もうシーズン半ばといえば半ばなのだが、それでも実際感染して苦しむよりマシなので、春節前の厄払いを兼ねてワクチンを打ってもらうことにした。
もう在庫切れになってしまっている病院はたくさんあるらしいのだが、こちらの病院にはまだ残っているとのことで行ってきました。
で、行ってきたのがガーデンプラザ近くの金浜路にある日系の国際クリニックさん。ビザを取るときに健康検査を受けにきた出入境検査検疫局の敷地内にある。
門から入って正面奥右側の比較的小さな建物である。
ここは小児科対応が多いようだが、当然大人の内科も受け付けてくれる。
ワクチン接種に際し、特に予約というほどのものはいらないらしいが、一応医師に打ってもらう必要があり、タイミングによっては外来の予約が埋まって忙しい時もあるようなので、在庫の有無の確認も含めて予め電話で確かめてから伺ったほうが良い。
さてさて病院を訪れると、ワクチン接種と言えども、立派な医療行為ということで、まずカルテデータ登録票を書かされ、さらに接種前の確認として問診表の記入と体温計測があった。当然のことながら免疫力が落ちて体力がないような時は接種を避けるべきなのである。
で、熱も平熱で、問診票も特に問題もなかったようなので早速接種となった。ここのワクチンはイタリア製らしい。どこの国のものが良いのかわからないのであまり気にすることもないのだが、まあ中国製とかかれていない限りそうは心配はいらないであろう。
さて日本人の医師に呼ばれ、左腕の二の腕を出しアルコール消毒をし、針をちくっ!と騒ぐほどもないまま、ほとんど痛くもなくあっという間に終わってしまった。
本当は接種の瞬間も写真を撮ろうと思ったがあまりにもスムーズかつ一瞬だったので忘れてしまった。で打った後に絆創膏をはってもらってからの撮影となってしまった。
注射を打った直後に先生に「お風呂とかは問題ないですけど、今晩はお酒は避けたほうがいいですね」と今度は針ではなく釘を刺された。注射より健康に効く釘である。(笑)
確かに昨日も夜10時くらいまで居酒屋で騒いでいて、その後家で1時くらいまで仕事をしていたので、今日はちょっと眠い。
で、注射を打ち終わったあと写真のような予防接種記録票を渡された。次回どこかの病院にかかるとき、投与薬に注意するための資料である。よく見ると恐らくワクチンのロットナンバーらしき番号も記載されている。こういう管理を見ると結構安心する。
お代は全て込みで200元。まあ高いか安いかわからないが実際にインフルエンザにかかってしまったら治療費はこの金額では絶対収まらないので保険としては必要最小限度の額であるように思える。
これで今年の冬もとりあえず安泰である。と思っていたら、病院の壁には肝炎などさまざまなタイプのワクチンが案内してあり、それぞれを予防するにはそれぞれのワクチンを打たねばならないようだ。まあ全部打てればいいのかもしれないが、そうもいかないので今回とりあえずインフルエンザのワクチンだけにとどめた。
ワクチンの数に限りがあるようなので、希望する人は早めに行って接種を受けてきたほうがよい。
上海国際クリニック
金浜路15号4号楼
(021)6268-6651
場所は
ここバスだと中山公園駅から88番バスで終点間近の金浜路で下車。