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2009年01月30日 会話のない親子
 今日、夕食を食べに行ったお店で、日本人と思しき親子4人組みを見かけたのだが、実はそこでちょっと気になる光景を目にした。
 その家族はお父さんとお母さんと小学3、4年生と思しき兄弟の4人で、家族のいない私からすると、なんとも羨ましき光景であるはずだったのだが、彼らは注文を終えると何と自分勝手にばらばらの本を読み出したのである。お父さんとお母さんは店に置いてあった週刊誌を、子供たちは漫画をそれぞれ読み始めたのである。
 家族そろっての食事の時間であるはずなのに、なんとも奇怪な光景である。
毎日ずっと一緒に暮らしている親子だから、食事の時間だからといって改めて特別な会話は無いのかも知れないが、4人とも会社や学校などそれぞれのフィールドがあるはずなので、そんなにいつもいつも4人で過ごしているはずでもないに違いない。 つまり食事を一緒にとる時間というのは一日のうちでも何分の一の貴重な時間であるはずだ。しかしながらそれにもかかわらず会話もせず、親子それぞれで別の本を読んで料理を待つというのはなんとも不思議な光景である。
 よく、中高生の子供を持つ親御さんが子供の気持ちがわからないなどという言葉が伝わってくるが、もしこの親子と同じ状態で食事の時間を過ごしてきたとしたら、子供の気持ちが分からなくなるのも当然のように思える。


 世界の親子が食事時にどの程度会話をしているのかわからないが、少なくとも中国に来てからこのように食事の時間中にそれぞれが違う本を読んでいるような中国人の親子を見かけたことが無い。恐らく子供がそんなことをしたら親に張り倒されるに違いなのが中国だ。故に親から率先して本を読んでいた姿には驚かされるのである。
 どうしても読まなければならない本であるなら後で読めばいいと思うし、ひとつの食事をするためにひとつのお店に入れば、そのお店内装やメニューなどを題材にしてそれなりの会話があってもいいはずだ。しかし、この親子は料理が出てくるまで結局本を読み続けた。
 実は私の家族は両親ともB型であり、弟も含めて4人ともB型の家族であったが、自分勝手なB型といわれる私の家族でさえもここまでの光景は無かった。親が飲食店を経営していたため普段の夕飯を一緒にする機会も多くもなかったのだが、食事時にテレビをつけることはあってもそれぞれが本を読むなどということはまず無かった。
 人と人というのはお互いに分かっているようで、なかなか細かいところまで理解しあうのが難しいのが人間である。ましてや会話が無かったらお互いにの理解なんて有り得ないように思う。ずっと会話が無ければどんどん考え方がずれていってしまい、最後には相手の気持ちが全く分からなくなったという結果になってしまうのである。

 例え喧嘩ごしであろうとも会話をしているうちは相手の気持ちの片鱗が見えてくるので、100%相手の気持ちが分からなくなることはない。でも会話がなくなってしまったらもうお手上げである。
人と人の関係において会話は大事である。つとにそう思う。
 



2009年01月27日  お金に困ったことのない人の言葉はどこかきれいごと
 最近、金融危機の影響で日本からも中国からも悲惨なニュースが伝わってくる。この世界的な状況は決して他人事ではないし、いつ自分の身に降りかかるかもしれないとして戦々恐々として毎日を過ごしているというのが正直なところである。 
 私も過去に中国に来る直前の頃、仕事がなかなか見つからず先の見えない不安な時期があったり、自分のだらしなさゆえにお金に苦しんだこともあった。そういった時期を乗り越えたからこそ、今の金融危機は非常に深刻な状態として受け止めることができる。明日仕事が無くなれば、明日業績が悪化すれば、来月給与が出なかったら、給与が遅れたら、、、途端に生活の先が見えなくなる状況は想像できる。その状況をひしひしと感じ仕事をしている。
 ところが、日本から伝わってくる政治家の発言やネット上でみる言葉の中には、どうも本当の危機というか、お金が無い人の生活の現実というのが理解できていないんだろうなと思わせる言葉が多々ある。
 表面上は「大変ですねえ」とか「なんとかしなくちゃ」とか言う言葉を発するのだが、一方で「本当に働く気があるのか」とか「人に迷惑をかけるな」とかどこか他人事のきれいごとの言葉が聞こえてくる。


 政治家なんぞは「来年度から景気対策を・・」などとのん気過ぎる言葉を言っている。そういう言葉をきくと、「あっコイツ本当に金に困ったこと無いな」と直感的に相手の本性が見抜けてしまう。悪気が無いにしろ、どこか優等生的な回答にしか聞こえてこなく、いまの優位な立場にあるポジションの「上から発言」にしか聞こえず、実質的な相手の状況を理解しているとは言い難い。来年度とかそんな先のことや、きれいごとの理想論ではなく、今日明日の生きることが危ぶまれている状況というものを彼らは理解できていない。
 本当に困ったことがある人なら「なりたくてなっているわけではない」という彼らの気持ちと「どうにもならない状況」に苦しんでいるということは想像でき、軽々しくそういった発言はできないように思う。
 もちろん日本であろうが上海であろうが、ほとんどの人は生きるために必死で働いている。しかし残念ながら自分の仕事や収入がなくなったときのことを想像できて働いている人は意外と少ないように思う。どこか自分だけは逃げ道がある、そう考えている人が少なくないように思える。
 景気がいいときであれば会社を首になったり、会社が倒産したりしても別のところを探せばいいやとか、誰かに紹介してもらおう、親に頼ろうなどという甘えも許されるかもしれないが、すでに今の時期の社会はそんな甘い状況ではない。


 今の会社を失えば、もう他に行くところはないかもしれないし、助けてもらいたい友人や親にだって人の面倒を見る余裕が無いかもしれない。そう考えればいま目先に仕事があるのなら、その仕事に必死になるほかない。そう思って毎日生きている。


2009年01月25日 こんなに咲くようになってしまった。
 昨年の10月に名前も分からず買った花だが、いまだに枯れずに無事にある。
それどころか花の数がかなり増えた。
特別な育て方もせず、毎日ただ水をやり、昼間に外へ出し、夜になると家の中にしまう、ただそれだけなのだがちゃんと花を咲かせてくれた。
もっといろいろ気を使ったりしたいのだが、品種さえいまだよくわからないのでやれていない。
 それでもこんなに花がたくさん咲くなんて、植物の命の強さに驚かされる。
ただ、一度も水をやり忘れることは無かったし、この花のことは毎日気にかけている。
 それだけで枯れていないというのはこれほどありがたいことは無い。
 果たして来年の春節まで咲いててくれるであろうか?

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2009年01月24日 人生で初めてモモヒキを買って穿いてみた。
昨日今日の余りの寒さにとうとう耐えかねて、人生で生まれて初めて股引(モモヒキ)を買ってみた。
日本だと、年寄り染みているとして股引は敬遠しがちであるが、中国は住居や乗り物の内部などかなり環境が違う。上海の冬はかなり寒いくせに、北京などの東北の家ほど保温環境が整っておらず、暖房をつけたとしても家の中はかなり寒い。
 以前、恐る恐る中国人の友人に股引を穿く人をどう思うかと尋ねてみたとき、あなたはもしかして穿かないのか?と穿かないことを不思議がったくらい、こちらでは冬に股引を買うのは男女とも当然の行為らしい。それを聞いていつか自分が穿くときも安心して穿けるなと思っていたのではあるが、やはり日本人の感覚として股引を穿くことは若くなくなったことを認めるようでちょっと悔しい。それで今年の冬になってても買うことをためらっていたのだが、この二日間の寒さがとうとうその引き金を引いてくれた。外を歩いているだけで足が冷えてつってしまったのである。
 もう格好云々を言ってられなくなった。まあ格好悪いと思えば、そう思うような人の前で穿いている部分を見られなければいいだけの話である。
 早速カルフールへ行って二組の上下の股引セットを買ってきた、値段は50元くらいから150元くらいまでマチマチだが、まあ初挑戦なので物の良し悪しも分からないず、とりあえず70元ほどの安いもので試してみることにした。

 色はいろいろあったが、どうもこの期に及んでも白っぽいものには抵抗があり、結局紺色と灰色のものを一着ずつ買った。
さてさて家に持ちかえって、いえよいよ穿いてみた。
袋をあけてみると意外と細い。ニット地なので伸び縮みするようである。足を恐る恐る入れる。長い靴下を穿く様でところどころ足が引っかかりながら足をくねくねといれた。
 両足をいれて穿き終えてみると確かに暖かいかもしれない。でもこれ、トイレのときは面倒くさいかもしれない。特に急を要するときなどはかなり脱ぎにくく焦ってしまいそうだ。
 そんなことを考えながら、この股引の上からジーパンを穿き、普段着の格好になった。確かにこれなら少々寒くても外を歩くのに抵抗は無いかも知れない。
そして、こうやって冬から厚着で過ごせば皮下脂肪を貯めることはないから、上海人は夏に汗だくになることも無いのかもしれないのかなと思った。
 とりあえず今回買ったのは2組だけなのでローテーションでまわすには少なくともあと2組くらい買わないと追いつかない。
それを考えると洗濯等々面倒くさいなと思う。
 はて上海人はこの股引も毎日取り替えているのであろうか?そんなことを思う股引初日であった。


2009年01月19日 インフルエンザワクチンを国際クリニックさんで接種しました。
もうシーズン半ばといえば半ばなのだが、それでも実際感染して苦しむよりマシなので、春節前の厄払いを兼ねてワクチンを打ってもらうことにした。
もう在庫切れになってしまっている病院はたくさんあるらしいのだが、こちらの病院にはまだ残っているとのことで行ってきました。
で、行ってきたのがガーデンプラザ近くの金浜路にある日系の国際クリニックさん。ビザを取るときに健康検査を受けにきた出入境検査検疫局の敷地内にある。
 門から入って正面奥右側の比較的小さな建物である。
 ここは小児科対応が多いようだが、当然大人の内科も受け付けてくれる。
 ワクチン接種に際し、特に予約というほどのものはいらないらしいが、一応医師に打ってもらう必要があり、タイミングによっては外来の予約が埋まって忙しい時もあるようなので、在庫の有無の確認も含めて予め電話で確かめてから伺ったほうが良い。
 さてさて病院を訪れると、ワクチン接種と言えども、立派な医療行為ということで、まずカルテデータ登録票を書かされ、さらに接種前の確認として問診表の記入と体温計測があった。当然のことながら免疫力が落ちて体力がないような時は接種を避けるべきなのである。


 で、熱も平熱で、問診票も特に問題もなかったようなので早速接種となった。ここのワクチンはイタリア製らしい。どこの国のものが良いのかわからないのであまり気にすることもないのだが、まあ中国製とかかれていない限りそうは心配はいらないであろう。
 さて日本人の医師に呼ばれ、左腕の二の腕を出しアルコール消毒をし、針をちくっ!と騒ぐほどもないまま、ほとんど痛くもなくあっという間に終わってしまった。
本当は接種の瞬間も写真を撮ろうと思ったがあまりにもスムーズかつ一瞬だったので忘れてしまった。で打った後に絆創膏をはってもらってからの撮影となってしまった。
 注射を打った直後に先生に「お風呂とかは問題ないですけど、今晩はお酒は避けたほうがいいですね」と今度は針ではなく釘を刺された。注射より健康に効く釘である。(笑)
確かに昨日も夜10時くらいまで居酒屋で騒いでいて、その後家で1時くらいまで仕事をしていたので、今日はちょっと眠い。

 で、注射を打ち終わったあと写真のような予防接種記録票を渡された。次回どこかの病院にかかるとき、投与薬に注意するための資料である。よく見ると恐らくワクチンのロットナンバーらしき番号も記載されている。こういう管理を見ると結構安心する。
 お代は全て込みで200元。まあ高いか安いかわからないが実際にインフルエンザにかかってしまったら治療費はこの金額では絶対収まらないので保険としては必要最小限度の額であるように思える。
これで今年の冬もとりあえず安泰である。と思っていたら、病院の壁には肝炎などさまざまなタイプのワクチンが案内してあり、それぞれを予防するにはそれぞれのワクチンを打たねばならないようだ。まあ全部打てればいいのかもしれないが、そうもいかないので今回とりあえずインフルエンザのワクチンだけにとどめた。
 ワクチンの数に限りがあるようなので、希望する人は早めに行って接種を受けてきたほうがよい。

上海国際クリニック
金浜路15号4号楼
(021)6268-6651
場所はここ
バスだと中山公園駅から88番バスで終点間近の金浜路で下車。



2009年01月16日 生活防衛のための結婚という選択
 先日ラジオの中で、某結婚紹介会社の行った新成人に対するアンケートで将来世の中が悪くなると考えている人が50%以上もいて、日本の若者が将来に不安を抱いているという結果がでたという話がニュースになっていた。
 まあ現在の経済状況や、今後の人口動態の推測を見ても新成人が将来を不安を抱くのは無理もなく当然のように思える。
 ただ、このアンケートに設問のひとつに結婚についての回答傾向でひとつ気になったものがあった。<結婚への意識は80%が「したい」と回答したものの「経済不安などから結婚を先延ばしにする傾向が強まると思う」とした人が66%に上った。【共同通信】>という内容である。
 当たり前の回答ようにも聞こえるが、実はこの考え方は日本独特の考え方であるとラジオの出演者がコメントしていた。
 いつの頃からか、「結婚」とはお金がかかるものであり、お金をたくさん稼いでなければ結婚できないという考え方が蔓延しつつあるが、実は結婚とは生活防衛手段の一つの選択肢であり、一人で生きていくのは大変だが二人で協力すれば何とかなるというのが、世界的な結婚に対する意識の傾向だという。日本は特に男性が生活の全てを支えなければならないという考え方が支配的で、実際の社会構造もそれを前提に出来上がっている。


 しかしながら確かに結婚式を挙げればそれなりの費用を必要とするが、生活に関する限り日常のランニングコストを考えれば一人より二人で生活したほうが生活費は抑えられる。
 にも関わらず、お金を理由に結婚をしないというのは実は本末転倒で、実質上の問題ではないように思える。
 この考え方の裏には結婚=盛大な結婚式のイメージや結婚後の豊かな家庭生活に対する過剰な期待など他人に対する見栄の部分が非常に見え隠れする。
 当然結婚を打算で考えれば、相手によって男も女も結婚後のそろばん勘定が違ってくるのでその点で相手選びに慎重になるということはわからなくないが、タイミングの問題で言えば世の中の経済の回復を待っても、実は一人あたりの生活の苦労は少なくならない。
 もちろん一人なら身軽にどんな状況でも耐えられるという考え方もあると思うが、実際上人間一人ではそんなに強くない。昨今自殺者が増えているのは、家族の結び付が生きる延びるという目的で結びついていなかったり、孤独であることからおきている社会現象のようにも思える。自尊心や虚栄心ばかりが強すぎて「生きる」という目的に繋がってないのである。

 上海で暮らしていて感じるのは、上海人や中国人の結婚観は、まあ虚栄心も多分にありそうだがその根底には「生きる」貪欲さがあり、日本人の見栄で支えられている結婚観とは根本的に違うような気がする。
 今回の経済危機を機に日本人の結婚に対する意識が今後変わって行く可能性があるのではないかと、ラジオの出演者がコメントしていた。さてさてどうであろうか?



2009年01月01日 元旦の朝から電気が止まった!
朝、起きた瞬間には気がつかなかったが、トイレへたったときに電気がつかなかった。あれ、変だな電球が切れたのかなと思い、ベッドに戻ってみると部屋の電気もつかない。あれれ?もしや料金未払いで止められた?先日の水道代騒ぎが頭をよぎった。自慢じゃないがこの辺のルーズさは自信があるので払い忘れてないとは100%言い切れない。
 慌ててカーテンを開け光を取り込んで、電気代の請求書を確認した。
12月の請求の期限は1月3日になっておりまだ期限は過ぎてない。しかもその請求書に11月分のご入金ありがとうございましたと丁寧に印刷してある。
 少なくとも料金の上で止められる理由はどうやらなさそうである。とりあえず電力会社の窓口へかけこんで確認してみた。やはり11月分の料金は払ってあったので止められる理由は存在しない。
 うーん?何故だろう大家に相談すべきか?気落ちした状態で自宅に帰ってきて、ふと配電盤の存在に気がついた。開けてみると案の定、私の部屋のブレーカーが落ちていた。
どうして落ちたのだろうか?恐る恐るブレーカーを上げてみた。特に漏電などの問題はないようである。
部屋に入ってみると冷蔵庫など全ての電気機器に通電していた。

 うーん、ブレーカーが落ちた原因は不明だがとりあえず一安心である。元旦から電気のない一夜を過ごすなんて想像しただけでも寒々しく、回避できてよかったなと思う1年の始まりの出来事でした。

 ご挨拶遅れましたが、あけましておめでとうございます。
今年もよろしく御願いします。
                    上海ワルツ


2008年12月30日 地元では「上海ヒルズ」の名前は浸透してない
今年の夏にオープンした「上海環球金融センター」だが、日本の観光雑誌やパンフレットだと「上海ヒルズ」の通称で呼ばれているが、実は上海にいる我々日本人でさえこの名前はぴんと来ない。

もともとこの名前をつけようとしていたのは事業主体者である森ビルさん本人だが、上海市政府から認められなかったため、現在の「上海環球金融中心」の名前にになったとのいきさつを聞いたことがある。
 以降「上海ヒルズ」の名前はあまり主流ではなくなり、どちらかというと上海の日本人の間で通称で浸透しているのは「新森ビル」である。これは以前に森ビルさんが建設したビルがあったためでそれと区別されるためにこういわれる。
 「上海ヒルズ」の名称は公式サイトにも見当たらず、日本からガイドブックやパンフレットを見て来た人に言われて、ようやく思い出す程度で、我々にとってあの建物と「上海ヒルズ」の名前はすぐには一致しない。
そもそも六本木や赤坂と違って周りの地形は谷でもないので、ヒルズ(丘)をつくる必要も無く、その名前である必要がなく、また「ヒルズ」の名称は日本の六本木ヒルズのかつての印象が強すぎて、いかにも金持ち趣味のイメージでちょっと辟易してしまうのである。

それ故に「上海環球金融センター」や「新森ビル」の名前のほうが心情的にも受け入れやすい。

 まあ日本の観光客向けパンフレットには「上海ヒルズ」のほうがインパクトがあるので使っているのだと思うが、このままでは日本の日本人だけがこの名前で呼ぶようになり、日本と中国の日本人の間で概念を共有できない時期が来るのではないかとちょっと危惧している。というのは大げさすぎるが、まあ「上海ヒルズ」の名前はいずれ使われなくなるであろうというのが私の推測である。


2008年12月30日 水道料金を取り立てられる
 今朝、水道局の人が水道代を取り立てに来た。
3か月分?の総額で46元。たったこれっぱっかしの金額なので当然払えなかった金額じゃないのだが、ついずるずると今朝まで払わずにきてしまって、今日の取り立ててとなった。
 普段、水道代を含めて他の公共料金は日本と同じで、請求書を持っていけばコンビニで払える。しかし一旦期限を過ぎてしまうと途端にそれぞれの管理事務所まで払いに行かなければならなくなる。
 実はこの水道局の事務所というのが私の家から結構遠いので、仕事が忙しいのでなかな時間が取れず行かなければ行けないと思いつつも、足がなかなか向かず今日の取立てとなった。
 集金に来たおばちゃんにもう3回も催促に来たんだと文句を言われた。
 100%こっちのルーズさに理由があるので、ただただごめんなさいと言うしかなかった。「おばちゃんごめんよう。。。次回からちゃんと払います」
とその場で支払いを済ませた。
 大晦日前日に上海で取立て受けてしまった私でありました。
まあ年越ししなくてよかったな。。。



2008年12月29日 病気のときにありがたいかもしれないデリバリ
 実はこの週末は風邪を引いて、ほぼずっと臥せっていた。
 こんなとき一人暮らしの自分にとって困るのが食事の調達。体が辛いときに食事に出かけるのは難儀だし、買い物もやはりつらい。
 普段から冷蔵庫にストックがない自分が悪いといえばそれまでだが、カップ麺でさえストックがなかった。
特に今回は雨模様であたため、出かけることが余計に億劫に感じられたが食べなければ薬も飲めないので仕方なく外出してコンビニ弁当を買ってきて食べた。
 こんな苦労をしないで済む方法はないものかと、ベッドの上でいろいろ考えた末、閃いたのが、お店のデリバリ注文である。例えばマクドナルドなら24hデリバリを頼むことが可能だ。
 まあハンバーガーのような商品が病弱の体に良いかどうかは分らないが、何にも無いよりはマシのような気がする。今回は電話番号を探す気力も無かったし、病弱のときに注文をまともに中国語で伝えられる自信も無かったので頼まなかったが、次回の時のために電話番号を収集しておこうかと思った。
 というかいつでも面倒見てくれる存在がいれば問題ないのだけど、、、相手の都合とかあるし、人をあまり頼りたくないという性格が災いもしている。部屋の掃除もしてないし。
結局、病気のときのために、普段からの心がけが必要ということですね。



プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

音響さんのこだわり復刻版
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