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上海ワルツNEW


2012年07月30日 Fire FoxのGoogle MAPが英語版に??
最近、何故だかわからないがFire Foxで表示するGoogle MAPが英語版になってしまった。
 同じページを違うブラウザで表示すると中国の情報は中国語の地図が表示される。

 うーん何故だろう?

最近のFireFoxのバージョンアップの時の影響だと思うが不思議な現象である。

 ひょっとすると設定で切り替えられるのかも知れないが、今はそれを検証する暇がない。

 ちょっと不思議な現象である。

(上がFire Fox、下がOperaの表示)




2012年07月29日 安心して見られたロンドン五輪開会式
 腰を据えてみるつもりはそれほどなかったが結局開会式を見てしまった。

残念ながら日本の放送ではなくCCTVの放送で、やかましい解説付きであったが画像は本物なのでここは外国で見る身としては仕方ない。

 結論から言うと今回のロンドン五輪の開会式は安心して見られたにつきる。

 下手な国威形容のゴリ押しの演出もなく市民スタンスの雰囲気、インチキまがいの合成映像演出もなく自然な流れ、闇に消された映像と花火のごりおし演出もなく人の顔が見えるパフォーマンス、嘘くさい友情の演出ではなく自発的な友好の雰囲気の醸成、何もかも素晴らしく、大人の国のオリンピックだなという感じだった。

 当初ポールマッカートニーあたりが点火の儀式をやるのではないかと予想していたが、過去の名誉に頼らず欲張らず若手に託す当たり、大人の対応で流石グレートブリテンである。

 指揮者ラトルとロンドン響はともかく、そこにミスタービーンを登場させてしまうあたりイギリス流のユーモアもよい。

 そして参加国一つ一つが持ち寄ったランプを合わせて、聖火台にしてしまうあたり自国の国威形容をゴリ押しする国や国民には出来ない演出だった。

 2020年を目指す日本としては、まあ開催できるかどうかはともかく、成熟した国の大人のオリンピックとして見習うべきものが沢山あった開会式であっただろう。




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2012年07月28日 食欲そそらない中国の料理写真
 中国の広告を見てていつも感じることだが、料理の写真があまり美味そうに映っていない。

 例えば、地下鉄駅にあったKFCの写真の広告だが、ご飯が四角い型にパカッとはめられ、皿に乗せられた状態になっている。

 日本人にとっては、この型にはまったような形がまず安っぽく映り、うまそうではない。

 そして冷凍食品をそのまま揚げて乗っけただけのような白身フライ?の写真も安っぽい。

 更にこの白い皿と言うのが、本当にこの料理に合うのかどうか、などなど中国人がこの写真に食欲をそそられるのかどうか一度聞いてみたい気がする。

 どうも中国の習慣では料理あるいはその写真は、うまそうに見えるかより、形が整っているかにその重きが置かれているような気がしてならない。

 同じKFCでも日本のKFCは実に美味しそうな広告を作り、街を歩いていても広告によってお店に飛び込んでみたくなる衝動に駆られるが、中国ではそんな衝動に駆られた経験はほとんどなく、KFCに限らず実際料理もコストが抑えられているのかあまり美味しいと思うものにも出会えたことがない。

 そこは中国広告クリエイターの質の差なのか、単に中国の料理がまずいだけなのか分からないが、せめて写真くらいは美味しそうに撮って欲しいと思うのだが、中国にいる人たちにとってはどうもその常識が違うらしい。

 料理の写真は形より美味しく撮ってナンボという気がするのを教えてやりたい気がするが、その根底の食欲をそそるポイントが違うのだろうか?






2012年07月27日 高く見えない上海環球金融中心
 金茂大厦と上海環球金融中心はどちらも上海を代表する高層ビルで並ぶように立つのだが、金茂大厦は高さ420m、上海環球中心は高さ492mと環球中心のほうが72m程高く、実際環球中心の最上階の展望台からは金茂大厦が見下ろせる。

 しかしながら陸家嘴駅付近からこの二つのビルを眺めると重なるように見え、しかも遠近法の関係で奥にある上海環球中心のほうが若干低いかのように見えてしまう。

 

 もちろん十分な距離をもった位置から見れば確かに、環球金融中心のほうが高いのは明確なのだが、このビルとビルの間隔がせいぜい200mそこそこなため、至近距離から見ると金茂大厦のほうが高く見えてしまう。

 しかもこの角度は、東方明珠塔など観光客の多い場所からの方向なので、多くの観光客は勘違いしやすいだろう。

 まあこんな世界ランキングに並ぶような2つのビルをこんな至近距離に建ててしまうことに問題の根源があるのだが、これにも懲りずまた道路一本挟んだすぐ隣に上海中心大厦という高さ600mのものが建設されている。(写真右)

 高さを争いたいというのが明確な上海のビル達だが、そうならばお互いもう少し離れて建てた方がそれぞれの魅力が出てくると思うのだが、上海の人にはそれがわからないのであろうか?

 上海環球金融中心のように、折角隣のビルを上回ったのに、そう見えないというのは非常にもったいない話だと思う。


2012年07月25日 外灘の夜景は外灘から撮影した方がいい
 昨日浦東陸家嘴に行ったついでに、黄浦江沿いに出て外灘の夜の風景を眺めに行った。
 そして例の如くカメラを構えたのだが、どうも収まりが悪い。

 外灘の建物一つ一つをアップで撮るには遮るものが無く都合が良いのだが、全景を収めるにはあまり良いアングルとは言えない気がしたのである。


 外灘の建物というのは、それほど高い建物はなく、それが横に長く並んでいるため、風景も横方向に非常に長く、縦方向はあまり幅が無いため、それ写真に収めると画面中央に真横に光の線が描かれる格好になり、夜景の写真としてあまり格好の良いものではなくなる。



 ならば斜めからと思うが、陸家嘴側からだとどちらかというと取り囲まれるような恰好で外灘の風景が広がるので、斜めから撮影できるアングルはほぼないと言っていい。

 黄浦江の幅の広さが邪魔をするため、陸家嘴側から奥行きのある外灘ショットは難しいということになる。

 故に、外灘の写真を撮りたいと思う人は陸家嘴側に期待せず、外灘の遊歩道付近の至近距離、或いは遊覧船に乗って撮るのが最適だと思った昨日の結論だった。


2012年07月19日 原発の反対デモのニュース
 上海にいると日本の状況は文字面でしか分からなく肌で感じるものが少ないのだが、どうやら東京では反原発のデモで多くの人が集まっているということが伝わっている。

 広聴会でサクラがいただのいないだの色々ドタバタしているニュースも伝わってきている。

 デモ参加者の行動理由は、地震による危険性が完全に回避されたわけではないのに、原発を稼働させるなというのがその趣旨らしい。

 まあ、彼らの言うリスクの面で何ら否定すべきものもなく、今の原発が安全性の面で非常にあやふやなものであり、将来的に廃止を含めた議論はすべきであると思う。

 しかしである。

 実は、今の時点では原発を動かさないというリスクも非常に大きなものであるということを彼らは考えたことが有るのだろうか?

 もちろんそれは経済的リスクである。

 原発を稼働させないことによって生じるリスク、例えば節電の為の操業調整だったり発電コストの値上がりによる生産コストへの影響である。

 これに対してデモに参加する原発反対論者は、万が一原発の事故が起きてしまったら放射能による生命の危険があるし、福島の例を見ても経済への影響も計り知れないと唱えるであろう。
 “万が一”事故が起きた場合には大変なことになる可能性があると。。。

 これは至極もっともな理論であり、否定すべき部分はない。



 しかしである。

 原発を稼働さないことによって起きる経済的リスクは実は「万が一ではなく」、他の発電手段などが構築されていない今の時点では「ほぼ確実に起きる」のである。

 しかも経済的なクライシスが起きれば、実は経済的犠牲者が発生する。
 つまり社会が不景気になれば失業者や経済的理由を苦にした自殺者はほぼ確実に増えるのが自明の理なのである。

 もちろん原発停止との因果関係は容易に証明できないが、経済が悪化すれば多かれ少なかれそういった自殺者が増えるのは社会的真理とも言え、しかもこういった場合犠牲になるのはたいていは大企業の社員ではなく、中小の下請け企業の経営者や従業員など社会の末端にいる人たちである。

 しかも本来はそのセーフティネットになるはずの生活保護制度なども、現在の政府の財政事情により思うように任せないし、先日の某芸能人の母親の不正受給疑惑などもあって世間の目が厳しくなって期待できる状態にはなく、悲劇を防ぐ機能を果たせる状態だとはとても言い難い。

 逆にかなり乱暴な言い方になるが、今現在今回の福島原発の事故で放射能による犠牲者は出ていないはずで、その経験を踏まえて言うならば、もし今回の大飯原発で地震災害の影響による事故が起きても直接の被害者はやはり全くでない可能性がある。

 それに対して、原発停止によって経済的影響が発生すれば、犠牲者はほぼ確実に増えるという状況となる。

 万が一の地震や事故を考えて安全を取るか、確実に起きるであろう経済的リスクの回避を選択するか?
 ここが今回の政府の非常に判断の苦しいところであったと推測する。



 結局政府は今回「万が一」より「確実に起きる」リスクを回避したのだと思う。

 この判断はある意味乱暴な「賭け」とも言えるが、経済的リスクによる自殺者急増の懸念を声高に稼働理由として叫べない政府の立場を思うと、今のデモで反対攻めにあっている状況はちょっと気の毒である。

 つまり生活の安全を考えたつもりの今行われている原発反対のデモは、ひょっとすると誰かの生活を追い詰めているのかもしれないのである。

 目先のことを声高に反対を叫ぶのは簡単だが、例えその行動が結果を得たとしても、社会はそんなに簡単なハッピーエンドでは終われないのである。


2012年07月16日 観光客にも便利な浦東の路線バス「金融城1線」
 先日、外灘からフェリーに乗って浦東側に出た時に、便利なバス路線を発見した。

 フェリーの東金線を下りた目の前には普段から観光客用のオープンバスが常に待っているだが、観光客用であるためほんのちょっとの距離を乗るのに30元ほど取られ、観光客ならともかく、一般の生活物価感覚で乗るには高すぎてとても乗る気に慣れない。

 かつて知らずに迂闊に乗ってしまって苦い思いをしたことがある。

 故にその後はフェリーを下りたら歩くようにしていたのだが、今回のバスはそれを不要にする発見だった。

 今回見つけた金融城1線はどうやら最近走り始めたようで、浦東陸家嘴のビジネスマンたちが利用するための路線らしく、そのため陸家嘴地区内を実に便利なルートで走ってくれる。



 ただそのルートの便利さはバス停の表示ではわかり難いので、自分用の意味も含めてお節介にも地図の上に乗っけてみた。

 

赤が北行き 青が南行き
すると、陸家嘴の地下鉄駅にも接続することがわかり、しかも駅のそばということは東方明珠塔の前ということになるので、観光客にも都合のいいルートなのである。

 しかも運賃はたった1元!

 これが決定的である。

 もちろん、路線バスであるが故に、優しい観光ガイドなどは全くないが、この30倍の価格差を考えればどうってことはない。

 ぜひぜひフェリーで渡って観光をする人にもお勧めしたい路線である。


2012年07月12日 上海のホットペッパーがファッション誌化している
 日本でおなじみのホットペッパーが上海でも「胡椒蓓蓓」の名で数年前から市内で配布されるようになったのだが、最近異変が起きている。
 ホットペッパーといえば、本来はレストラン・飲食店探しが主の雑誌であり、上海でも発行当初はやはりそういった紙面構成が行われてきた。

 ところがである。


 最近では、飲食店よりも女性向けのファッションや、ヘアサロン・ネイルサロンなどの広告が非常に増え、どちらかというと飲食店の広告は隅に追いやられている傾向にある。
 今月号の特集もまさに日本の女性誌そのもので女性向け内容が満載である。


 もともと日本の会社が進出してこの冊子をつくったため、日系企業や日本料理店の掲載が多く、恐らく配布も日系企業を中心に会社に送っていたのだろうと推測できる。

 故に読者層も日系企業に勤めるOLなどが中心になったのだろう。

 すると、それらの上海OL達の興味は金太郎飴の如くどこも似たり寄ったりの日本料理より、ファッションの方に興味の比重が高いと見え、広告効果として飲食店より女性向け店舗の方がより成果を上げていたのだと思われる。

 
 その結果の今のファッション誌化である。

 もちろん、飲食店の広告もまだ残っているためまだ僅かに原型をとどめているが、ほとんどが日本資本の日本料理という感じで、地元系の飲食店はほとんど載っていない。
 日本のPRは料理よりファッションということなのであろう。

 まあこだわりなく、フレキシブルなビジネスが中国の特徴とはいえ、実に驚くこの変貌ぶりである。




2012年07月08日 人間ドックの無理な要求
先日の健康診断、つまり人間ドックの時の話に戻るが、人間ドックというのは受診者にかくも矛盾しているような無理な要求突きつけるのかと毎回思う。

 まあ要求にはそれぞれ理由があるのは分かるが、その要求をこなすのは結構大変なのだ。

 ①まず、前日夜から絶食を要求しておきながら、朝の検便を要求される。
まあ無理難題でもないかもしれないが、前日早い段階で食事を終えると、朝の検便まで持たず、夜のうちに用を足してしまう可能性があり朝出ない可能性がある。

 ②水分を取るなといいつつ、当日検尿がある。
 夏場など汗をかくので、水分を絶った状態で病院に行っても、そんな都合よく尿など出ないのだ。

 特に午前中も遅い時間の受診だったりすると、病院に行く前に途中で既に何度かトイレに行ってしまったり汗をかいてしまうので、思うように尿など出ないのである。

 にも関わらず、人間ドックでは前日夜から絶食絶水を要求される。 

 絶食はともかく、絶水後の尿検査はもう少し検査方法は進歩しないのだろうか?
毎回受診するたびに思うこの矛盾である。



2012年07月08日 スマートフォンと子供の視力の関係
 先日、中国の新聞で電子機器と子供の視力に関する記事が出ていた。
それによれば両親がパソコンやスマートフォンなどを年中使っていると子供にも悪影響が出るのだという。

 まあ、私も仕事上、年がら年中パソコンに向かっており、目への悪影響は身に染みて感じているからこの調査結果は何の驚くべきことでもない、

 しかし、親のこういった生活行動が子供に大きな影響を与えているとなると、大人の行動が子供の健康に与える影響を改めて意識せざるを得ない。

 特に目というのは、なかなか鍛えるのが難しく、一度衰えたら復活するが中々難しいとされている。

 野球のピッチャーやバッターが、足腰に問題はなくとも目の衰えから引退を決意するケースも少なくないと聞く。

 そのくらい目の役割は、小さくなく一生を左右するものとなる。

 しかし、今の世の中は電子機器の画面を見ずに生活することは不可能に近く、しかもスマートフォンのような小さな画面が横行している。

 タブレット型端末であっても画面が小さいことには変わりなく、決して目に優しいとは言えないだろう。

 今の最新型のタブレット型端末やスマートフォンの画面がかつての液晶画面などに比べどのくらい目に優しくなっているか知らないが、恐らくあの画面を凝視することが視力に影響を与えることには変わりなく、例えば小さい子供にタブレット型端末を渡して遊ばせることは、子供の視力に影響を与えることは必至なのではないだろうか?

 そうなると平気で子供にタブレット端末を渡す親はちょっと配慮が足りないということになる。


 もっとも先日ラジオで聞いたところによると、例えば図鑑などの類は子供は電子機器より本を好むらしく、大人の都合で整理され便利になった情報の塊より、本が与えてくれる世界感や、本そのもの存在感が好きらしいい。

 電子機器の目の影響を気にする大人としてはまずは一安心といったところか。。




プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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