今日の午前中は虹梅路の付近で仕事があったので、付近でお昼を食べることになり何か適当なお店は無いものかと物色していたところ、路上においてある看板に「石焼納豆ビビンバ」なるものを見つけ、興味を惹かれお店に入ってみた。
こちらのお店「炎」さんは本来焼肉のお店であるが、その延長で韓国的な料理も扱っており、その中の石焼ビビンバのバリエーションのひとつが「石焼納豆ビビンバ(35元)」である。
さて注文後10分位して運ばれてきたのが写真の品である。文字通り熱々に焼いた石鍋の中にご飯とビビンバの具が盛られており、そうした上に堂々と納豆が鎮座していた。結構感動ものである。
(実は写真はご遠慮くださいといわれたが、この感動に耐え切れずとってしまいました。お店の人ゴメンナサイ)
昔どこかで聞いたところによると、元々納豆の成分と韓国のキムチの成分は似通うところがあり、韓国料理と納豆は実は相性がよいのだという。
運ばれてきたときにお店の人が混ぜましょうかといってくれたが、こんな楽しい作業を他人に任せたくはなかったので、当然自分で混ぜることした。
時々熱い石鍋に触れて火傷しそうになったが、そんなことはおかまいなしにビビンパの醍醐味ともいえる混ぜる作業を楽しんでしまった。
考えてみれば納豆も混ぜる食品であり、このメニューは食べる作業として何の違和感もなく自然に食べられる組み合わせであることに気が付いた。
さて熱々のご飯を火傷に気をつけながら口に入れると、納豆の風味がなんとも香ばしい。納豆のお好み焼きやチャーハンがあるように、納豆は焼くという調理法にとても相性がよいように思える。
さらに大豆そのものの旨味も引き出されとてもおいしい。おこげになっている部分のご飯も美味しかった。
「石焼納豆ビビンバ」なるメニューはとてもレアな存在であるにも拘らず、その味わいは非常に自然であることが驚きである。こんなに美味しいものがなぜ流行っていないのだろうか?
いや、きっとこれから流行るに違いないと確信しつつ米の一粒まで残さず食べた。
ほかで流行らなければまたこのお店に来るしかないなぁと、感じる発見の一品であった。
焼肉「炎」
住所 虹梅路3219号九州生活広場3階
地図電話 021-64018511