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上海ワルツNEW



2009年01月24日 人生で初めてモモヒキを買って穿いてみた。
昨日今日の余りの寒さにとうとう耐えかねて、人生で生まれて初めて股引(モモヒキ)を買ってみた。
日本だと、年寄り染みているとして股引は敬遠しがちであるが、中国は住居や乗り物の内部などかなり環境が違う。上海の冬はかなり寒いくせに、北京などの東北の家ほど保温環境が整っておらず、暖房をつけたとしても家の中はかなり寒い。
 以前、恐る恐る中国人の友人に股引を穿く人をどう思うかと尋ねてみたとき、あなたはもしかして穿かないのか?と穿かないことを不思議がったくらい、こちらでは冬に股引を買うのは男女とも当然の行為らしい。それを聞いていつか自分が穿くときも安心して穿けるなと思っていたのではあるが、やはり日本人の感覚として股引を穿くことは若くなくなったことを認めるようでちょっと悔しい。それで今年の冬になってても買うことをためらっていたのだが、この二日間の寒さがとうとうその引き金を引いてくれた。外を歩いているだけで足が冷えてつってしまったのである。
 もう格好云々を言ってられなくなった。まあ格好悪いと思えば、そう思うような人の前で穿いている部分を見られなければいいだけの話である。
 早速カルフールへ行って二組の上下の股引セットを買ってきた、値段は50元くらいから150元くらいまでマチマチだが、まあ初挑戦なので物の良し悪しも分からないず、とりあえず70元ほどの安いもので試してみることにした。

 色はいろいろあったが、どうもこの期に及んでも白っぽいものには抵抗があり、結局紺色と灰色のものを一着ずつ買った。
さてさて家に持ちかえって、いえよいよ穿いてみた。
袋をあけてみると意外と細い。ニット地なので伸び縮みするようである。足を恐る恐る入れる。長い靴下を穿く様でところどころ足が引っかかりながら足をくねくねといれた。
 両足をいれて穿き終えてみると確かに暖かいかもしれない。でもこれ、トイレのときは面倒くさいかもしれない。特に急を要するときなどはかなり脱ぎにくく焦ってしまいそうだ。
 そんなことを考えながら、この股引の上からジーパンを穿き、普段着の格好になった。確かにこれなら少々寒くても外を歩くのに抵抗は無いかも知れない。
そして、こうやって冬から厚着で過ごせば皮下脂肪を貯めることはないから、上海人は夏に汗だくになることも無いのかもしれないのかなと思った。
 とりあえず今回買ったのは2組だけなのでローテーションでまわすには少なくともあと2組くらい買わないと追いつかない。
それを考えると洗濯等々面倒くさいなと思う。
 はて上海人はこの股引も毎日取り替えているのであろうか?そんなことを思う股引初日であった。






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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。


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