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上海ワルツNEW


2011年10月24日 日本仕様PCはキーボードカバーも日本で買うべき。
さてパソコンが手に入って、少しでも綺麗に使おうと思いキーボードカバーも手に入れようと考えた。

 そこで同僚に頼んでほとんど型番が一緒のものをタオバオで探してもらって購入することにした。

 若干PCの型番が違ったが、PC本体のスペックがほぼ同じ機種で同じ系列だったため、単にOSの言語の違いだけだろうと思い、油断してキーボードカバーを購入した。

 しかしそれが甘かった。

 ほんのわずかだが中国製と日本製ではキーボード配列が違ったのである。

 特に日本語変換に関するキーの部分は日本語仕様独特のキーボード配列となっており、中国で購入したものとは合わなかった。

 うーん残念。

結局たかが20元程度とはいえ、無駄な買い物をしてしまったことになる。

 キーボードカバーはPCと同じタイミング、同じ国家で買うべきだと悟った今回の買い物であった。




2011年10月17日 映画「南極料理人」を見た。
昨年公開されたこの映画、ここ中国ではとっくの昔にDVDが出てしまっていたようだが、興味を持ちながらもなかなか時間が取れず手を出せずにいた。

 しかし、最近のあまりにも根詰め作業に神経がつかれ気味になってしまったので映画でとりあえずリラックスを試みることにしてこの映画選んでみた。

 まあこの映画、大スペクタクルとか激しいアクションとかを映画に求める人には全く物足りない内容であるが、ちょっと小さなエピソードをクスッと笑うにはちょうどいい湯加減の映画である。

 果たしてこの内容が映画である必要があるのかというのは大いなる疑問だが、、、つまりテレビの2時間ドラマでも良いのではないかという気もしてしまう。
まあこの手の特殊エピソードもののは細かい視聴率を気にするドラマでは逆に取り上げずらい内容なのかも知れず映画という枠が意外とはまるのかもしれない
 
 さてこの映画、ストーリーと言えるほど初めから終わりに向かって流れる大きな流れのようなものはなく、基本は日常のエピソードの繰り返しである。

 が、そのエピソードがクスッと笑わせてくれる。南極ならでは独特の条件がもたらすエピソードが結構面白い。

 主人公が料理人だけに食べ物にまつわるエピソードが中心なのだが、閉ざされた空間における食べ物は数少ない楽しみの一つで、そこに越冬隊員たちの個性がどんどん現われてくる姿がとても楽しい。

 さらに画面に登場する数多くのおいしそうな料理をバリバリ食う姿にはこちらも刺激され、観賞中に腹が鳴ってしまった。
 そして最後にはちょっとほろっとさせるシーンもある。色んな意味で腹いっぱい?というか腹がすく映画であった。(笑)


ところで越冬隊員の役の高良さんは最近色んなところで見かけるようになり、最近少し親しみが湧いている。そして映画の最後に「お兄ちゃんの花火」で共演した早織(当時は小出早織)さんが意外な形で登場し、また共演になっている。

 プロダクションのテリトリの都合なのかもしれないが、不思議と縁があるこの二人、プライヴェートな関係があるかどうわからないが今後も永く仲良く日本映画界を引っ張っていってほしいものである。


2011年05月16日 想定外に面白い「上海笑う劇場」
昨日の日曜日、先日お知り合いになった店長の笠原さんの誘いで「上海笑う劇場」に行ってきた。
正直なところ、上海に呼ばれる芸人ってどんなんだ?という少々懐疑的な思いを抱えて劇場まで足を運んでみた。
世の中芸人と呼ばれる人間はピンからキリまで沢山いるが、エンタメに出たとかテレビに出たことがあるなどと言われても、かなり面白くない芸人はたくさんいる。
しかし、今回実際舞台を目の当たりにして思ったより笑え、いい意味で期待を裏切ってくれた「上海笑う劇場」であった。

 会場は上海ハイトンホテルの2階、いわゆる古北新区のカルフールのそばの名都城裏にある中外合資の4つ星ホテルである。
 バーの中のステージのような形で、軽食を取りながらショーを楽しむことが出来る形式になっている。
 現在はギャラとかの関係で、日本でネームバリューのある本当のTOPクラスは呼べないようだが、ここへ来ている芸人さんが芸のレベルが低いかといえばそうとは限らないようで実は世の中には隠れた実力者が沢山いる。


 今回登場した芸人さんは「南野やじ」さんと「田代32」さんの2組で、本当は劇場の冠になっている「ねんど大介」さんも時々出演するが、今回は観客側がねんどさんとは知り合いということで省略。
 お笑いのネタ事なので詳細を書くことは避けるが、どちらも芸歴長くベテランのため、卒無く笑いのツボを責めてくる。

 客いじりや芸人側の体を張ったネタなど非常に面白い。まあネタの傾向として少しおじさん向けじゃないかなと思える点もあるが、子供が見てもギリギリセーフで、子供の笑いは取れないかも知れないがほぼ問題ないだろう。
 そんなこんなの楽しい50分ほどのステージ。入場料は150元でドリンクが15元~とこの手の劇場にしては良心的でありそれほど高いものではない。
 ステージ終了後には出演者と話も出来、業界の裏話などフレンドリーな会話もこの劇場ならではの特権である。
 テレビ慣れしている日本人にとって、ネームバリューの高くない芸人のステージにお金を払って見に行くのは少々勇気がいるかもしれないが、店長の笠原さんによると運営側もいい加減な芸人を飛行機代をかけて上海まで送れないので、それなりにしっかりした芸を持つ芸人をチョイスして送ってもらっていると言っていた。
 故にいつ行ってもそんなに大外れはないと思われ、最近笑っていないと思う人は、是非一度見にきて欲しいとのこと。
 皆さんもぜひどうぞ!

(写真は芸人さんと会場スタッフの記念撮影)
<ねんど大介の『上海笑う劇場』 SHANGHAI COMEDY THEATRE>公式サイト


2011年05月12日 日本のオーディオはやはり凄い
 先月念願かなって日本に置きっぱなしだったミニコンポを一時帰国したときに、上海へ持ち込んでくることができた。
 今年4月からJALが委託可能荷物容量を増加させたことをうまく利用して、幸いにも追加送料なしで運ぶことが出来た。というか無料で運べると思ったので輸送にトライしたのである。
 実は持ち込んだのは4月の初めだったのだが、電圧の問題や引越しが間近に迫っていたため、引越し後まで開封もセッティングもせずそのまま放置してあった。
 そして先日引越しも無事完了し数日前にようやくセッティングをしてみた。
 まあこのマシンはもうかれこれ5~6年前のモデルであるし、輸送時点で壊れなかったか非常に心配だったのだが、何とか壊れず運べたようで電源は問題なく入った。

 そして肝心のCD再生である。

 この久しぶりのマシンの上海上陸第一弾の再生には何がふさわしいかと、ちょっと思案して、増えてきたCDのライブラリーを眺めていたが、やはり威厳があり若々しい曲がよかろうと、朝比奈隆指揮大フィルのベートーベンのエロイカを選んでみた。
 中古状態とはいえ、このマシンにとっての再びの杮落としのようなものであるから、これくらい堂々とした音楽がやはりふさわしい。

 さあ、CDをローディングディスクにのせて、マシンの中に取り込ませた。
そして第一声が鳴る!!

「ジャンッ!ジャンツ!」

おお、なんと豊かな響きであろうか~、その響きの深さに思わず鳥肌がたった。
全く忘れていたような響きの深さ豊かさである。

 思わず音の響きの中に引き込まれる。

 音量が大きすぎて近所迷惑になるのはないかと一瞬ヒヤッとしたが、そうではなく音が豊なのである。

 もちろん朝比奈&大フィルなので元々響きが豊かで、その演奏の素晴らしさもあるが、今回驚いたのはやはり圧倒的にマシンの表現力の差である。

 数ヶ月前に買った韓国の現代ブランドのコンポではこんな音は聞かれようも無かった。もちろん価格差も数倍あることは確かなのだが、それにしてもである。

 音楽ってこんなに豊かに響くんだってことを、ヘッドフォンで無理やり低音を強調したような貧弱な音楽しか聴いていない中国人たちに、是非この音を聞かせて教えてやりたい、そう思った今回の日本のミニコンポの音である。

 さすが「It''s a SONY」である。




2011年01月28日 299元のステレオミニコンポ

中国にきてから久しく待ち望んでいたステレオミニコンポを先々週ようやく購入した。
日本から音楽のCDを数十枚持ち込んでいたいのだが、なかなかそれらを満足に聴ける環境がこの5年の間、ほとんど整えられぬままにここまできてしまった。
ノートPCのCDドライブは壊れたし、DVDプレーヤーもあるにはあったが、DVDプレーヤー、テレビともに音声端子に余裕がなく、ヘッドフォン端子もついていなかったので、結局は外部スピーカーの環境も準備できなくテレビのスピーカーを通して聴くほかなかったのである。音楽を聴くたびにテレビをつけるのも面倒で音質の面でも不満が多かったので本当にたまに鳴らすだけに留まっていた。
 しかし最近そんな環境に耐えられなくなり、ようやくの重い腰をあげて電器屋へ買いに行った。
とにかく高級品はいらないからCDの音楽を楽しめる機器、ヘッドフォン端子で音楽が聴ける機器を探しに行ったのである。

最初はCDラジカセを想定していたのだが、先日スーパーで見たら安いコンポならCDラジカセとあまりかわらない価格で買えるということがわかりコンポを購入することにした。
そして見つけたのが299元のCDミニコンポである。コンポといってもDVDやCDが再生できるドライブとラジオとスピーカーがついただけのものである。
ヒュンダイ(現代)製で、まあ写真のように赤と黒のデザイン性も何もあったもんじゃない外観だが、今の私にはとにかく機能があればそれでよかった。

 さて買ってきて早速音楽を鳴らしてみた。

 このコンポはスピーカーの形が意味なく長方形で、無用に重低音を強調しようとしており、音質がにごっている。ドラムの重低音の響きを楽しむだけのロック系の音楽ならこれでもよいのかも知れないが、繊細さを必要とするジャズやクラッシクの音楽を鳴らしてもこのスピーカーではかなり音が濁ってしまう。実は中国のCDには意味なく馬鹿の一つ覚えのように重低音を強調した音質の悪いCDも横行している。どうも意味の無い重低音信仰が中国にはまだまだあるようだ。本当の意味で音楽の美しさを聞き取れていないのが中国の実情ということであろう。

 さて、この音質の低さは299元ならば仕方ないところであるが、それでもテレビのス ピーカーで聞くよりは全然マシであるのも確かである。
 とにかく、このコンポを買ってきてから毎日日替わりでCDをかけて音楽を聴いている。日本の実家にはまだ1000枚以上のCDが眠っており、今回ようやく中国の家で音楽を聴く体制が整ったので、また帰国するたびに少しずつ運ぼうかと考えている。



2010年12月12日 「MY HEART WILL GO ON」
「MY HEART WILL GO ON」は皆さんご存知の映画「タイタニック」の主題歌だが、実はこの映画の封切り当時は映画があまりにも騒がれすぎる故に私はこの曲をあまり評価していなかった、というか気に入っていなかった。

とはいえ、一応ヒット曲であるゆえにライブラリーとして確保するため、映画のサントラ盤はさっさと手に入れてはいた。もちろん手に入れただけではなく一応数回は流して聴いてみてはいた。
 この曲、確かに映画の雰囲気を盛り上げる要素は整っており、この曲を映画に重ねればヒットするであろうとなということは分かったが、それ故にこの曲が計算しつくされた単なる演出音楽のように感じ、音楽的価値を感じずにいたので、仕事として結婚式場で使うことはあっても個人的に特別な印象はなかったのである。

それ故に日本で幾らブームになっていても、この映画を見る気にはならず、レンタルビデオでも借りてみるようなことはなかった。

しかし、中国に来てDVDが格安で手に入るようになり、何かのDVDを買ったついでにこのタイタニックの映画も目に留まったので、ようやく封印を解いてこの映画を見ることになった。
 つまり実際にこの映画を初めて見たのは中国に来てからである。
 実にリリースから10年以上経っていた。
 
実際に映画を見る段になって、この映画が世間の女性を泣かせまくったという評価は当然知っていたので、果たして私も涙を流すのだろうかと期待に胸を膨らませ映画を見たのだが、結局まあ一回くらいどこかで涙をこぼしたかもしれないが、大泣きをするようなことにはならなかった。
悪くない映画とは思ったが、そんなに感動もしなかったのである。
 泣くかも知れないという先入観が感動を遠ざけてしまった面もあるかもしれないが、とにかくその時点で、音楽についての評価も変化にはいたらず最近に至っていた。


ところがである。
最近、ラジオでこの曲を耳にして、なんだか急にこの曲の真価を感じ取ることが出来たような瞬間があった。

曲を聴いていて、ああこの曲は女性が愛の幸せを感じている瞬間の曲なんだな、そう感じた。

 まあ恋愛的な「愛」を表現していることには変わりはないが、単なるメロドラマ的つくりのちゃっちい音楽ではなく、思ったより深い叙情的表現が出来ている秀作の曲だなと感じたのである。

 実は今回私がラジオで聞いたのは音楽のコアだけを使ったようなスローテンポのピアノアレンジの曲で、曲に対する派手なアレンジが多いオリジナルの曲ではなかった。派手なアレンジが取り除かれて、純粋にメロディラインだけを聞けたので、この曲の本質をようやく聞き取れた感じがした。

 私が感じたこの曲の表すところは、男性の最大限の優しさに抱かれた女性が、愛されている喜びを感じている至福の瞬間、そしてその瞬間の永遠を感じている女性の浮揚感そのものである。
 私は何年も結婚式の音響をやっていたから男女の至福を瞬間を見てきたが、この曲が表すような至福の瞬間は特に女性が強く感じている。

 もちろん映画の中では確かに悲劇的な幕切れがあるが、それ故にその愛の至福が永遠に刻み込まれた形になっている。
世の中のどんなに至福の結婚を迎えたカップルでも、人生の中で長い時間夫婦を続けていれば、新婚当初の熱さや至福感が薄れていくのは一般的な自然の流れであり、故に本当の意味で永遠の愛を体現し続けるカップルはなかなか目にしない。
 しかしこの映画では悲劇があったからこそ、瞬間が永遠になったような格好になり、つまり愛が永遠に継続している。


そんな愛の至福の瞬間を表現している音楽がこの「MY HEART WILL GO ON」なのである。

故にこの「タイタニック」の映画を見て涙を流した女性というのは、悲劇に悲しみを感じて泣いていたのでは無い様に思う。
ヒロインが感じた至福の愛情の感覚、つまりはそれを与えてくれた男性の愛に感動して涙を流したように思うのだ。

そう思って、この曲と映画を改めて見直すと非常にすっきりする。

ただ、女性はこれでいいとしても、泣いてしまった男性の存在というのは、ちょっと整理しづらい。
愛を尽くしつくした満足感なのか、女性的感性の豊かなのか、あるいは単に悲劇的ストーリーに悲しみを感じたのか分からないが、私の見方ではこの音楽の持っている雰囲気には男性はなかなか酔いづらいという気がする。

 もちろんそういう意味でカップルで観る映画としても秀作かも知れないのだが、、、。
 こういう発見を得て音楽マニアの私は音楽単独でもこの曲をあわせられるシーンはどこかにないかと思案する今日この頃である。
まあ映画が有名すぎるので、パロディにしない使い方は非常に難しいのだが、、どこかで使ってみたいいい曲ではある。



2010年09月01日 小澤征爾さんの公演
小澤征爾さんが今年のサイトーキネンオーケストラの公演の指揮を、一部を除いてほとんどキャンセルすることが報道されていた。
 病み上がりのため体力がなく交響曲をフルに振れないからだという。

人間がいずれ老いるのは仕方のない道理とはいえ少し寂しい。

かつて何百回といろんなクラシックのコンサートに通っていた私だが、彼のコンサートは結構鮮明に覚えている。残念ながら彼の手兵ボストンフィルとの競演はライブでは一度も聴くことができてはいないのだが、新日本フィル、サイトーキネンオーケストラ、そしてウィーンフィルの演奏はその音と体が受けた鳥肌が立つような感覚を覚えている。
ウィーンフィルとの公演はなんとか手に入れた仙台市民会館での公演。旅の詳細は忘れたが夜行バスで仙台へ行き、音響環境的には非常にドライでよくない会場であったにもかかわらず音楽に飲まれ、ドボルザークの新世界の第2楽章で涙をこぼしたのを覚えている。
 そして国内オケの新日との公演(チケットが外来オケに比べやすいのだ!)は、オーチャードホールで、バルトークのオケコンやボレロも非常に印象的だった。会場は忘れたが恐らく松戸でベートーベンの7番。そして大宮だと思うが英雄交響曲。
それぞれ同じ曲を直前に別の指揮者で聴いたが音の響きがまるで違った。うまくいえないが音が立体的に立ち上がってくる響き方なのである。
 そしてサイトーキネンオーケストラで元旦を挟んで2度聞いたマーラーの復活。年末に長野で年明け2日に上野で聞いた。アホな自分の行動力にもあきれたがそれだけの価値のある演奏を聞けた。

 彼が元気なうちにもう一度くらい聴きに行きたいなぁと思うが、今は上海にいてチケットを買いに行くのさえ難しいかなと思うと少し寂しい。

そうそう、今日は彼の75歳の誕生日。
誕生日おめでとうございます。いつまで元気でいてください。
そして元気な音楽をまた聞かせてください。

                        上海ワルツ


2010年08月31日 遠雷の音は実は大好き。
昼間からごろごろと雷が鳴っている。
実は演劇の音響をやっていた時から雷の音は結構好きな音の一つだった。
それもドカンと激しく落ちる音ではなく、遠くで鳴っている音がごわんごわんごわんと、ビルや山でこだまを繰り返し広く響き渡るような音が好きである。
 雷の音はどんな狭い空間に暮らしていていても大地の大きさを知らせてくれる。地球の大きさを知らせてくれる。自分の小さくたたまれた心を大地の大きさの分だけ大きく拡げてくれる。

 実は芝居の中でもそんな使い方をよくしていた。

 遠雷のような広く包み込む音はそこにどんな音をも重ねられる。ジャズでもクラシックでも演歌でも何でもOKだ。ただし使い方を誤るとシーンが物凄く不安定になる。遠雷は大地から人間を揺さぶる自然の驚異の象徴でもあるからだ。だから使えるシーンはかなり限られる。直接的な落雷の方がよほど使い勝手が良い。でもだからこそ遠雷の音が好き。遠雷が鳴るとじーっと聴き入ってしまい胸が高鳴ってしまう。

 まだまだ音響オタクの性質からが抜け切れていない気がする。
 
 


2010年07月12日 B型同士のO型の噂
先日B型の女性とお話をしていたところ、血液型の話になった。
その女性が特に苦手なのはO型の人なのだという話になった。

何故苦手かというと、とにかく話が大きく中身がない、実現できないことをさも実現できるかのように話をされるのが嫌なのだそうだ。

また、考え方の押し付けや決め付けをしてくるのも苦手らしい。

 あるとき、彼女がO型が大勢いる中で会話していたときに、彼女自身がB型と気付かれていなかったらしく、O型の人がB型の悪口ばかり言っていたので、それで決定的に苦手になったようだ。
 
私にもO型の知り合いが大勢いるので、迂闊なことは言えないが確かに思い当たるフシもなくはない。
オーバーリアクションはほっとけばいいのだが、考えを押し付けられるのは確かに苦手だ。他人のことなのだから放っておいて欲しいと思うことは時々ある。

 それが実現性に乏しい話だったりするとなおのことイラついてしまう。それが仕事相手だとすると見極めがかなり大変できちっと理詰めで確認しないと話だけでは信用仕切れないときがある。

 その点B型は自分勝手に受け取られる面もあるが、その分あまり他人には干渉しない。
悪口を人前でぺらぺらしゃべるようなことも少ないような気がする。
 B型は意外と現実主義者なのだ。

他人を放っておけないO型と放っておいて欲しいB型、どちらも性格なので悪気はないのだが噛み合わない。
 たかが血液型なのに性格にはその傾向がはっきり出るようである。



2010年06月30日 「waka waka」にはまって敗戦ショックも飛ぶ
今回のサッカーのW杯のワールドカップの公式テーマ曲として使われているのがコロンビア出身の女性歌手シャキーラさんの歌う「"Waka Waka(This Time For Africa)」である。
 なぜアフリカの大会なのにコロンビアの歌手かという問題は、ワールドカップという舞台に免じて許したいと思うが、とにかく私は開幕以来この2週間あまりこの曲のノリにはまってしまい、頭から離れない。
 CCTVで中継されるこれらの試合の合間の、試合のハイライトシーンのバックで流されるこの曲が非常に気持ちいい。
 残念ながら、昨夜の日本代表は敗れてしまいベスト8の夢はかなわなかったが、この曲の明るさというかノー天気さが、敗戦のショックの暗い気持ちを吹っ飛ばしてくれた。
フランス大会のときのリッキーマーティンの「ザ・カップ・オブ・ライフ」はどこかに国の代表を背負う戦う男たちの人生のような重さがあったが、この「waka waka」はそんな暗さというか悲壮感は微塵もない。

 サッカーを楽しもう、人生を楽しもう、アフリカを楽しもう、そんなノリでどんどん楽しくなる。
応援していたチームが負けてしまった試合の後でも、これが「サッカーさ」「面白い試合じゃなかったじゃないか」「楽しかったよね」とすっきり明るい気分にさせてくれる。

 ネット上で見つけたMVも非常にノリがよく、歴代のワールドカップの名シーンがふんだん盛り込まれており、FIFAの公式曲でなければ実現しなかったほど何とも贅沢な内容で、曲を歌うシャキーラさんはもとより、一緒に踊る女性ダンサー達はセクシーというより、楽しく踊るノリが非常に魅力的だ。

 今後暫くはサッカーやスポーツ関連で使われる定番曲になるのではないか、そんな予感をさせる楽しい曲である。

中国の土豆網でみつけました。



プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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