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2010年11月28日 IT化を支える奴隷的作業
中国でも最近新聞でITという言葉が踊るようになったが、記事を読んでいるとどうもITの本質を理解していない記者が多いことに気づかされる。
IT、つまりインフォーメーションテクノロジーというのは、情報を電子化することにより、情報を多くの人間で共有化し、必要なときに必要な情報をよりきめ細かな形でいつでも引き出せる、そういった意味で素晴らしい技術だ、、、と多くの人は理解している。
まあこの意味では、ITへの理解は確かに間違っていない。
しかし、そういったITのよい面だけを夢のように語る人間は、ITを支える仕組みを到底理解しているとは言い難いと感じる。

ITは、情報を引き出す部分だけをみれば確かにスマートに見えるが、当たり前のことだがITというのは魔法でもなんでもなく、単なる情報整理の技術でしかないので基本的にはインプットしたものしかアウトプットできない。
もちろん情報さえあればそれをいろんな角度の切り口で切り出すことは可能だが、とにかく電子化された情報がなければ情報を整理して、エンドユーザーがアウトプットを引き出すことができないのである。


 つまり電子化された情報を引き出すには、情報を電子化する作業が必要になり、よりきめ細かな情報を提供するには、よりきめ細かな情報のインプットが必要になる。
その情報に要求される「きめ」が細かくなればなるほど情報量は膨大になり、それをインプットするための膨大な作業が必要になる。
しかもルールを守ったデータ投入が行われなければ、正しい情報も出てこない。 
故に実はそのスマートさを生み出すためには舞台裏でものすごい努力が必要になるのである。
 例えばこれらを人力でこなすためにはそれこそ奴隷的ともいえる情報処理投入作業が必要になる場合もある。業務をIT化すれば業務が楽になると考える人もいるようだが、実はそれは大いなる勘違いであり、むしろ業務量は増える場合が多いと考えて間違いない。
 つまりITという技術は、その技術を生かすためのより多くの情報を必要とするため、それを収集投入するためのコストが必要となる。
 逆に少ない情報に対してIT化コストをかけても意味が無く、大量の情報があるからこそIT化が必要になるともいえるので非常に厄介である。

 故にITをビジネスとして導入しようとした場合は、技術構築の部分のみならず、情報投入の部分に膨大なコストや手間がかかることを忘れてはならないのである。
 そこを忘れてシステムを導入するだけで、IT化が進むと考える人がいかに多いことか?
さらにiPhooneのようなエンドユーザー端末、つまり情報を引き出す側の技術を手にしただけで、ITが分かったように語る人の姿は非常に滑稽だ。

まあ技術の進歩そのものは私も否定するものではないが、あまりにも「IT」という言葉に踊らされて魔法のように感じている人が世の中に多いということに危惧せざるを得ない。
何事も同様だが、スポーツ選手や映画俳優など、素晴らしい結果を見せる人の裏には、そこに辿り着くために他人以上の努力の時間の存在があり、IT技術もその例外ではないのである。


2010年11月28日 3Gへ番号変更なしで昇格できたが。。。。
この話題、先日ブログを欠いて以来それっきりになってしまったが、結論から書くと聯通の131、132、156の番号の場合手続き費用なしで、3Gへ変更が可能だった。
しかもSIMカードの交換なしである。

しかし、この3G昇格については、まあ成功はしたもののその間の顛末にいろいろバタバタがあった。

 実は先日ブログを書いた翌日にすぐに家の近くの営業所に行ってみた。
(もう2週間前のことだ)
営業所の人に2Gの携帯を3Gに昇格したいう意思を伝えると、
「ああそれは電話で自分で直接かけてくれ」とあっさり言われてしまった。

なんとぶっきらぼうな対応だろうかとおもったが、まあそんな中国人の対応にはこちらも慣れっこになっている。
家に戻って改めて電話をしてみた、。

 実は現在聯通には日本語サービスがあった。まあこのくらいの申し込みのことなら中国語でも申し込める自信はあったのだが、複雑な専門用語を出されたら敵わないのでちょっと弱気に日本語対応を選択して申し込んでみた。

そして日本語対応オペレータにこちらの意図を伝えると、なんと、
「その手続きは電話ではできません。営業所へ身分証明書かパスポートを持って手続きしに行ってください」
と言われた。

おいおい、言ってることが矛盾してるじゃないか。全然サービスの統一が取れていないぞ!
営業所で電話で手続きしろと言われたことをいってみても、「とにかくこちらでは対応できません」の一点張りで電話を切られてしまった。
まったくひどい対応だ。
まあサービスの質の悪さにも腹は立つが、とにもかくにも手続きが進まない。

これで手詰まりだ。 うーん、。。


 仕方なくもう一度、今度は別の営業所へ行ってみた。
改めて同じ要望を伝えると、やはりまたもや自分で電話で手続きしてくれとの対応。

この回答に、さすがの私もちょっとキレ気味になって、
「営業所では電話しろと言われ、電話したら営業所に行けといわれ、いったいどうなってるんだ!」と文句をつけた。
すると、ようやく窓口のスタッフも状況を理解したのか、私の代わりに該当の案内センターに電話をかけてくれた。

結果ようやく話が繋がったようで、何とか手続きが開始された。
そして対応スタッフにどのコースにするのか問われ、最小限の66元のAコースをお願いすると伝えた。
その窓口スタッフもAですねと念を押されて確認されて電話の先のオペレーターに伝えてくれた。

 ようやく申請処理が終了し、24時間以内に手続きが完了します、と伝えられた。
この間、身分証としてパスポートはスタッフに見せたが、書類記入などは一切無く、終わってみればラクチンじゃんとこの時点では思った。
しかしそれが間違いであったことにこの後気づくことになる。

 そしてその場を離れて1時間後くらいにサービスセンターが作業完了通知のショートメールが届いた。
「お、作業完了か」と喜んでメールを開いた。
するとなんと、Aコースで申し込んだはずの料金コースが何故かBコースで通知が来た。

これは困る。
料金は一緒だが、中身のサービスバランスがまるで違うのである。
私は電話通話よりデータ通信を増やしたかった。
さっそく再びサービスセンターに抗議の電話をかけた。
「お客様のお気持ちはわかりますが、書類もなく証拠も無いので、もう変更できません。仕方ないです」
おいおい、なんという言い草であろうか?

こちらにはなんのミスも無く、オペレーターが勝手に間違えたのにである。申込書類がないのがこんなところで仇になってしまった。
 しかもどうしても変更したければ、翌月まで待つか、もう一度66元引き落とせば可能だという。
 そう、この時点で既に月の固定費66元が引き落とされていた。
 全くもってそんな理不尽な矛盾だらけの対応には納得できなかったので、「そっちで検討して翌日にもう一度連絡をくれ」といってその場は電話を切った。

そして翌日、午前中にこちらの抗議が利いたのかAプランへの手続き中だというショートメールが入った。なんだやればできるじゃんとこの時点では思った。

ところがである。続けて今度はチャージ料金不足の通知が届く。
おいおいどういうこったい?
 どうやら、先方は再変更の手続きを行っているようで、再変更のための66元の引き落としが必要になったようだが、チャージ金額が6元ほど不足していた。
こちらも2か月分の固定費が請求されるなんぞ想定していなかったため、余分にチャージしていなかった。
 本来なら払う必要のない今月の66元だからである。
 しかしこの時点で先方からは説明の電話はなにも来なかった。

 そしてまた再び聯通の営業所に携帯を持ち込んで説明を求めた。
しかしそのとき対応したスタッフは状況を理解できなかったようで
「特に問題ない、あなたはすでにAプランだ」と言って来た。

もうこの窓口スタッフに何を言っても無駄のようであった。サービスという概念に対する理解度が全く不足していた。
 いくら説明しても拉致があかなくなりつつあったので、こちらももう諦めの境地になった。もう仕方なくなってその場で100元のカードを買って再チャージした。

するとすぐにショートメッセージが来た。Aプランへの変更完了である。
 この時点で、プラン設定そのものは完了したことになるが、結局は2回分の月固定費が引かれた状態になった。

もちろんその状況に納得するはずも無く、さらにもう一度サービスセンターに電話をして状況を説明した。
すると今度のオペレータは状況を理解したようで、「おかしいですね、対応します」と言ってくれた。
 電話を切ってしばらくすると66元分がチャージされた旨のメッセージが来た。
つまりダブっていた分の返金が行われたようである。これでようやくこちらが最初に意としていた状況になった。

 実にこの件ひとつで丸2日かかった。

ということで無事3Gへ昇格した。

とキャリアへの問題はここで解決したものの、電話関連ではこのあとも躓くことになるのだが、まあその話はまた次回。

あ~疲れた。。。


2010年11月10日 聯通は番号変更なしで2Gから3Gへ変更可能のようだ
 最近、以前の携帯電話が壊れてしまいやむなく新機種を購入したのだが、今後の業務上の都合も考えて3Gも可能なスマートフォンを購入してみた。
残念ながら流行のiphoneではないもっともっと安い機種である。

 上海駅そばの不夜城ビルで買ったので、カルフールなどでの表示より半額くらいの価格で買えたのだが、ひょっとするとニセモノかもしれない。
 でも現在まで使っている限りでは問題なさそうであり、何より現在の私の携帯契約は2Gであり、3Gへの変更は携帯電話番号の変更が必要だと聞いていたので電話番号を変えたくない私は当面3G通信機能はお預けの予定と思って、今回形ばかりのつもりで3G機種を購入した。
 3G携帯だがGMS網でも使え、電話もショートメールも使えるので何の問題ない。
よってそういう見せ掛けスマートフォンユーザーで当面すごすつもりでいた。

 ところがである。

聯通ユーザーである私は聯通のサービスをいろいろ調べていたら、どうも聯通の携帯電話は、電話番号を変更しなくても3Gへの変更が可能だという情報を見つけた。
しかもSIMカードの交換も必要なしだという。

おっと、これは凄い情報かもしれない。

少なくとも聯通の公式ホームページやGoogleで日本語サイトを検索してみてもそんな情報は出てこなかった。
しかし百度(バイドゥ)でいろんなキーワードで検索しているうちにこういう情報にたどり着いた。
それによると131、132、156の番号で始まる番号は聯通の10010に電話するか営業所に行けば変更手続きをしてくれるようだ。電話番号などが記録されているSIMカードの変更はいらないらしい。

うーん、まさに今の私にうってつけである。

早速電話、、、しようと思ったが専門用語を使った電話での会話に自信のない私は明日にでも聯通営業所へ出かけてたずねてみることにした。
結果については後日改めてご報告するのでしばしお待ちを!




2010年11月06日 そもそも論点がずれているビデオ問題
 日本では尖閣諸島沖の漁船衝突事故のビデオ映像がインターネットに流出して上へ下への大騒ぎになっているが、一部ではこれを証拠に国際的な強硬論を推す声が強まっていると伝わっている。
 しかし、私からすればあのビデオ1本で状況が変わるものでもないのに、流出させた側もコントロールできなかった側もそこにこだわっても仕方ないという気がする。

 この事件はよくよく状況を分析してみると、実は日中間では論点がずれていて議論が全く噛み合っていないことに気づく。

日本側はあのビデオを証拠に、衝突の責任は漁船にあると主張したいようだが、そもそも中国側の主張はあの海域は中国の領海内であるという前提から始まっている。中国領海であるから日本の警察権力を行使するのはおかしいという主張である。この時点で既に中国側では漁船と巡視船がどちらがどうぶつかったかどうかなどという議論はある意味どうでも良くなっているのである。
 そこを忘れて、今回のあのビデオを振りかざして細かい責任論を追求したところで、中国側は領海問題を主張するので結局議論にはならない。

中国での交通事故を目撃したことのある人ならお分かりだと思うが、明らかに危険な運転をしている自転車が、安全運転をしていた自動車に接触して倒された場合も、自転車側は「私が被害者だ」とばかりにその場に倒れて自己主張をする。どう見ても自転車側に非があっても自転車側は被害者を主張するのである。大体が喧嘩両成敗的に裁かれるが、稀に自転車側の主張が通ってしまう場合がある。つまり事故の解釈など立場でどうにでもなってしまうのがこの中国という国である。

 また逆に、そもそもの日本人の意識の根底には平和に慣れすぎたお陰か、「何か問題が起これば誰かが平等に裁いてくれる」という意識が心の中にあり、警察や国家など上位機関に依存する意識がどこかにある。
 正しいことを主張し裁いてもらえばそれは必ず報われるという意識である。

 これは確かに悪くない意識だが、それは国家や警察権力のような絶対的に強い機関が存在し、その中で起きた事項に限って保障されるという条件がつく。法律や考え方の全く違う国家間の主張のぶつかりにおいては、国連やその他の国際上位組織が、強制執行力をもって国家を指導できない限り、今回のような証拠一つばかりを振りかざしたところで、ほとんど意味を持たない。
 つまり国際間の意義主張のぶつかりは、「上」を頼るのではなく、「自ら」或いは「横のつながり」を持って対応するほか無いのである。

にも関わらず、日本と日本国民は正義の主張を「お上」に頼ろうとする。

 現在の菅直人首相が、厚労相時代には舌鋒鋭かったはずなのに、今その姿がなりを潜めているのは、実は厚労相時代は頼れる「お上」や「国民世論」の後押しがありそれに乗っかって強い主張が出来たが、首相となった現在では自らが法律となって動かねばならず、また頼れる「お上」のいない国際関係の中においては自分の正義を裁いてくれる権力がないので、力を発揮しにくく現在のように低迷しているのであると私は推測する。
つまり今の彼が情けなく見えるのは、彼が「お上を頼る意識が染み付いてしまった国民」の代表だからであるのだと思う。

 国際舞台では「国家」や「企業」という「上」を見ているだけでは何も保障されない。日本人のそういう「上を頼る意識」を捨てれば、今回のような事件に対してももう少しマシな対応が出来るに違いないと思うのだが、結局はビデオ1本に振り回されているのが日本の現状なのである。



2010年11月03日 肩書きをつけた講演士
 最近、セミナーなどでよく講演する人の肩書きに疑問を感じることがある。
○○博士、○○士、○○専門家etc,,,
しかし、特別な賞などの受賞記念講演等の場合を除き、頻繁にこれらの講演活動を行っている方の肩書きは実は講演業・講演士が正しいのではないかと感じるときがある。
 つまり、○○博士というのは例え嘘ではないにしろ、本業として成り立っていない、つまり彼らにとってその肩書きは実はライフスタイルにおいての本業ではなく、講演やセミナーでお金を稼ぐための看板道具ではないのかと感じるのだ。

 我々の普通の感覚からすれば、本来本業に集中していれば講演活動など忙しくて滅多に出来ないと思われるのに、かなり頻繁に講演活動を行っている○○博士はかなり多い。
 結局彼らの本業は○○博士ではなく講演士なのだ。そういうタレントでもないのに露出の多すぎる人は、彼らの本業の面で活躍をもう一度見直したほうがいい。そういった講演活動が忙しい人は、本来のその肩書きの職業に集中できていないはずだ。

 そういった肩書きを商売道具にした講演士が最近世の中にはびこっている。
 そのような彼らをありがたがり、ヨイショすることまた愚かなること然りである。
 大きな肩書きをもとにセミナーで語る人、実はそれらの肩書きは単なる仮面かもしれないことを忘れないでおきたい。



2010年11月01日 結局見なかった万博
とうとう昨日で万博が終わった。
結局上海にいながら見ずに終わった。
まあ厳密に言うと、会場内にはほんの一瞬だけ仕事がらみで入園したので、カウント上はあの7300万人の中に含まれるが、実際滞在したのは1時間半程度で、パビリオンはひとつも見ていない。
もともと万博に特別期待感を持っていたわけでもないし、人ごみも好きではなく、それほど行きたいという欲求はほとんどなかったが、結局閉幕までゆっくり見に行く余裕がなかったから行けなかったというのが本音である。

 今年の春から非常勤となった同僚があまりにも安易に仕事に穴を空けるのでそのフォローに追われ、かつその穴の影響をモロに被ったというところであろうか。いいわけにしたくないが自分の仕事もどうも最近覚束なくなった。
もちろん、この半年間のどこかで時間を切り詰めれば何時間かの入園時間ぐらい捻出できたのかもしれないが、とてもあの会場内で何時間も無駄にして行列に並ぶような精神的な余裕は生まれなかった。

 まあ万博なんぞ所詮お祭りごとなので、特に行けなかったという後悔はないが、平気で他人に尻拭いをさせる同僚に猛省を促したいと思うことしきりである。

 もっともそういう人間は、どこへ行っても結局同じ行動するので、いずれどの社会からも干されると思われ、私が直接何か言う必要も無く、故に今はぐっと言葉を飲み込んでいる。



プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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