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2012年05月08日 まるまる翻訳なレポート
 最近、中国の百度のサイトで、ある情報を調べていたらどこかで見たような情報にぶつかった。

 あれ、この情報どこかで見たことあるなぁ。

 思い出したのはある日本語情報の文章だった。

 気になってその日本語の情報を探して見て確認したら、やはり私が見つけた中国語の情報そっくりだったのである。
 もちろんネイティブな日本語なりに翻訳はしてあるが、文章構成や内容は機械で翻訳したかのごとく丸々翻訳してあり、そっくりだった。

 なんだ、これが情報ソースか、、、

 よくよく調べてみるとその日本語文書の筆者が書いた別の文章なども、中国語丸々翻訳の文章が多いということに気が付く。
 それらの文章は構成などが原文そっくりでほとんど構成に工夫がなく内容の裏付けを行なった雰囲気もないのだ。

 しかも中国語の原文で明らかにおかしいなと思われる表現もそのまま翻訳してある状態となっている。

 逆に明らかに本人のオリジナルだと思われる文章は文章構成の面でどうにも稚拙な文章になっていて同じ人間が書いたものとは思えない程、文章構成力に差がみられる。

 しかもボキャブラリーにもやや乏しく、言葉のチョイスが微妙に世間ズレしている印象も受け、それが文章アクセントとしてプラスに働く面もあるのかなと思いつつも、やはり日本の文化の中にいた時間が短かく本当の言葉のニュアンスが実は分かっていないんじゃないのかなという印象に映る。


 また、この人は翻訳による文章作成は得意だが自身では文章を組み立てられないような印象を受け、故に情報に変更があっても修正したり更新したりする能力に乏しいようである。

 つまり翻訳的変換はできても内容を把握する能力がないから修正の方法がわからないようである。

 故にその人が行う情報の改訂は文章の引用付加の形が多く、ほとんど本文修正には手をつけられない。

 結果古い情報が変更されずそのまま残り、全体として全くへんてこりんな矛盾したいびつな文章が出来上がる。

 文章の内容を把握できる能力があれば、普通はこうはならないだろうと思うほどにひどいし、文章を読み返して全体の流れを再確認している様子も見えない。

 よって一度作った文章は情報変更があったとしても修正せず、修正する場合は新たなひな型を探して作り直しをするのがこの人の常の作業となっているようだ。

 もちろん翻訳には母国語能力の高さが必要とされるが、ネイティブな文章を書けるようなのにこうまで翻訳専門な人も珍しい。

 そういえばこの筆者が書くブログには本人の専門分野とあまり関係ないような突飛な社会問題があちこちの話題から取り上げられるが、こんな文章傾向を見るとあれにもオリジナルの中国語記事などがあって単に翻訳しただけなのではないかと勘繰りたくなってしまう。

 引用を明らかにした上での文章ならば、ギリギリセーフなのかも知れないが、オリジナルの存在を伏せたまま翻訳文を自分の意見の如く書いているのだとしたら明らかにアウトであろう。




最近は
投稿者:上海ワルツ 2012年05月09日 投稿番号:45787

あまり詳しく目を通すこともありませんが、、、
中国語の記事自体、引用記述の連発なのでどこがオリジナルなのか分かりづらく、ひょっとすると引用したという記述も原文引用の可能性もあるでしょうね。
 まあ詳しく検証するつもりはありませんが、取り上げる話題が突飛なのと、引用翻訳に抵抗がないのは確かなようです。

なるほど
投稿者:HIDARIUMA 2012年05月09日 投稿番号:45713

そうですか。最初にご自分の言葉でのリードがあって、ここから先は引用ですよ的な書き方もされていますよね。はっきり表現されていないので読むほうにはそこから区切られている印象はありませんが。楽しみがひとつ増えました。ありがとうございます。

出典について
投稿者:上海ワルツ 2012年05月09日 投稿番号:45667

もちろん検証してみないとわかりませんが、
最初に見つけたのが百度知道というYahooの知恵袋のようなページだったので、逆の可能性は低いと推定されます。

そう言われて
投稿者:HIDARIUMA 2012年05月08日 投稿番号:45561

読み返してみるとなるほど翻訳っぽい臭いもしますが、
逆に某氏の日本文を中国語に翻訳して披露している中国の方が居る、という可能性はないのでしょうか。お互いの出展のタイミングでそれは分かると思うのですが。




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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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