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2013年01月07日 たまごかけごはんしょうゆ
 日本でみつけてきた
「たまごかけごはんしょうゆ」。

 鶏卵を生のままで食べることを原則としてしない中国では、まず生まれ得ない醬油だが日本にはこんなマニアックな醬油まで生まれてしまうほど、たまごかけごはん好きは多い。
 さて実際に使ってみると鰹出汁が含まれ、ほんのり甘く生卵に良く合うことが分かる。
 卵かけごはんを食べながら味噌汁をすすった時のあの感覚である。
 どうやら納豆にも合いそうだがまだ試してはいない。
 日本円で230円程度と量の割にはかなり割高だが、まあそれなりに試してみる価値はある味である。
 こんな楽しみ、中国人に教えてあげたいような上げたくないような、、、複雑な気持ちになっている。



2013年01月07日 初富士!今年は順調な滑り出し?
 取り立てて特別いいことがあったわけでもないが、今年はここ数年に比べまずまず順調な滑り出しをしている気がする。

 まず第一に体調を崩していない。

 昨年の元旦正月のことは忘れたが、春節は風邪でダウンしており、それに比べ今年は今のところ特に体調を崩してはいない。

 また今年は日本にいたこともあり、正月を正月らしく過ごして一年の節目を意識的に迎えることができた気がする。

 元旦の元朝参りは、柏神社と成田山新勝寺に伺い、そして成田山のそばの出世稲荷にもお参りしてきた。

 そしてそこで引いたおみくじは「吉」だった。

 ここ数年季節外れに引いたおみくじが「凶」だったことを考えれば嬉しい進歩である。

 そして元旦から一瞬ではあるが電車の車窓から富士山も拝むことができた。

 正月からこう言う事が続くとちょっと清々しい気分になる。

 何がどうということはないが、1年に1度のお正月は精神をリセットするのにちょうどよく節目としてやはり大事かもしれない。

 今年は私にも皆さんにもいいことがありますように。
 どうぞよろしく。
                 
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2013年01月06日 初!茨城空港訪問
 開港から3年、ようやく初めて茨城空港を訪れた。

 と言っても航空機利用ではなく、地上からアクセスしての見学訪問である。
開港前から注目していたのに初訪問まで時間がかかってしまったのは恥ずかしい話だが、私が航空機利用でこの空港を利用するには高い敷居が幾つかあった。

 まずは私の帰国回数がこの3年間で4回ほどと非常に少なかったこと。
 帰国回数が少ないと、毎回の荷物も多くなり日本での買い出しの必要性も多くなることから、荷物制限の厳しい(手荷物委託合せて15キロ以内)の春秋航空では、チケット代が安くても荷物の追加料金を取られたのでは、割が合わないということ。

 そして何よりも帰省先の両親の住む場所が成田空港から圧倒的に便利な場所にあり、空港から30分ほどで到着することが出来てしまうので立地条件に差があった。

 結局地上アクセスの運賃を含めても羽田空港より近くて便利な成田を選択するのが一番合理的な選択だったため、いつも成田を選択していた。

 ただ、そうは言っても、茨城空港が私の注目すべき空港であることには変わりなく、今回元旦に茨城空港に行ってみた。


 私が今回茨城空港を訪れるのに使ったのは常磐線の石岡駅からのルートで、廃線となった鉄道跡地の専用レーンをバスが走るBRT路線が空港と駅を結ぶ。

 一応国際線も飛ぶ空港の最寄駅と成っている石岡駅だが、昔ながら何ら変わらぬローカル駅的な様相で空港の玄関という威厳的な雰囲気はまったくない。
 駅から空港までの運賃は通常は片道600円だがダブルチケットという2枚組回数券を使えば片道500円と割引きとなり、このチケットは乗車後に運転士から買える。
 とはいえ最寄駅からの足としては少々割高感は否めなく、航空機利用者に対して東京駅まで500円運賃を実行していることを考えれば、この区間はせいぜい300円程度が妥当な気がする。

 さてこの連絡バスのBRTルートは旧小川駅までで、そこから先は一般道を走るのだが、これが恐ろしいほどのローカル路線となっており、旧小川町の街中の狭い道をくねくねと進む。

 まあ茨城に馴染み深い私にとっては懐かしい雰囲気ではあるのだが、初めて日本を訪れこのバスに乗った外国人のことを考えると、想像とは違う日本の印象をここに見るに違いなく、本当に街へ辿りつけるのかなど不安を与える可能性もありそうだ。。

 空港の発着便数が増えればいずれノンストップバスも運行されるのだろうが、現状ではローカル路線と併用は致し方の無いことなのかもしれない。

 さて石岡駅から35分ほどで茨城空港に到着する。

 周囲は畑と林だけでそれ以外はほとんど何もない場所で、空港の入り口に僅かにコンビニが一軒立つだけの寂しい場所である。
 ただ驚いたのは無料と言われる空港前の駐車場にほぼいっぱいの自動車が停められていたということ。 

 どうやら噂通り空港利用客以外の見学客が大勢いるようだ。

 空港ビルは確かに豪華ではないが言われる程簡素ではなく、ちょっと大きな田舎の農協レベルのサイズ。
 空港の外側ではたこ焼きだのの屋台が何軒か並んでおり、一般の空港では考えられないような状況であるが、それだけ見学客が多いという証しのようで、空港利用客より漢学客が多いというのも頷ける。

 建物の中へ入るとこの日は元旦ということもあって、春秋航空のカウンター前をつぶして大太鼓の演奏が行われていた。

 デパートなどでは当たり前の光景だが、ここが空港であることを考えるとやはりちょっと異例のような気もする。

 この空港では年中このようなイベントが行われているようで、なりふり構わず空港経営に努力する運営側の努力姿勢が見えて、かなり好感が持てる。

 また売店の数も多く2階には日本や地元茨城のお土産はもとより韓国物産やアキバ家電など各種売店が立ち並ぶ。

 そして国際線利用客のために外貨両替機なるものも設置されていた。

 日本円→外貨と外貨→日本円の両方が設置されていたが、日本円→外貨の方は故障しており、さらに外貨→日本円の方も決してレートが良いとは言えず、緊急で必要でなければここでの両替はあまりお勧めできない。

 ATMも設置されているが、ここには地元のつくば銀行と常陽銀行のものしかなく、国内系信販会社のキャッシングには対応しているものの国際ブランドのクレジットカードや銀聯カードには対応していないようで、この点でも中国人などの外国人にとってはちょっと使い難く、国際線が発着するのに国際的対応とはなっていない状況だった。




 2階にあがるとレストランというよりは食堂というべきスペースがあり、空港というよりは高速道路のサービスエリアあるいは道の駅に雰囲気が近く、上品さというものはあまりないが親しみやすい空間となっている。

 またいっちょまえに見学デッキまで用意されている。

 ただ、ここは百里基地と併用空港であるため軍事的な意味もあって見学デッキ前面のガラスは、基地施設のある左側が見えにくい特殊なガラスとなっていて、空港全体を見渡したいときは左側に寄って右側を向けという構造になっているようだ。

 現在茨城空港ではアシアナ航空が震災直後から基本運休中で、たまにチャーター便が運行されるのみとなっており、通常はスカイマークが神戸と新千歳に2往復と春秋航空が週6便上海との間を結んでいるのみで1日最大5回の運航となっている。

 よって空港に行ってもいつでも飛行機が見られるわけではなく、チャンスは午前と昼過ぎと夕方の3回に限定される。 
 今回午後3時過ぎに到着したため、神戸からやってくるスカイマークを待たねばならなかった。

 そして待つこと1時間以上だったが、ようやくスカイマーク便が到着。

 噂通り牽引車を使わず航空機は自走でエプロンに斜めに停止、そこへタラップが掛けられ乗客は空港を歩いて出てきた。そんな姿はちょっと格好いい。

 そんな見学をしているうちに元旦の日は暮れて行った。 

 もう少し便を増やせる余地はあるかなと思う茨城空港だが、地元に想像以上に大事にされている空港の姿を見て是非今後も応援していきたいと思った初訪問だった。

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2013年01月04日 上海の雑技場も休演相次ぐ
 知り合いの上海の旅行社の方に聞いたところ、このところの日本からの旅行客減少で、上海名物の雑技も休演が相次いでいるそうだ。

 上海の雑技場というのは、表示したスケジュール通り毎日確実に実施されるのではなく、ある会場では当日の予約客が50名に満たなかった場合、その日は実施されず休演になるのだという。

 その知り合いによれば、以前は観客が少なく休演になることは滅多になく、当たり前のように休日返上で公演が行われていたが、最近はどうも予約が少ないため休演となる日が連発されるのだという。

 休演にすれば、会場経費も安くあげられ損失を抑えられるということらしい。

 もちろん雑技には日本以外の国から訪れる外国人観光客もそれなりにいるが、やはり隣の国の日本からの観光客は大のお得意様だったようで、日中関係の影響による観光客の減少というのは、このような雑技場運営にもかなり深刻な影響を与えているようだ。

 こんなふうに雑技場側の運営がバタバタになっているため、間に入る旅行社の苦労も人一倍になっているようで、雑技場同様に売上げが減少している上に、数少ない貴重なお客に迷惑をかけさらにお客を失いかねないなどとその旅行社の人は嘆いていた。

 雑技場も旅行社も春が待ち遠しいようである。


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2013年01月03日 中国旅行は現在不人気らしい
 日中関係の影響か中国旅行はどうやら現在不人気のようだ。

 この年末年始に日本に一時帰国したときに、ショッピングセンターにある某旅行会社の店頭を覗いたところ、なんと写真のように中国関係のパンフレットが一冊もなかったのである。

 中華圏という意味で言えば台北・香港まではパンフレットが置かれているが定番の海外旅行とも言える上海・北京に関するパンフレットはなかった。

 やはり去年の反日デモや破壊行動の影響は強烈のようで、中国観光へのパンフレットを置いても商売にならないという事だろう。

 もちろんどうしても行きたいというお客がいればツアー商品は用意がないわけでもないだろうが、トラブル回避を第一に考える日本の旅行会社の思考パターンからすれば中国への旅行を積極的に勧める理由があるはずもない。

 先日ある関係者から聞いた話によれば中国から日本への旅行熱は回復しつつあるとのこと。

 確かに日中関係そのものについては両国の政治TOPが交代したということもあり、徐々に雪解けへ向かっているような雰囲気もなくはないが、中国人が日本に思う印象はともかく、日本にいる日本人にとっては中国で起きたあのデモの破壊行動はやはり印象が悪すぎたようだ。


 まあ上海市内にいる限り、そんな危険な状況だという印象は全くないが、日本にいる日本人から見れば、政治的な融和や国家に対する感情は改善したとしても、安全に対する懸念というのはそうそう拭えるものではないと、今回の状況を見て改めて感じた。


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2013年01月02日 香港のデモの行方
 1997年の香港返還後初とも言える大規模デモが起きているようだ。
 まあ一国二制度というのは、やはり理屈として難しくいずれ歪が来るのは目に見えていて、こういう状況が発生するのは必然のような気がしている。

 それでなくても、国のトップが交代する時期というのはどの国も国が不安定になりやすい。

 また巳年というのはこれまでもどうも世界の節目というか秩序の潮目が変わるような出来事が結構起きているような気がする。

 前回の2001年には中国がガットに加盟し、アメリカでは同時多発テロが発生しアフガン戦争へ向かう時代になった。

 その前の1989年は日本では天皇が崩御、ベルリンの壁の崩壊、中国でもあの事件が起きている。

 その前の1977年は一見大きな出来事は無さそうだが、SEATOの解散や12海里領海設定などが行われている。

 そんな巳年の今年に動き出した香港のデモ行動は、どうにも気になる動きだ。

 中国にもそろそろ何かが変わる時代がやってくるのだろうか?

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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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