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2011年07月08日 上海の地下鉄は階段が少ない
最近、地下鉄に乗っていて気がついたのは上海の地下鉄駅は階段が少ないということだ。
人民広場のような乗降客の多い駅でも階段が2組4箇所しかない。
混んでいる時間帯だと1本の列車の乗客を裁ききらないうちに次の列車が来てしまい、混雑に拍車をかけているような状況をよく見かける。

これを東京の例に置き換えてみると、他の路線との乗り換えがある駅ではホーム1本当たり3組6箇所の階段またはエスカレーター、普通の大型駅なら2組4箇所の階段があるのだが通常なのだが、上海の地下鉄の場合はそれより一組ずつ少ない。
 ケチなのか、見込みが甘いのか、それとも現状が想定どおりなのかよく分からないが、上海の地下鉄も各駅あと1組ずつ階段を増やせば乗換えがかなりスムーズになるような気がする。

 それにこの階段の少なさが駅の設備の耐用年数という意味でも、寿命を縮めているような気がする。

 先日北京で起きたエスカレータ事故について、詳しい状況が分からないので迂闊なことは言えないが、北京の地下鉄も決して階段が多いとは言えない状況は一緒なので、メーカー側の想定を超えた利用者数があったために想定の耐用年数より早く壊れてしまったという状況があるのではないかと察する。
 つまり、階段箇所が少ないため一階段あたりの利用客数が想定より多く、そのため想定以上の負荷がかかってしまったのではないか。

 普通、どんな機械でも最大耐用負荷と機械寿命の計算をしてあるが、通常の機械寿命の計算は最大負荷が連続的にかかることを想定しておらず、ある程度インターバル的に使用される前提の下に機械寿命が設定される。しかし中国の場合は、どうも国民全体で最大負荷のままで想定寿命年数の時間いっぱいずーっと使用できると考えているフシがある。
 故に、今回のエスカレーター事故もメーカーの想定を超えた利用状況があったような気がしてならない。
  そういった意味では先日開通した新幹線なんかもちょっと危険な気がする。

 人間も機械も休ませなければ長くは使えないことを何とか理解してもらいたい。



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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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