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2011年12月07日 中国の医者の出す薬
 中国でも医者にかかると当然の如く薬を処方されるのだが、日本と違い一部の薬品は市販されているものがそのまま提供される場合が少なくない。

 たまに症状が重いから市販薬に頼らず今回は病院で診てもらおうと保険を使って病院に行ったのに、結局処方された薬は家にあるものと同じだったことがよくある。

 折角医者を頼って行くのに市販薬と同じものを渡されたのではちょっとがっかりする。つまりわざわざ医者に行って高い診察費を払う価値がなかったと感じてしまうのだ。

 そこへ行くと日本の医者のくれる薬は医療機関専用の包装で、中身が同じものもある可能性はあるが、医者がくれたという価値は感じる。

 まあ薬品はどういう渡され方をしようとも同じ薬品なので市販であろうと病院で提供されようとも同じ製品なら効き目に違いはないはずだが、個人的印象では値段が圧倒的に違うような気がする。

 病院でもらう薬の代金は、保険会社からキャッシュレスサービスで払われており、こちらが要求しなければ内訳を教えてもらわないまま支払処理が済んでしまう。

 そして少なくともキャッシュレスサービスをOKにしている病院は一般のローカル病院に比べ治療費をやたら高く請求しているのが通常で、風邪を診てもらっただけなのに1000元を超える請求をする病院も少なくない。

 もちろん、治療費そのものは国が決めた価格があるようだが、通訳費や特別診察室使用料の名目でやたら上乗せされているのが通常だという。

 故に薬に関しても、同様に何らかの上乗せがあるのではないかと勘繰りたくなるのが心情で、正確なところは知らないが請求される金額から推測すると随分高い薬代のような印象がある。

 何故なら以前に病院でもらったことのある薬を市中の薬屋で求めると大体20元とか30元で買えてしまい、そんな何百元の請求になるような印象がないからだ。

 まあ薬のことなので値段だけの問題でもなく、正確な実情を知らないままうかつなことは書きたくないが、少なくとも中国の病院でもらう薬は薬局でも普通に買える可能性があり、初診の際はともかく継続して服用するような薬ならば病院でもらった薬を持って薬局に行ってみた方が良いかもしれない。

 もし全く同じ薬品があれば、薬品代はともかくその後の診察費を節約できる可能性があるかも知れないからである。

 もちろん皆さんが自己診断で病院に行かず、市販薬のみを服用し続けて病気が悪化しても私は責任を取れませんのでその点はご了承いただきたい。

 








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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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