い。日本の投票所の設置基準がどのくらいの人口当たりで設置されているのかしらないが、3000人以内とかそういう数を聞いたことがある。そう考えると6000人はすごく多い。
 しかも有権者は普通皆仕事を抱えている大人たちだから、結局は土日に集中する。開館時間もそれほど長くないので、時間当たりの投票者数は相当な数に上る。
 しかも領事館に行ったことのある方はご存知かもしれないが、領事館の入場はセキュリティチェックやらなんやらで、結構手間がかかる。


 すると当日長蛇の列ができることが予想され、真夏の炎天下の中投票のために何時間か待たされるかもしれない事態になるかもしれないと、その領事館の方は言っていた。
 故にできることなら平日に来て欲しいといっていた。
 うーん、そう考えてみればその通りである。
 どうしても平日に職場を離れられない方ならともかく、主婦の方などは平日に赴いたほうが賢明かもしれない。
 私もこの話を聞いて、もともと土日に選挙に行くことを考えていたが平日に行こうと考えを改めた。
 平日ならば、のんびりおもてなしができますので、是非平日においでくださいと冗談交じりに領事方は言っていた。皆さん選挙はなるべく平日に行きましょう!



2009年08月07日 中国でISO9001を取得している企業はすごいと思う。
 ISO9001というのは、国際的な品質保証認定規格のことである。といってもピンとこないかもしれないが、企業や組織の中の仕事の動きをきちんと定め、それを文書化して、その通り継続して実施することができるシステムがあると認証された企業や団体に与えられるものである。
 一見当たり前のことの要求であるようだが、これが価値を持って認められるということは、それだけそのことをきちんと実施できる企業や団体が少ないということである。
 人間の組織である企業や団体は、ともすれば組織の個人の裁量権が大きいため、恣意的な判断が行われやすく、企業としての一貫性や信頼性が損なわれることになりやすい。また業務の流れが文書化されていなかったり、その場の行き会ったりばったりの対応で、仕事の質に斑が生じ同じ業務を同じように依頼しても時期によって納期や内容に差が出来たりしやすく、会社の品質として信頼性に欠けた状態になりやすい。
 ここでいう会社の品質とは一般的にいう商品の品質、たとえば最高時速300kmで安定して走れる車ですとか、そういうものとは直接関係なく、どちらかといえば商品に対するクレームがあった場合、それをきちんと社内で処理し、顧客への回答・対応とともに、商品の改善にいたるまでのワークフロー体系がきちんと決まっていて、それが実施されているかどうかという部分のことである。

 もちろん、ルールは決めただけでは駄目で、実施されないと品質が悪いとされ、IS9001の場合は認証されない。また例え一度合格してもその後も継続的に審査が行われるので、企業内でそのシステムが機能し続けていないと、当然認証は取り消され、なんとその場合企業名が公表されてしまう。つまりこの企業は品質が悪くなりましたよということがばれてしまうのである。
 こういったISO9001であるが、日本では海外と取引を目論む大手企業が一生懸命取得に精力を傾け、取得をする企業がかなり増えてきた。国際取引をする上での信頼性の証であるからである。組織的なルールで動き方が得意とされている日本企業であるが、やはり全ての企業が取得できるわけではなく、取得できているのはほんの一部の企業に過ぎない。それだけ会社の品質というものを維持をすることがいかに難しいことかがわかる。
 
 さて、中国に向けると、ISO9001を取得している企業はゼロではないが、まだまだ非常に少ないというのが実感である。百度で検索してみても、審査の手続きをしますよという業者の広告サイトは目立つが「取得しました」と謳っている企業はあまり見当たらない。


 そもそも中国は国家自体が法治国家ではなく人治国家といわれるほど、法律やルールではなく人の裁量に依存された社会文化であり、ある意味ISO9001が目指すところの対極にいるのが中国文化である。
 会社でルールを定めても、老板の鶴の一声で朝令暮改に変えられてしまうのが中国企業の現実で、社長といえども株主や企業の一パーツである日本の会社組織とはかなり違う。
 またどんなに立派なルールがあったところで、まだまだ末端の社員までそのルールを厳格に運用させることが難しいのが中国の文化で、先日の餃子事件やメラミン牛乳事件で中国でも食の安全に対する意識が高まって法律も改正されたはずだが、現場では相変わらず商品の品質管理に対して無頓着な対応が続いていると知り合いの日系企業の方から聞いたことがある。
 そんな社会風土の中、仕事のルールを文書化して、純粋な業務上の部分以外は個人の裁量をを排除したようなISO9001のマネージメントシステムというものに認証された中国企業というものはすごいと思ってしまう。
 中国には個人能力に優れた人間はいくらでもいるが、組織として行動するのが苦手な国民性である。そんな中で企業の末端まで、システムを機能させることができる組織を作れた経営者というものは尊敬に値する。


 本人一人ならともかく、社員の協力が無ければ成り立たないのがISO9001である。社員に重要性を説き、実施させることがどれだけ難しいか、日本にいたときは、自分もこのISO取得に関わっていたことがあるのでその苦労は身にしみてよくわかる。 しかもこの中国での取得となるとその国民性のベースが、日本より難しいところにある分だけ、その相対的難易度はさらに高いと思われる。
 もっとも、ここは中国であるからして、そのISO9001の審査が厳格に行われたかどうかは、疑いが残る部分ではある。果たして日本と全く同じ水準、同じ厳しさで審査が行われているのかという疑いである。
「人治国家」の社会風土であるからして、ISOの審査機関といえども中国人だけで運営されていたならば、袖の下が存在しないのかどうかなど、100%の信頼感を持ってみることが出来ないのが実際のところである。
 まあ、そんな疑いの面を割り引いて見てもISO9001、あるいはそれに続く環境マネジメントシステムのISO14001などを取得している中国の企業はそれなりに信頼に値する。それを意識しているというだけでも全く違う。
 実際に取得出来ている企業は少ないかもしれないが、今後中国で取引企業を探す際に、ISO9001あるいは14001は取得しているかと質問するだけで、相手の企業の姿勢や考え方を見抜けたり、中国全体の企業の質の向上につながるやも知れないので、中国でのビジネス行う方は是非頭に入れて欲しいのがこのISOである。


2009年08月06日 痩せてベルトを短くした。
夏になり、暑くなって汗を良くかいたせいか、少しお腹周りがすっきりたらしくベルトが緩くなった。ベルトの穴の位置の一番短いところに合わせてもズボンが緩くずり落ち気味になった。
 これではベルトの役割をなさないので、短くすることにした。その長さトータル4.5cmほど。
 おお!
 単純にウェストが5cmほど細くなっているということである。
 体重計がないので正確なところがわからないが体重から見ても結構なダイエットが出来ている気がする。痩せることは望んではいたが、それに対する特別な努力をしていたわけではないのであるが、結果として痩せられているとはうれしい。
 とはいえ、この数週間、調子が悪くて寝込んだりしていた影響もかなり大きい気がする。
 故にまた健康体に戻って普段通りに食べたら元の木阿弥で体重が増えるかもしれない。とりあえず、切ってしまったベルトはもう元に戻らないのでこのベルトを買い換えないで住む範囲を維持することを心がけようと考えた。もちろんもう一度切ることになればもっとうれしい。

 こうやって少々結果が出ると、現金にも体重計を買って量ってみたくなる。人間の心理とは不思議なもので、本来は太りかけているときこそ体重を気にしなくてはならないのに、痩せだした時に体重を量りたくなっている。
 堕落は放漫から生まれ、成果は管理から生まれるということであろうか?
これは仕事に通じそうな教訓である。



2009年08月05日 鼻すっきり
昨日あたりから、件の副鼻腔炎がかなり改善された。まだ完璧じゃないが昨日の夜は鼻づまりで苦しむことはなく、睡眠時も自然な鼻呼吸で寝られたような気がする。
おかげで今朝の目覚めもすっきりしている。
 まあ、まだ嗅覚がほとんど戻っていないし、昼間になって若干ぐずつき気味になったので、完治と喜ぶには早すぎるが、段々快方に向かっているのは確かで、努力の成果が現れているようでとってもうれしい。
 鼻が詰まっていると思考も鈍りがちなので、早く全快できるよう薬と食事は毎晩きっちり続けようと思う。


2009年08月04日 ずれていく言語感覚
外国にずっといると、日本の言葉感覚とずれが出ることが非常に怖くなってくる。
もちろん日本語そのものを忘れることはないのだが、カタカナ言葉の使用を急激に控えている自分に気がつく。
日本語のわかる中国人と会話をする時の癖がしみついているのである。
 日本語のできる中国人は、頭が良いほうの部類なので、たいていは英語も少しは理解できるのだが日本のカタカナ英語は、英語の意味も発音もなしていないので彼らには通じない。日本語で広く流通している言葉であればカタカナ言葉であっても彼ら彼女らも学習しているので理解しているが、日本人が気軽に感覚的に使っている言葉は彼らは理解しない。故に平易に日本語な置き換えなければならない。「ポジティブに」を「積極的に」とか、「リアルだ」を「本物のようだ」とか細かいところに日本語の中にカタカナ英語は存在するので非常に気を使う。
 一方で日本のテレビや、ネット情報を見るとカタカナ用語がますます増えてきている。間接的にテレビやネットを見ていても、そこに暮らしていない私にとっては接する頻度が圧倒的に違う。どうしても日本国内で使われている言葉のニュアンスや感覚と外国で暮らしている自分の感覚がずれていくので、そういうところが非常に怖い。


 実は私の周りに、中国やその他の欧米系の国に長く住んでいた人が何人もいるのだが、それらの人々の言語感覚もまた、日本に生来住んいる人のものとも私の感覚とも違う。日本語の普通教育を受けて、基本的な会話や相互理解には問題ないはずなのだが、文章を書かせてみるとすぐにわかってしまう。
 同じ概念に対する言葉や単語の選択や、同じ言葉から受ける意味が私やおそらく日本の人々の平均であろうと思われる感覚からずれている。
 欧米的思考や中国語的思考から発せられた言葉だなと気づけば、理解は出来るが違和感は感じる。日本国内にいるときは、同じ日本語で会話すれば相互には共通理解ができると思っていたが、文法や語法が同じでも単語のニュアンスがずれていけば、同じ日本語という言語圏の中でも文化が分離していく可能性は否定できないと感じるようになった。
 かつて韓国と北朝鮮と中国の朝鮮族は同じ民族で、同じ言語を持っているはずだったが、地理的歴史的分断により、言葉として相互理解は出来るが文化が違ってきていて、自国以外の人間と話すと相手がどこの人間かはっきりわかるという。イギリスとUSAの英語もはっきり違うのも有名な話だ。
 いずれ日本語にもそういう時代がやってきてもおかしくはないのだが、日本語は言葉の言い回しやニュアンスを大事にする言語であるだけに分化によってその良さが失われることのないように願いたい。



2009年08月02日 ヒットは出なくても得点は入る
 野球の例え話で、ルールのわからない人にはちんぷんかんぷんかも知れず恐縮なのだが、ビジネスにおいてホームランやヒットを打つことばかり考えている人がいる。
もちろん、ホームランが出れば得点は入るし、ヒットが出れば得点の確率は高くなる。
 しかし、忘れないで欲しいのは、野球はヒットの数を競うスポーツではなく、得点を競うスポーツだということである。
つまり実は野球においてヒットやホームランは、得点における必須事項ではない。

どういうことかというとヒットをを何本打っても得点にならなければ試合に勝つことはできないし、ホームランはなかなか出る確率が低い結果なのでホームランばかり狙って皆で大振りし、1試合に1本だけホームランが出たとしてもそれでは1点しか得点を得ることができず、試合に勝つことはなかなか難しいのである。


 逆に、先頭打者が四球で歩き、その後2塁へ盗塁、そして次の打者の内野ゴロの間に3塁へ進塁、そして外野への犠牲フライで生還すれば1点となる。つまりノーヒットでも得点することができる。もしこれを9イニング繰り返すことができれば、理論上はノーヒットで9点が入ることになり、それ以下に失点を抑えることができれば勝つことができる。
 つまり野球の勝利にヒットは必要条件ではないということになる。逆に投手の側の言葉に、ノーヒットノーランという言葉があり、無安打無得点試合と訳されるが、無安打でも無得点ではない場合が有りうり、無得点に抑えなければ記録にならないということなのだ。
 

 さて、これらを仕事の話に置き換えると、ビジネスにおいても必ずしも「ヒット」つまり「ヒット商品」は必須ではないといえる。得点が入ればいい、儲かればいいということになる。
 もちろんヒット商品があれば儲けが出る確率も高くはなるが、実は必ず儲かるとは限らない。売れたとしても利益率が低かったりして儲けの採算ラインまでなかなか届かない場合がある。
 またホームランならば得点は入るが、そればかり狙っていたのではほかの面でに犠牲が多く、結局ホームラン以外の得点がなく、全体として大きな利益になってない場合がある。故にホームランを狙うと実は会社全体にマイナスになってしまう場合が多い。
 ではビジネスにおける四球とは何か?
 それは球の見極めで、話の見極めであるように思う。
 ヒットにならないであろう球をきちんと見極め、ストライクゾーン(リスクの高い話)ならファールでカットし、ボール球(安全な話)なら見逃し(無条件に受け入れる)、そうやってリスク回避を続けることによって、ヒットやホームランが出そうな好球を待つ。そうやって危ない話を避け続けることによって信用が積み重なって四球でフォアボールで歩くことができるようになる。四球を続けることによって、満塁押し出しなんてこともあるかもしれない。

 もちろん相手(ライバル会社)のあることなので、こちらが何にもせず得点を重ねていくことは難しいが、隙を見て盗塁(抜け駆け提携?)をして、犠打(協力連携)で得点を重ねることは可能かと思う。クサイ球を見極め、カット(危険回避)する技術は必要だが、少なくともホームランばかり求めるより確実に得点に近づく。
 つまりヒットは出なくても得点は入るということである。





プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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