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上海ワルツNEW


2011年05月16日 想定外に面白い「上海笑う劇場」
昨日の日曜日、先日お知り合いになった店長の笠原さんの誘いで「上海笑う劇場」に行ってきた。
正直なところ、上海に呼ばれる芸人ってどんなんだ?という少々懐疑的な思いを抱えて劇場まで足を運んでみた。
世の中芸人と呼ばれる人間はピンからキリまで沢山いるが、エンタメに出たとかテレビに出たことがあるなどと言われても、かなり面白くない芸人はたくさんいる。
しかし、今回実際舞台を目の当たりにして思ったより笑え、いい意味で期待を裏切ってくれた「上海笑う劇場」であった。

 会場は上海ハイトンホテルの2階、いわゆる古北新区のカルフールのそばの名都城裏にある中外合資の4つ星ホテルである。
 バーの中のステージのような形で、軽食を取りながらショーを楽しむことが出来る形式になっている。
 現在はギャラとかの関係で、日本でネームバリューのある本当のTOPクラスは呼べないようだが、ここへ来ている芸人さんが芸のレベルが低いかといえばそうとは限らないようで実は世の中には隠れた実力者が沢山いる。


 今回登場した芸人さんは「南野やじ」さんと「田代32」さんの2組で、本当は劇場の冠になっている「ねんど大介」さんも時々出演するが、今回は観客側がねんどさんとは知り合いということで省略。
 お笑いのネタ事なので詳細を書くことは避けるが、どちらも芸歴長くベテランのため、卒無く笑いのツボを責めてくる。

 客いじりや芸人側の体を張ったネタなど非常に面白い。まあネタの傾向として少しおじさん向けじゃないかなと思える点もあるが、子供が見てもギリギリセーフで、子供の笑いは取れないかも知れないがほぼ問題ないだろう。
 そんなこんなの楽しい50分ほどのステージ。入場料は150元でドリンクが15元~とこの手の劇場にしては良心的でありそれほど高いものではない。
 ステージ終了後には出演者と話も出来、業界の裏話などフレンドリーな会話もこの劇場ならではの特権である。
 テレビ慣れしている日本人にとって、ネームバリューの高くない芸人のステージにお金を払って見に行くのは少々勇気がいるかもしれないが、店長の笠原さんによると運営側もいい加減な芸人を飛行機代をかけて上海まで送れないので、それなりにしっかりした芸を持つ芸人をチョイスして送ってもらっていると言っていた。
 故にいつ行ってもそんなに大外れはないと思われ、最近笑っていないと思う人は、是非一度見にきて欲しいとのこと。
 皆さんもぜひどうぞ!

(写真は芸人さんと会場スタッフの記念撮影)
<ねんど大介の『上海笑う劇場』 SHANGHAI COMEDY THEATRE>公式サイト


2011年05月12日 日本のオーディオはやはり凄い
 先月念願かなって日本に置きっぱなしだったミニコンポを一時帰国したときに、上海へ持ち込んでくることができた。
 今年4月からJALが委託可能荷物容量を増加させたことをうまく利用して、幸いにも追加送料なしで運ぶことが出来た。というか無料で運べると思ったので輸送にトライしたのである。
 実は持ち込んだのは4月の初めだったのだが、電圧の問題や引越しが間近に迫っていたため、引越し後まで開封もセッティングもせずそのまま放置してあった。
 そして先日引越しも無事完了し数日前にようやくセッティングをしてみた。
 まあこのマシンはもうかれこれ5~6年前のモデルであるし、輸送時点で壊れなかったか非常に心配だったのだが、何とか壊れず運べたようで電源は問題なく入った。

 そして肝心のCD再生である。

 この久しぶりのマシンの上海上陸第一弾の再生には何がふさわしいかと、ちょっと思案して、増えてきたCDのライブラリーを眺めていたが、やはり威厳があり若々しい曲がよかろうと、朝比奈隆指揮大フィルのベートーベンのエロイカを選んでみた。
 中古状態とはいえ、このマシンにとっての再びの杮落としのようなものであるから、これくらい堂々とした音楽がやはりふさわしい。

 さあ、CDをローディングディスクにのせて、マシンの中に取り込ませた。
そして第一声が鳴る!!

「ジャンッ!ジャンツ!」

おお、なんと豊かな響きであろうか~、その響きの深さに思わず鳥肌がたった。
全く忘れていたような響きの深さ豊かさである。

 思わず音の響きの中に引き込まれる。

 音量が大きすぎて近所迷惑になるのはないかと一瞬ヒヤッとしたが、そうではなく音が豊なのである。

 もちろん朝比奈&大フィルなので元々響きが豊かで、その演奏の素晴らしさもあるが、今回驚いたのはやはり圧倒的にマシンの表現力の差である。

 数ヶ月前に買った韓国の現代ブランドのコンポではこんな音は聞かれようも無かった。もちろん価格差も数倍あることは確かなのだが、それにしてもである。

 音楽ってこんなに豊かに響くんだってことを、ヘッドフォンで無理やり低音を強調したような貧弱な音楽しか聴いていない中国人たちに、是非この音を聞かせて教えてやりたい、そう思った今回の日本のミニコンポの音である。

 さすが「It''s a SONY」である。




2011年05月11日 びっくりな自称ライターさん
 私もこうやって時々ブログを書くように、文章を書くことは嫌いじゃないのだが、特にライター気取りになっているわけでもなく、仕事の合間に自分の中だけで留めておくのはもったいないような事を時々書いているのだが、世間にはたまに困った「自称ライター」さんがいる。
 まあその人の文章の良し悪しについては特に言うつもりはないのだが、何が「自称」なのかというと「ライター」と呼ぶに値しないから「自称」をつけて区別している。

 何が値しないのかというと、とにかく約束を守らない、仕事として文章を請け負って書いているという意識がまるでないのだ。
 つまりプロとしても自覚がない。例えプロでなくてももう少しライターとしての自覚があってもよいような状態なのだ。
 例えば文章の締め切りや原稿の形式など、お客さんやこちらの指定があるにも関わらず、締め切りを守らなかったり指定した形式を守らず自由気ままな文章を書いたものを平気で提出してくる。
 実はこの「自称ライター」さんに数度ほどある仕事を依頼したときがあったのが、結局締め切りに間に合わず私が下手な文章で埋めなければならないことが度々あった。
あるいはインタビュー形式の文章を依頼したのに気ままなレポート形式で上がってきたりする。
 さらにある場所を取材したいので、人を紹介してくれと言われたので紹介してあげたのにも関わらず、それっきり取材にいった形跡もない。お陰で紹介したこちらの顔も丸つぶれになってしまったこともある。
  



どうもこの「自称ライター」さん、口が軽すぎるようで、あれやります、これやりますとあちこちで吹いて、本来なら最初にやるべき仕事があるはずなのに後から来た仕事が魅力的だと、最初の仕事をほったらかして後からの仕事に飛びつくらしい。当然、あの仕事はできなくなりましたとの連絡もない。
 やるべき仕事について催促すると、よその原稿の仕事があって今忙しいという答えが平気で返ってくる。実は本も書いているらしい。請けた仕事への責任感もへったくれもない対応だ。

 そんなこんなでこの「自称ライター」さんに対しての仕事が信用できなくなり、数年前から一切新たな仕事を依頼するのは止めたのだが、どうも最近も色んなルートを通じて「あれを書かせてくれ」「これを書くから」などとアプローチがあることが漏れ伝わってくる。
 でも結局アプローチしてきた題材で文章が上がってくることはなく、また口先だけだったようだ。
 そんなさなか、この「自称ライターさん」がほったらかしにした仕事にしたお陰で、会社に数万元の穴があいたことも判明した。
 これだけ迷惑をかけているにも関わらず、この「自称ライターさん」はこれらの状況を通して一度も謝りに来たことがない。

もう怒りを通り越してあきれてしまう。

 実はそんな「自称ライター」さんもやはりブログを書いているらしく、間もなく100万アクセスをゲットするらしいとの情報を風の噂で聞いた。

 やるべきこともやらず、他人に迷惑をかけながら自分の城だけはのこのことしっかり守って築いていたわけである。


 このブログを読むと、上述の仕事が忙しいとこちらの依頼を断っていた時期に、実は車の免許を取っただの上海近郊をドライブしただの、個人の時間を十分満喫していたことも判明する。
 さらに、「これだけの仕事のノルマを毎月やります」と本人自ら宣言したその月から結局ノルマをこなさず、東南アジアへ旅へ出てそれをご丁寧に報告している状況も判明した。
 このブログとこちらに対する仕事ぶりを付き合わせると、「自称ライター」さんの仕事に対する発言がいかにその場の方便だらけであったかがよくわかる状況になっている。

 他人への迷惑を顧みず、他人にいい顔だけを見せるブログを続けていることに人として「恥を知れ」とこの自称ライターさんに言いたい。


2011年05月06日 子供の休み時間 大人の休み時間
 最近、とある小学校の休み時間の様子を見ていて気がついたことがある。
それは、子供は休み時間になると外へ出て思いっきり遊ぶということである。

たった10分程度の休み時間であるにも関わらず目一杯遊ぶ。
ドッジボールや縄跳びなど内容は様々だがみな夢中になっている。

そして休み時間終了のチャイムが鳴ると潮が引くようにあっという間に教室に戻る。
この様子は日中で違いが無いようだ。

ところが大人の休み時間はどうであろう?
何の合間の休み時間かにもよるが、10分程度の休み時間であれば、グデッと休んでいる人がほとんどである。

 タバコをプカプカ吹かす人もいる。

 たまにキャッチボールをしている人なども見かけるが、割合的には非常に少ない。
そして10分の休み時間が終わるとだらだらと仕事に戻っていく。

いつの頃から人間は休み時間を遊ばなくなるのであろうか?

中学か高校か大学か?
中学の頃から下駄箱が遠く感じるようになった気がする。
体は大きくなったのに。。。

とにかく子供の休み時間は遊びの時間、大人の休み時間は休む時間と昔から相場が決まっている。



プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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