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2012年10月24日 命の水「スポーツ飲料」
 腹を下しているこの数日は普通の水分ではお腹から流れてしまうので、スポーツ飲料に頼りっぱなしだった。

 ポカリスウェットだのゲータレードだのあまりブランドにはこだわらないが、水では駄目でスポーツ飲料ではならなくて、水分補給はこれでしかできなかった状態だった。

 これらを飲むたびに非常にありがたさを感じている。
 もしこれらの飲料がなかったら私は脱水症状で倒れていたかもしれない。

 中国に来てから何度となく腹下しをし、そのたびにこのスポーツ飲料で脱水症状から回復し、救われてきた。

 まあこれらの飲料が登場してから久しいが、中国に来てお腹を壊すことも増えてこれらの飲料の有難みを身に染みて感じている。

 普通の人にとっては単なるスポーツ飲料かもしれないが、私にとっては命を救ってくれている命の水に他ならない気がする。

 昔見たアニメで、長寿の水だのなんだの神秘的な力を秘めた水の話などは何度となく目にしてきたが、今のスポーツ飲料こそ現実的な長寿の水だと思うのは言い過ぎだろうか。

 とにかくこれらを開発し、製品化してくれた人たちには感謝を言いたい気持ちでいっぱいである。

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2012年10月24日 ウィルス性胃腸炎
 先日の24時間絶食の後、少しずつ食事を開始したがやはりお腹の急降下は止まらない。
 月曜日に出勤はしたものの、脱水症状状態で非常に体がだるく思考が働かない状態となった。

 まあ何とか日々の最低限の日課だけはこなしたが、余分な作業に取り組むほどの余裕がなく起きているのさえ辛い状態だった。
 病院に電話して相談したところ、もう一度来てくださいと言う事だった。

 そして再び病院へ。

 今度は血液検査などを経て、炎症などの反応がなかったため、細菌性ではなくウィルス性の腹痛と診断された。

 ネットでウィルス性胃腸炎を調べてみると確かに症状と一致し、通常1~2日で治るようだ。

 医師によれば抵抗力がおちてウィルスが入ると、体の中で悪さをするらしい。

 そういえばここしばらくの病気は全て抵抗力の低下から来ているもののような気がする。
 歳を取ってきたということだろうか?

 とにかく、再び点滴を受けた。

 そして、5日目の今日、徐々に症状は回復しているような気がするが、まだお腹は止まりきってはいない。

 まあ過去のひどい腹下しも3日が平均だったから、慣れたくはないがもう慣れてしまった。

 まあお蔭様で体重がかなり減ったが、そろそろどうにかしたい。



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2012年10月21日 24時間絶食令
 昨日の朝、目覚めた時にどうもおかしかった。
お腹は痛むし、何となく吐き気もある。
実際に吐くことはなかったが、かなりむかついた。
お腹はどうしようもなくピーピーだった。
水を飲んでもすぐ流れてしまう。

その前の晩は安徽省料理を食べた。一緒に食べに行った同僚にメールで確認するが、同僚は熱はあるもののお腹は大丈夫らしい。
 そういえば自分だけ羊肉を食べ、その同僚がほとんど食べなかった野菜の炒めものや、冷菜で出て来た干し豆腐と豆も疑わしい。
 或いはそれらが昨晩飲んだサプリと反応したか?
とにかく食中毒的な勢いで体調がおかしくなった。

 幸い、昨日は別の理由で耳鼻科を予約してあり病院へ行く予定があったので、病院へ着いてすぐ受付で内科も追加予約した。

 耳鼻科に続いて内科を受診すると何か食べ物が合わなかった、つまり食あたりのだろうということだった。
 そこから早速点滴を受けなさいと言うことで3本計4時間の点滴となり、帰るころは夕方だった。

 さらに24時間の絶食令が出た。なんと水も駄目だと言われた。
腸の中の残留物を全部出してしまえということらしい。腸の中に残留物がある状態で物を食べても流れてしまうし、腸の悪玉菌に栄養を与えるだけのようだ。


 この絶食令に、その日予定していたある会の集まり・・・焼き肉の予定だったがキャンセルせざるを得なかった。無論、この状態ではちょっと満足に食べられそうにない。
 まあここのところ少し体重が増加気味だったからダイエットだと割り切るしかない。

 で絶食が現在まで続いており、当初空腹感で苦しむことを想像していたが、お腹の痛みが勝り空腹感は意外にもなかった。
 しかし空腹感も感じられない程、腸がじわじわと痛むということであり、流石に食べていないということでちょっとふらふらする。

 ところで今回、医者から矛盾する指令が出てちょっと困った。
絶食令とともに薬をもらったのだが、その飲み方に「食後」とあった。

 食べるなといいながら、食後とはどうすればいいのだろうか???
質問すればよかったのだが、聞き忘れ夜になってしまったので、結局水も飲むなとの絶食令を優先し、薬は後回しにした。

 それがいいのか悪いのか分からないが、「食後」ということは胃に負担もあるのだろうから水も無しに吸収されるとも思わず、絶食令解禁後に飲むことにした。

 絶食令解禁=つまりスペイン語でいうデサユーノ(絶食明け=朝食の意味)の状態である。

 さてさて昨年お腹を壊した時は3週間続いたが、今回はどうであろうか?

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2012年10月20日 4番とエースと新監督
 北海道日本ハムがパリーグ優勝に引き続き、CSファイナルステージを勝ち抜いて日本シリーズへ勝ち進んだ。
 このファイターズを贔屓する私としてはこの上なく、嬉しい。
 
 関東出身の私が何故、北海道のチームのファンか?

 答えは簡単で、日本ハムは昔東京ドームを本拠地にしていた東京のチームだったからである。
 関東出身の私は多聞に漏れず、YG軍の試合中継ばかりテレビで見ていたのでその頃はYG軍が好きだった。
 だが高校生の時に東京ドームが出来てああいいったホール系の場所が好きだった自分はチケットが滅多に手に入らないYG軍の試合より、幾らでもタダ券が手に入った日本ハムの試合を良く見に行くようになり、そのうちこのチームが好きになった。
 あの頃は売り出し中の西崎投手が新人らしからぬ派手な活躍をし、近鉄の阿波野投手と新人王を争っていた、そんな時代であった。
 あのころから数えて20年以上日本ハムのファンで、まあこの間そこまで熱心にチームの状況はチェックしていたわけではないが、北海道に移転してからも新庄だのダルビッシュだの各時期のヒーローは応援してきた。
 そんなうち2軍も私の地元近くに移転してきたのでますます身近になった。

 そして去年大黒柱のダルビッシュ投手がメジャーへ抜け、今年から栗山監督を迎えることになったのだが、今年は過去数年なかったほどに野球シーズンを上海から気にするようになった。

 何故、今年はこんなにファイターズが気になったのか分からないが、とにかく全試合に近い勢いでほぼ毎日情報をチェックしていた。

 そんな中で一番気になったのが4番を任された中田翔選手である。

 栗山監督がシーズン当初打率が2割に満たない状態だった彼をずっと我慢し続それをずっと見守っていた。

 中田は高校時代に怪物と言われるほど凄い選手だったが、プロに入ってからは伸び悩む状況で、その彼を、どこに出しても恥ずかしくない4番に育てるという信念のもと監督は使い続けていた。

 すると、打率こそそれほど上がらなかったが、徐々に勝負強さが目をだしここぞという場面で打ってくれる打者に徐々に成長しシーズン後半ではすっかり4番の貫録が出て、優勝を左右する大事な試合で痺れる仕事をしてくれるようになった。

 そうやっていつの間にかワクワクする選手となった。


そしてもう一人、過去3年0勝だった吉川光夫投手が今年は大化けをして獅子奮迅の活躍で14勝を挙げた。

 彼の突然の活躍も栗山監督が去年声をかけた言葉がきっかけだったようだ。


こうやってみると、いかに野球がメンタルで左右されるスポーツかが分かり、さらに人は信用することによって、変わったり成長したりすることができるのだと言う事を知ることが出来る。

 栗山監督の技術や采配などの能力は未だによくわからないが、彼が選手を信じることによって4番とエースを育てたのは事実である。

 とにかく、今夜は嬉しい、おめでとう。

日本シリーズも引き続き頑張ってほしい。 


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2012年10月19日 フィッシュオイルで血の巡り改善を目指し
 最近、体調管理に関してサプリメントを多くとるようになった。

 今のところ、身体検査のほとんどの数値に異常は無いのだが、コレステロール系の数値がギリギリの状態で、中性脂肪にいたっては基準値をはるかにオーバーした非常にまずい値が出ている。

 もちろん医者には将来的に動脈硬化になるよ、とか血圧上がるよとかいろいろ脅されており、ここは改善せねばといういつも思っていたのだがせいぜい「魚を積極的に食べる」程度の対応しかしてこなかった。

 しかし日本と違い、食文化の違う上海で青魚を積極的に食べることは容易でなく、自炊にしても鮮度が命の魚を一人暮らしで上手にやりくりするのはかなり面倒くさい。
 故に結局は日本料理店に行ったときに「心がける」程度の対応しかしてこなかったのだ。

 しかし、この年齢を迎えて疲れ気味になることも多く、もう少し気を入れて健康を保とうと体質改善に取り組んでみることにした。

 

そこでまず摂取しはじめたのがフィッシュオイルである。

 EPAとDHAで脂を分解というか、脂が蓄積されるのを防ぐ効果があるらしく、中性脂肪にも効果があるとのことで、非常に大きい瓶のサプリを買って飲み始めている。

 一瓶120香港ドルくらいだっただろうか、私が買った瓶は1瓶200粒くらいあり毎日2粒飲むので3ケ月くらいは持つらしい。 

 ある研究によると「健康な成人に6週の間、魚油を摂取してもらった結果、筋肉量の増加、体脂肪の減少が認められた」こともあるようで、現在飲み始めて2週間程度だが、そういえば体重に変化はないものの鏡で見るとお腹周りの贅肉が減っているような気がする。

 まあスタイルまで良くなるに越したことはないが、とりあえず血も健康が回復することを祈ってフィッシュオイルを飲み続けようと思う。

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2012年10月16日 オーケストラを分解する
 最近、といってもここ数年であるが私自身の音楽の聴き方が変わってきたように感じる。

 音楽を聴きはじめたころは聞いたことのない新しい曲の経験を広げることに精力を注いでいたような気がするが、最近は主要な有名曲は聴きつくしてしまっており、演奏会めぐりなどという金のかかる趣味人生も上海に来てから生きづらくなってしまったので手元にあるライブラリーを繰り返して聴く回数が増えた。

 まあいくら聞いても音楽に飽きることがないというのが私の性分だが、ただ最近聴き方に変化が起きた。

 どう変わったかというと、同じ音楽に深さを見出すような聴き方に変化してきたのである。

 それは何かというとオーケストラの分解である。

 つまりオーケストラの音楽を総合的に聞き流すのではなく、楽器一つ一つにスポットを当てて音楽を聴くようになったと言えばいいだろうか。

 オーケストラには言うまでもなく数十の楽器があり、それぞれがある時はユニゾンでひとつの旋律を、或いは全くバラバラのメロディラインを奏で結果として一つの響きを作り出す。

 この楽器一つ一つの音を聞き分けながら音楽を聴くのが私の言うオーケストラの分解で、全体の響きの中に各楽器個々の音の響きを見つけるのである。

 そうやってきくと聴き慣れた曲に実に新鮮な発見がある。

「おお、この(聴き慣れた)旋律の中であの楽器はこういう音を出していたのかぁ」

など、オーケストラの響きの中に埋没しそうな一つの楽器の響きを発見する作業はとても新鮮である。

 特に木管楽器や金管楽器など、ソロ以外の部分でどう鳴っているかを見つけるのは非常に面白く、聴き慣れた音楽の流れに新しい発見をすることができる。

 もちろん、オーケストラとして鳴っている中で一つの楽器の響きを聞き分けるのは非常に集中力を要求される作業であり、特にファゴットやホルンなど、全体の響きを支えているような楽器の音をソロ以外の場所で拾い上げるのは非常に大変で、生演奏で聞いてもなかなか拾い上げるのは大変なのに、ましてや質の悪いCD録音や安っぽい再生装置ではどんなに頑張ってもなかなか聞き分けられない。

 でもこれらの楽器の音を響きの中に見つけた時は非常に嬉しいのである。

 この嬉しさはなんというか、一つの会社を支える平社員や事務方の頑張りを見つけたような、イベントで言えばスポットライトの当たってない裏方の高度な職人芸を発見したような、そん嬉しさなのである。

 そしてこうやって一つ一つの音が拾い上げられるようになると、オーケストラの中でどの楽器とどの楽器が絡んで一つの響きやメロディを作り上げているのかが分かってくるから余計に音楽を聴くのが楽しくなり、さらに作曲家の癖なり個性に近づくことが出来る気がする。 

 もちろん演奏している彼らや指揮者などはこの分解作業を毎回当たり前のようにやって音楽を作り上げているのだから実に敬服に値することを改めて感じる。

 こんな聴き方をしているものだから、実は先月日本に帰国した時にサントリーホールに行った時も、プログラムが著名なソリストが登場したコンチェルト(協奏曲)であったにも関わらず、ソリストそっちのけでオケ側の木管やホルンの動きや響きばかり気にしていた記憶がある。

 私にしてみればソリストの演奏が上手なのは当たり前で、それをどうオーケストラの一つ一つの音が支えているかに興味があったのである。

 このオーケストラの分解作業は実に止められない、まるで機械屋の機械いじりのような状態の現在の私である。

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2012年10月13日 「ツナグ」を読んだ
 普段、あまり本を読むことの無い私だが、昨年この谷村美月さんの「ツナグ」の本の紹介をラジオで聞いてからどうしても読んでみたいと思っていた。

 上海におり、なかなか買うきっかけも読むきっかけもなかったが、この本が映画化されたのを知り、是非映画を観る前に原作を読んでおかなければと思い、たまたま一時帰国した同僚に無理言って買ってきてもらった。

 そして昨日本を受け取って早速に読んでみた。

 話の筋は、生きている人と死んだ人を一度だけ「使者(ツナグ)」を仲介人にして会わせることができるという設定で、幾つかの人生のドラマがそこに進んでいく。 
 ぱっと聞くと一瞬SFチックだが、そんな面はほとんどなく、完全なるヒューマンストリーの内容である。

 まあ詳しい内容は是非読んでいただきたいが、登場人物一人一人の血の通った心の動きの描き方が凄く、人がそれぞれ色んな想いを持って生きていることを感じられる本で、涙が何度となく溢れる本だった。

 もともと涙腺の緩い私だが、文章でここまで涙を流したのは初めてのような気がする。

 本が紹介されたときのラジオでも、是非ドラマ化してほしい内容だとの話があったが、今回実際に映画となり、なかなか評判も悪くなさそうなので鑑賞機会に期待がかかる。

 まあ一般的に小説の映画化は、なかなか期待を満たさないことも多いが、この小説は文字が人の表情や言葉になって人の血が通った時でも、決して期待を売ら切らない様なそんな期待感がある。

 今はまだ上海にいて映画に手が届くのは何時になるかわからないが、時間が経っても見てみたいこの作品である。
 


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2012年10月07日 晴れ男の本領発揮
 我ながら凄いなと思うのだが、先日までの天気予報では全滅だった私の台湾旅行中の天気だが、今のところ見事に持っている。

 多少パラツキ加減の時間はあったが、天気予報から言えば格段の差である。

 振り返れば旅行中に大雨に降られた記憶はほとんどない。

 逆に行きたくない用事の日は逆に雨が来たり台風が来たり難を避けられる。

 つまり以前に書いたと思うが、正確に言うと晴れのではなく天気好運人間なのである。

 この天候に関する強運っぷりは今後も大事にしたいものである。

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2012年10月06日 ようやく初めての台湾
 今日から初台湾旅行に行くことにした。
初香港が2000年で、初大陸が2006年だからおよそ6年周期でお初という状態になっていて中国圏としては12年遅れの初上陸となってしまった。。

 香港には12年前に踏み込んだのだが、それはちょっとした縁ときっかけがあって行ったのであって、何故その後に台湾に踏み込まなかったのかは縁ときっかけがなかったということになる。

 大陸に渡ったのも縁ときっかけがあった。

 振り返ってみると、私にとっての新規の地域訪問は結構定期的にやってきて集中す る。

 85年にサンフランシスコとハワイ、92年に韓国とイギリス、2000年に香港とフランス・スペインと6~7年おきとなっている。

 この周期は星の関係か何か関係があるのだろうか?

 まあ台湾自分の中でぽっかりと抜け落ちていたエリアとも言え、ようやくそのピースが今日埋まる。

 とにかく今日から初台湾である。



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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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