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上海ワルツNEW


2010年01月27日 お土産に煎餅が恋しくなった
 日本へ一時帰国する友人に何かお土産をリクエストしようと考えていたら急にせんべいが恋しくなった。
 友人は関西へ帰るので、関西のお土産を想像しているうちに、日本の会社にいたとき兵庫出身の女の子が帰省のお土産だといって持ってきてくれた煎餅を思いだした。
非常に美味しかったことは覚えているが、さすがに銘柄までは覚えていない。
 ふわふわした歯ごたえで、風味のバランスもとてもよかった。
 本当ならあれが食べたいが、まあ銘柄も分からないのでは頼みようがないので普通のせんべいを頼むことにした。
 上海でもせんべいを食べられないことはないが、普通に買うと高いし日本のように日常に気軽に出てくるようなことはあまりない。
 日本のものでも大体手に入ってしまう上海なので、食の面でホームシックになるようなことはまずないが、やはりピンポイントで無性に食べたくなったのに手に入らないものは存在する。
 今回の煎餅もそのひとつだし、以前はメカブが食べたくなった。
まあ友人に頼むのも手だが、自分も前回の帰国からまもなく1年が経とうとしているので、そろそろ自分で仕入れに行く次期を検討しなければならないかなと考え始めた今日この頃である。



2010年01月25日 新しい地下鉄路線は乗る機会がない
上海の地下鉄の延長が相次いでいるが、まあどんなに新路線が延長されようと自分の生活圏に直接関係のない路線はまず乗る機会がないなあという感想で最近のニュース等をウォッチしている。

 少なくとも今までは職場も2号線沿線であり、客先も同様に2号線沿線が圧倒的に多く2号線ばかり乗っている。あとは4号線と1号線にたまに乗る程度で、そのほかは滅多に乗る機会がない状況である。
 今後古北新区に駅ができるという10号線は開業すれば比較的乗車機会は増えそうだが、例えば私の家からだと乗り換えが必要になることを考えると、一本で行けるバスやタクシーの利便性と比較してどれほど乗車機会が増えるのかは未知数だ。

 上海の日本人の人口分布(感覚的なものだが)の多くは2号線沿線など特定のエリアに結構集中しているし、それに付随する日本人向けサービス業などもやはり日本人の多いエリアに集中している。

 故に、それらのレストランなどへ行くにしても特定の路線しか使わないし、地下鉄が便利になったとしてもタクシーの需要はそんなに減らないであろう。
 特に駐在員を中心に通勤にタクシーや会社の送迎車を使っている人も多く、新規に便利な地下鉄ができたとて安全という理由からタクシーから地下鉄に通勤手段がシフトするような状況もそれほど多く発生するとは考えにくい。

 そう考えると、上海の発展の象徴として語られる地下鉄の路線延長も我々上海に住む日本人にとってはそれほど多くの恩恵があるわけではないということになる。
 それだけ日本人が元々便利な環境に置かれているといってはそれまでだが、とにかく東京や大阪で新しい鉄道が開業したとき程、日本人にとって便利さが向上したというインパクトはない。

 まあ個人的なことを言えば、地下を走る地下鉄よりも地上を走るバスなどのほうが好きであったりする。もちろん地下鉄のほうが早くて確実なのだが、どうしても周りの見えない地下という空間は好きになれないし、特に中国の地下鉄は耐震性などの安全性にまだまだまだ不安が残る。故に日本人として地震のリスクが頭から抜けず、乗らなくて済むものなら地下鉄には乗りたくないというのが本音である。

 このように元々私は上海の地下鉄の乗る機会が少ないこともあって、これから新たに地下鉄が延長されたとしても、仕事上の必然性がなければあまり乗らないであろうというのが個人的見通しである。




関連ページ交通関連情報

2010年01月12日 買いたい携帯が見つからない
 現在使っている携帯が1年を超え、そろそろボタンの操作性などにガタが来て使いにくくなっているので買い替えを考えるときかなと思っている。
そう思って、先日ぶらっと電気店を訪れたが、思いのほか魅力的な商品が少ない。
 価格ゾーンの問題ではなくデザイン性の問題である。
 価格の高い機種はそれなりに高機能高性能のようだが、デザイン的にコテコテしたものが多く、しかも中国語の説明書を読みこなすことを考えるといまいち気が重い。
まあ利用できるコンテンツそのものはじっくりと時間をかければ理解できないこともないと思うが、やはり言葉の壁は大きく、詰まったときのことを考えるとやはり利用には二の足を踏んでしまう。
故にスマートフォンの系列は今の自分にとってあまり魅力的ではなく、あれば便利そうだなとは思ってもそこに投資するほどの意義は見出せない

 そう考えると今の私にとって携帯電話の機能性にはあまり意味が無く、選択基準はほぼデザインオンリーとなる。
 そう気持ちを整理して、しつこい店員の攻撃を交わしながら何十種類もの機種を見てまわったが、どうもどの機種に手を伸ばしてみてもあまりしっくり来ない。
その中でも唯一気になったのはやはり日本のメーカのものだった。
 日本人にとっては日本のメーカーはやはりしっくり来る。日本とそれ以外の国ではどうやら携帯というものに対する概念が微妙にずれているように思う。
 まあその商品とて100%気に入るほどのものではないが、まあほかの機種よりは買ってもいいかなという気になるのである。

但し値段が少し高かった。

 その値段でも手が届かなくは無いが、即決するにはちょっと二の足を踏む金額だった。それに特に思い切って飛び込むほどその商品に惹かれているわけではないのでやはりちょっと熟考である。


 この話を友人にしたら、こう言われた。
「どんな商品でも完璧に気に入るものなんか無い。どこかで妥協しないといけない。まさに恋人選びと一緒である」と。。。
 妙に説得力ある言葉に思わず納得してしまったが、そうは言っても携帯は年中肌身離さず持ち歩くものであるからして、魅力を感じたものを手に入れたいのである。
そういう意味ではやはり異性選びと一緒である、
しばらく携帯探しの悩みは続きそうだ。


2009年12月31日 あけましておめでとうございます。
年末が嵐のように過ぎ去り、気がつけばしばらくブログを書いていませんでした。
中国にいると1時間ずれてしまうんだけど、まあこちらは日本時間ということで。

今年はもう少し小まめに書いて、いい報告ができるように頑張りたいと思います。
どうぞよろしく。

                                 上海ワルツ


2009年11月05日 松井の活躍にただいま興奮中
今日のワールドシリーズ第6戦、テレビは見られないがちらちらとネット速報で観戦中。
優勝してしまえばこれでヤンキースでのユニフォーム姿は最後かも知れない状況の中で、3打数3安打1本塁打6打点の獅子奮迅の活躍を見せている。
 昨日まで今シリーズは打率・556、2本塁打、2打点の活躍で、今日活躍すればMVPの期待もかかるが、勝てば勝ったで今年のシーズンが終わってしまう。
まだ契約問題が解決しないのでこれが見納め(テレビ見てないが)になる可能性も捨てきれない。
 果たしてMVPを取った選手を放出できるのだろうか?そんな期待と不安を抱えてただいまちょっと興奮気味で観戦中である。


2009年10月26日 師匠の死
 実は最近、小さい時分に柔道を習った先生が次々に他界したことを知った。最近亡くなったのは直接教わった方ではないが、いろんな意味でお世話になった方である。
私は上海にいる身分で葬儀には行けなかったが、幸い父親とも親交があったので、父親に行ってもらった。実はその席で私が最初に柔道を教わった先生が今年の5月に亡くなったことを知ったのである。私にとってはこちらのほうがショックであった。まだ54歳であったとのこと。
 小学校2年生から約4~5年の間、人生の礼儀の基礎を学んだような師匠であり原因は忘れたが道場で遊んでいるのを怒られ、一時間正座させられていたような思い出がある。
道場の天井のスス掃除のために梁に上らさせられたこともあった。正月に食べた鏡開きのお雑煮は格別に美味しかった。筆字が非常に上手であったことも覚えている。
 その師匠との関係が縁遠くなってしまったのは、私が高校のとき練習時に骨折したときからである。当時高一だった私は二級上の先輩とも互角に練習できたが、調子に乗ったところ蟹バサミにあい、受身が取れず鎖骨を骨折した。で、接骨院であったその師匠ところに運ばれ治療していただいた。
 ところが私はその状態にも関らず、二週間後に高校生クイズに参加するために当時に西武ライオンズ球場に出かけてしまった。暑さの中動きまわったため、案の定状態が悪化し、傷口が開いた状態になり入院が必要になり夏明けまで約1ヶ月半入院することになる。
 その間の入院費はその師匠が責任ということで払っていただくことになったが、今度はその師匠が心労が重なって脳溢血で倒れてしまった。幸い一命を取り留めたがその後、体に麻痺が残ってしまった。その後私は無事退院できたが、ほとんど、その師匠とは会わなくなった。
 どうにも、そのとき師匠が倒れた原因が自分にあるような気がして顔を会わせずらくなったのが本音である。


 その後、大学に進学以降は柔道からも離れたが、いつかちゃんと挨拶に行かなければならないとずっと心にひっかっかっていた。故郷に錦を飾るではないが上海でもっと胸を張った仕事ぶりができるようになったら会いに行こうと自分の中で言い訳をして会いに行かなかった、
 そんなところへの先日その訃報である。自分の心の弱さを非常に後悔した。もう心の懺悔をする機会がなくなってしまったのかと思うと非常に辛い。
今度帰国したら、家族にあやまりたい気分でいっぱいである。


2009年09月13日 中国語が流暢になりつつあるのはいいが
さすがに中国に3年もいると、中国語会話に慣れてくるので、最近初対面の中国人と中国語で挨拶すると外国人だと思われなくなってきた。
 どうやら言葉の発し方がかなり自然に近くなりつつあるようだ。
まあ上海だと地方から出てきた田舎の人も大勢いて、彼らの普通語も決して上手とはいえなく、中国人同士の会話の中でも綺麗な発音とそうでない発音があり、中国人同士でも会話に詰まるような光景を良く見かける。
 その状況を考えれば、私の中国語もそんな普通語の下手な中国人より良い状態になっているだけで、本質的に上手になったとはいえないのかもしれない。
 しかしまあ言葉がそれなりに上達しているということは素直に嬉しい限りである。

 ただこのように私の中国語が自然に彼らに伝わる回数が多くなるに比例して困ったことも多くなる。
 それは何かというと、挨拶会話の発声ばかりが流暢になっていっても、肝心の中身の語彙が余り増えていないからだ。
 こちらが挨拶で簡単な中国語を流暢に話してしまうと、先方はこいつはネイティブ中国人だと思いこんで、途端に先方の会話が早くなる。そしてどんどん複雑な話を持ちかけてくる。

「まってくれ、俺は中国人じゃないからわからない」というと途端に相手はきょとんとする。「なんだ、中国人かと思ってた」といわれる。
 まあこちらがぎこちない発音をしていれば最初から外国人と分かってもらえ、丁寧に応対してもらえるのかもしれないが、なまじっか会話のリズムだけがネイティブっぽくなっているので、相手にとってはどこまで丁寧に会話すればいいのか良く分からなくなる。
結局「お前はどうしてそんなに中国語が上手だ」といわれ、また先方の容赦ない自然なスピードの会話が始まる。


 こちらも耳はスピードに慣れてきているのと、会話の内容を勘で推量するのは得意なので会話の初期段階にはそこそこついていけるのだが、やっぱり段々と話が深くなるにつれ辛くなる。
 そして分からない言葉や、表現法を知らない言葉が出てきた途端にしどろもどろになってしまうのがいつものパターンである。結局最後は友人や同僚を頼ることになる。

 「しまった慣れる順序が逆だったか」といまさら後悔しても始まらない。会話が埋まるように徐々に語彙のほうもう増やしていくほかない。

 でも初期会話が自然だといいこともたくさんある。つまり日本人だとばれないのである。
 日本人とばれないと、タクシーでも商店でも無謀にふっかけられることが少なくなり、また初対面の中国人でも、外国人としての壁を感じず素直に接してくれる。 良くない対日感情を持っている人にも気づかれにくいので無用なトラブルを避けることが出来る。
 商売の相手であれば、「こっちは中国語を理解してますから、ごまかそうとしても駄目ですよ」という自然なけん制にもなり、それなりの危険回避にもなる。

 もちろん、ネイティブの中国人同士でも騙されるのが中国の社会だから、日本人だとばれなくても安心できるわけではないのだが、それは日本の一般常識で回避できる事例が大半で、治安の良い上海では常識的な行動をしている限り大怪我は少ないように思える。

 まあ中国に来てから生活の中の自然学習以外は、勉強という形で中国語に取り組んでいないので、この上のステップアップを目指すためには新たな勉強も必要だなぁと考えている今日この頃である。


2009年09月11日 占いカウントダウンから漏れていた・・・
 私は日々の占いを見るのが好きで、毎朝数箇所のページをチェックしている。
まあ、ヘビーな占いサイトに深くはまることもないのだが、日々の占いチェックはちょっとした心のサプリメント的な要素としていつも楽しんでいる。

 そのうちの一つに有名なフジテレビの「めざましテレビ今日の占いCountDown」があるのだが、日本にいた頃はともかく、現在上海に住んでいる自分は当然生放送なんぞ見られるわけもなく、サイトから順位チェックをして結果に日々一喜一憂している。
 で、今朝もいつものようにチェックしようとしたところ、なんといくら探しても私の星座がない!
私は司会の大塚さんと同じ「てんびん座」なのだが、なんと順位の中にはどこにも無かった。
 よく見ると3位と4位に「おうし座」が二つ並んでおり、おそらくこれはサイト運営者のミスで、実際にはこのどちらかで運勢順位としてはまあまあ良いほうである。
 しかしこの順位の中から漏れている時点で「運が悪い」ような気がして、上位という気分も吹き飛んでしまった。
最下位にランクされていたときのほうがまだ開き直れる気がするのに漏れているのは別のベクトルで落ち込む。
まあ今日はこんな一日なんだなと自分に言い聞かせ一日をスタートさせる。

めざましテレビ今日の占いCountDownサイト




2009年09月09日 路上で食事は駄目。
先日の夜、天気が良くて風が気持ち良かったので、某ローカルの串焼き屋のお店に食べに行って、お店の人に机を出してもらい友人と二人で気持ちよくビールを飲んでいた。
 しかし途中で城管がやってきて、路上での飲食物提供は駄目だとのことで、結局店内へ移動させられることになった。
 なんだ、室内で食うならわざわざローカルに来た意味無いじゃんとか思いながら渋々店内に移動してみたが、案の定、店内は狭っ苦しい。しかも衛生状態だって路上と比べ各段に良いというわけでもなく、壁なんかが見えてしまう分だけ余計にみすぼらしい。自分自身ははそんな店内での食事でも平気ではあるのだが、この季節はやっぱり外で飲むほうがビールはうまい。
 万博を控えて、上海ではこういった衛生管理の悪い路上飲食はどんどん取り締まられているようだ。
でも屋外ビール好きの私にとっては、日本料理とか高級飲食店でなくともいいし、洒落た雰囲気など一切いらないので、ぶっきらぼうな食事を、屋外で気軽に飲み食いできる店があってほしい。
 されど今の上海の時流ではこういった店が減るばかりでちょっと寂しい。


2009年08月28日 10月にサーチャージ復活の模様
原油市場の値下がりを受けて、今年の7月にようやく廃止されたはずの燃油特別付加運賃(サーチャージ)、再び原油費が上昇したのを受けて10月にまた復活するとの報道が流れている。
手元の計算だと、基準となるシンガポールケロシン航空燃料市場の5月~7月の燃油相場の平均価格は1ガロンあたり169.5ドル、これをサーチャージ算定の基礎となる1バレルあたりの金額に換算すると71.2ドルとなる。
この額を日本航空さんの基準にあてはめると、わずかながら70ドルを上回ったために70~80ドルのゾーンBとなり、中国線は日本販売のチケットで片道1500円、往復で3000円の加算となる。
 よってせっかくサーチャージが廃止されたと思っていたのに廃止期間はたった3ヶ月で終わってしまうことになる。

まあこの程度で収まってくれるなら、航空券価格の季節変動の範囲の中に吸収されてしまうレベルなので、それほど気にすることではないとも思えるが、単なる値上げとはちょっと違う要素がこのサーチャージには存在するので気持ちは複雑だ。つまりこのサーチャージは上がった分、搭乗客にとってはマイルに換算されるわけではないし、チケットを販売する旅行代理店にとっても販売手数料増加につながらないのにもかかわらず、値上がった事に対してお客様から文句を言われる役割だけを押し付けられるととっても不評なのである。
 しかも現在も燃料相場価格は高留まっており下落の傾向は見せてくれない。 ちなみに8月の昨日までの平均は1ガロンあたり188.1ドル、バレル換算で79ドルちょうど程度でサーチャージ設定基準でさらに上のゾーンを窺う状態になっている。
 原油の値上がりのついては原因を分析していないので今後の見込みはわからないが、海外に住む我々にとっては生活に直結する見過ごすことの出来ない問題なのでこれ以上値上がりすることのないように祈りたいものである。




プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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