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2011年12月08日 ガムのおかげ?歯医者とは縁遠い生活
 上海にいる友人と話していたときに、上海の歯医者はどこがいいですか?と質問されて答えに窮したことがある。

 何故なら、上海で歯医者に通った覚えが全くないからである、

 それどころかここ10年、いやそれ以上の期間、歯医者へ通った記憶がない。

 はっきり覚えているのは大学時代に数回通ったことだが、そのあとはほとんど記憶がないのである。

 まあひょっとすると社会人になった後に数回ぐらいは通った可能性もあるかもしれないが、今思い出そうとしてもほとんど記憶がない。
 通った可能性があると思える歯医者が全く思い当たらないのだ。

 もし実際に大学以降は歯医者に通っていないとすれば15年以上歯医者には縁がないことになる。

 そんな状況に自分のことながらちょっと驚く。 


 もちろんその間も歯の状態に危機が全く無かったわけではなく、歯が浸みたりして少し痛みを感じたことは数度となくあった。

 しかしそんな時は、例のキシリトール入りガムを大量に購入し必死にかみ続けた。

 実は歯医者での高い治療費と、歯医者に通う時間を使いたくなくなくガムで何とか凌げるのであればという窮余の策であった。

 すると実に凄いことに数日で歯の痛みは回復し、辛い症状から解放された。
 それから歯の状態が気になるとガムを大量に噛むといった方法で何度も危機を乗り越えてきた。

 そしてあの頃から歯磨き粉も、歯の表面を修復・保護する機能のあるちょっと高級な歯磨き粉に換えた。
 もちろん歯磨きも子供のころに比べればかなりマメに歯を磨くようになった。

 その結果、成人後は現在まで歯の病気にはほとんど悩まされずにきている。

自分では特に気にならなかったが、一年中歯の痛みに悩まされている人から見れば、これは凄いことなのかもしれないと最近気付くようになった。

 ガムと歯磨き粉、このほんのちょっとの支出で悩みが消え、治療費が節約できるのならこんなに楽なことはない。



2011年12月07日 中国の医者の出す薬
 中国でも医者にかかると当然の如く薬を処方されるのだが、日本と違い一部の薬品は市販されているものがそのまま提供される場合が少なくない。

 たまに症状が重いから市販薬に頼らず今回は病院で診てもらおうと保険を使って病院に行ったのに、結局処方された薬は家にあるものと同じだったことがよくある。

 折角医者を頼って行くのに市販薬と同じものを渡されたのではちょっとがっかりする。つまりわざわざ医者に行って高い診察費を払う価値がなかったと感じてしまうのだ。

 そこへ行くと日本の医者のくれる薬は医療機関専用の包装で、中身が同じものもある可能性はあるが、医者がくれたという価値は感じる。

 まあ薬品はどういう渡され方をしようとも同じ薬品なので市販であろうと病院で提供されようとも同じ製品なら効き目に違いはないはずだが、個人的印象では値段が圧倒的に違うような気がする。

 病院でもらう薬の代金は、保険会社からキャッシュレスサービスで払われており、こちらが要求しなければ内訳を教えてもらわないまま支払処理が済んでしまう。

 そして少なくともキャッシュレスサービスをOKにしている病院は一般のローカル病院に比べ治療費をやたら高く請求しているのが通常で、風邪を診てもらっただけなのに1000元を超える請求をする病院も少なくない。

 もちろん、治療費そのものは国が決めた価格があるようだが、通訳費や特別診察室使用料の名目でやたら上乗せされているのが通常だという。

 故に薬に関しても、同様に何らかの上乗せがあるのではないかと勘繰りたくなるのが心情で、正確なところは知らないが請求される金額から推測すると随分高い薬代のような印象がある。

 何故なら以前に病院でもらったことのある薬を市中の薬屋で求めると大体20元とか30元で買えてしまい、そんな何百元の請求になるような印象がないからだ。

 まあ薬のことなので値段だけの問題でもなく、正確な実情を知らないままうかつなことは書きたくないが、少なくとも中国の病院でもらう薬は薬局でも普通に買える可能性があり、初診の際はともかく継続して服用するような薬ならば病院でもらった薬を持って薬局に行ってみた方が良いかもしれない。

 もし全く同じ薬品があれば、薬品代はともかくその後の診察費を節約できる可能性があるかも知れないからである。

 もちろん皆さんが自己診断で病院に行かず、市販薬のみを服用し続けて病気が悪化しても私は責任を取れませんのでその点はご了承いただきたい。

 



2011年12月07日 『もろびとこぞりて』っていまどき凄いネーミングだ
『もろびとこぞりて』はお馴染みのクリスマスソングでほぼ誰の耳にも馴染んでいると思うが、振り返ってこのタイトルを考えると凄く古めかしいネーミングであることに気が付く。

 いまどき「諸人(もろびと)」なんて誰も口語調では使わないし、漢字で書かなければ意味だって理解しない場合がある。

 また「こぞりて(挙ぞりて)」だってほぼ同レベルで、まあ古文を少し勉強している人なら理解できるかもしれないが、やはりこんな言葉は日常には使わない。

 二つ合わせて「みんな揃って」って意味になるのだがこのタイトルの意味を理解してこのメロディや歌詞を口ずさんでいる人はどれほどいるのだろうか。

 そんな今や化石と化してしまったような日本語で構成されているタイトルだが、今でも堂々と「もろびとこぞりて」のタイトルが市民権を得て、クリスマスの定番ソングとして通用しているのは非常に不思議である。

 ウィキペディアによればこのタイトルは1923年に讃美歌を翻訳したときにつけられたタイトルのようだが、当時ならともかく現在は言葉としてはまず意味が通じず、もはや言葉の意味を離れた固有名詞として化してしまっている。

 歌詞もちょっと古めかしく、意味を理解するのに辞書が必要なほど古びている気がする。

 まあ今のところ全く通じないわけではないので、このタイトルを替えようとか歌詞を替えようという話は出てきていないようだが、同じ日本語の歌詞なのにこれほど時代の隔たりを感じる歌も珍しい。

 ただそれは逆にこの曲がそれだけ長く愛され続けている証拠でもあり、そんな何世代にも渡るような長い年月の季節の定番となっている曲が他にあるだろうかと考えてしまう。

 ちょっと考えてみたが今のところそんな曲が思い浮かばないのである。

 そんな『もろびとこぞりて』であるが中国ではこんな季節を演出するBGMを耳にする機会が日本に比べ少ないのがちょっと寂しい。


2011年12月07日 耳管狭窄症かな
寒い季節になりまた例のごとく、鼻炎が再発してきた。
鼻炎だけならともかく気管支の状態も決してよくはない。
痰が溜まっているようで寒いところに出ると凄く咳き込む。

ちょっと胸も痛い。

そしてここのところ喉も少し痛い。腫れてきたのかもしれない。

幸いこの週末はゆっくり寝た。
寝すぎるくらい寝たが実はまだそれほど回復していない。
まあ体力的な面は少し良くなったがそっちもまだ完ぺきというほどでもない。

そうこうするうちに今度は耳にも少し違和感が出てきた。
まあ決定的に痛いとか音が聞こえないとかではないが、少し違和感がある。
血圧が高いという認識もないが脳に近いだけにこの症状は少し気になる。

少し気になってインターネットを調べているうちに、鼻の病気が原因で引き起こされる「耳管狭窄症」という言葉に行き当たった。

書いてある症状からすると、どうもやはりこれに該当する気がする。
さすがにまだ耳の症状は悪化していないようだが、鼻や喉という点で見事に該当する。
「耳管狭窄症」という病気、特にこれといった治療法はないようだが、今の私のコンディションから言って少なくとも鼻の状態が一つの要因であることは、明快であり取りあえず鼻の治療を再開するほかあるまい気がする。

 まあもちろん素人判断は危険なので近々病院にはいかねばならぬが、まあ最初に悪いところを放置しておくと次々と連鎖反応を起こすのが人間の体らしく、今後は気をつけねばなるまい。

(何故か今回は若干漱石調だ。。。。)




2011年12月05日 どう転んでもナベツネさんの負け
 例の巨人軍内紛問題で巨人軍と読売新聞社が清武さんを訴えたというニュースが飛び込んできた。

 まあこの内紛劇、今後清武さんの側からも訴訟を起こすことになっているようなので訴訟合戦となるのは間違いなく、いよいよ闘争は法廷の場に持ち込まれることになるようだ。

 ただまあ、今回それぞれの訴訟内容が微妙にずれているので、それぞれ2つの裁判で別の結論が出る可能性もあり、さらに裁判上の結論というのは手続き論の問題であるので、勝ったほうに正義があるのかと言えば必ずしもそうはなっていないのが日本の裁判のような気がする。

 特に事の発端となった巨人軍GMの人事権限について言えば、裁判の結論がどっちに転ぼうともナベツネさんの負けであることは明確である。

 何故ならばGM制度というのチームの編成権の責任を一手に負うのがGM制度であり、そうでないならばGMではないからである。

 つまり一般的なGM制度ではGMが決めた人事はオーナーといえども覆せず、もし覆したければGM自身を換えるというのがGM制度の基本であり、その観点から言えば清武氏の主張が正しいことになる。

 逆にもし、巨人軍側が社内規則を盾にGMという役職にそこまでの権限を与えていないとして今回のようにナベツネさんや本社の介入をOKとする解釈をするならば、ナベツネさんの側は何も本来のGM制度を理解していないことを露呈することになる。

 あるいは名前だけ恰好だけ言葉だけのGM制度をつくったことになり、本質的には何も変える気が無く単なる見栄を張るためだけの形だけのGM制度を作ったという志の低さを露呈することになる。

 故に今回の裁判で巨人軍の中でのGM制度の位置づけという論点になった場合、具体的にGM権限の記載が規則にないという時点でナベツネさん側に理があるという結論が出る可能性があるが、これは同時に逆にその時点でそんな意味のない役職をGMと呼んで立てていたことが確定することを意味し、ナベツネさん側の自己矛盾を露呈するのである。

 よってこの論点での争いは裁判でどっちの結論が出ようとも、争った時点でナベツネさん側は愚かさを露呈することになり負けは決まっているのである。

 ただまあ繰り返しになるが日本の裁判というのは理屈の中身ではなく単なる法律上の手続き論の中での争いになる場合が多く、名誉棄損とか、実は本来は本質から外れた理屈が手続きの上で勝ってしまう可能性もあり、外部から見ればおかしな結論がでる可能性もある。
 



2011年12月05日 ホットドッグ発見
 先日のブログ以降、ちょっとホットドッグの店がないかどうか気にしていろいろ探していたら、結構身近な場所に一軒あったのを思い出した、

 それは地下鉄2号線の婁山関路駅に直結する泓鑫時尚広場の地下1階にあった。
地下1階といっても地下鉄のコンコース階と地上との間にある中2階的な場所にあり、知らないと意外と分かりにくい。
 ローソンの後ろの電器屋の中のエスカレーターを降りていくとたどり着ける。

 以前からここにあるアイスクリーム屋の「ミルン」さんはお気に入りで、日本人経営という安心感もあり時々食べに行っていたのだが(といっても月に一回にも満たないペースだが)、この場所はよく知っていた。

 そしてその並びに同じ経営者がやっているホットドッグ屋があったのを思い出したのである。

 ただ、自身が現在のようにホットドッグに煽られていなかったため、この店はいつもスルーしてしまっていた。

 さらにしばらく前にこの場所を訪れた時に全体が改装中だったたため、もしかしてアイスクリームやともども無くなってしまったのではないのかと危惧を抱いていた。

 故に、今回ちょっと恐る恐るその場所を尋ねてみた。

 すると、

お!ありました、ホットドッグのお店

 その名も『Poporo』で可愛い犬のキャラクターのが目印のお店で、まさに遊園地にあるような4m四方くらいの小さいスペースがビルの中の一角に存在していた。

 私は小躍りする様な気持ちで早速ホットドッグを注文した。

 もともとシンプルホットドッグを注文しようと思っていたのだが、「チーズドッグ」の名が目に入ってしまいチーズ好きの私は誘惑に駆られ、結局チーズドッグを注文した。14元である。ちなみにシンプルな方は12元である。

 さて、ここは先日のマクドナルドと違いチーズ入りということもあってパンをしっかり焼いてから出てくる。

 従って注文してから7~8分待たされるのだが、その待ち時間が逆にこだわりを感じさせ、ホットドッグに対する期待感を高まらせてくれる。


 そして出てきたのが写真のチーズドッグ。

 うーん、こんがり焼け具合がとてもおいしそうである。

 そしてこぼれんばかりに塗られたマスタードとケチャップが食欲をそそる。
 まさに、「家政婦のミタ」で見た遊園地のホットドッグそのものである。

 そして早速食らいついてみる。
 ホットドッグの場合、「食べる」などと穏やか表現ではなく「食らいついてみる」というほうがピッタリである。
 
 そして口に入れた瞬間、

「おおお、これぞホットドッグだ!」

余りにも懐かしい再会にちょっと涙がこぼれかかった。

 焼いて表面がパリパリしつつも中が柔らかいパン、そして美味いウィンナー、マスタードとケチャップのハーモニー、今回はチーズのオマケ付きである。

 これは確かにホットドッグであった。

 まあ世の中のグルメ指標からすれば、このホットドッグが飛びぬけて美味いという評価が付くわけではないのかも知れないが、少なくとも先日のマクドナルドのなんちゃってホットドッグに比べれば、まさに正真正銘のホットドッグと言え非常においしかった。

 再会の感激も相まってゆっくり味わいたくもパカパカパカと一気に食べてしまった。
 そして追加注文したい欲望にも駆られたが夕飯も近い時間帯だったので、この日は諦めた。

 また来ればいいのである。

 どうやらこのお店は配達もしてくれるらしいが、やはりホットドッグは熱いうちに食べるのが一番おいしく、このお店に直接来て食べるのが良いであろう。

 とりあえずおいしいホットドッグのお店一個発見である。


お店データ
『Poporo』
天山路726号 泓鑫時尚広場地下一層19号店舗
配達電話:13482324373(日本語可)
(ホットドッグ、クレープ、アイス、ライスバーガー共通らしい)
配達範囲 古北、虹橋、中山公園(20元以上から配達とのこと)





プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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