TOP > BLOG > 上海ワルツNEW

上海ワルツNEW


2009年10月14日 万博の交通計画は中国基準で立ててないか?
先日新聞に、来年の万博の周辺輸送計画の話が出ていた。
それなりに細かい想定をしているのようだが、一方で毎日3000万人を輸送している上海の交通事情から言えば、80万人程度の増加はそれほど大きな問題ではないとも書いてあった。
 まあ率にして言えば3%程度の増加ということで大きな影響ではないということなのだろう。

しかしである。

普段暮らしている感想から言わせてもらうとベースになる毎日の上海の交通輸送自体が実はそんなに余裕があるとも思えない。実にキューキュー状態のように思える。
 私はバスが好きなので時々利用するが、朝晩のバスは人が多すぎて乗れたものではないし、地下鉄とて2号線や1号線のラッシュ時は人の多さはすさまじいものがある。延安高架道路や内環高架道路とて始終渋滞しており、円滑な交通体系になっているとは言いがたいのが現状なのである。
 あの状況をもって人を捌けていると判断されているのかどうかが非常に気になるところなのである。

 もし、あのバスや地下鉄の詰め込み具合を基準として、万博の輸送計画を立てているとすればいかにも中国基準である。
 上海の人間にとって当たり前のあの状況も、観光客にとっては決して当たり前の状況ではない。ましてや外国人にとってはとてもあの状況のバスや地下鉄には乗れたものではない。
 新聞上に書いてあった数字では、その計算基準までは示されていないが、駅によっては1時間あたり3万人の人が利用するとなっている。1分間500人つまり1秒8人である。そんな人数が果たして捌けるのか?シミュレーション通りにいったとしてもとても恐ろしい人数想定である。
 万博にはもっとゆとりをもった計画を望みたい。







上海すいすいビザ代行

☆ジャンル別リスト
音楽言葉映画ビジネス政治経済国際社会地下鉄航空・空港茨城空港高速鉄道(新幹線)列車バス旅行上海生活買い物レストラン中国ウォッチスポーツ観戦東京オリンピック中国ビザ・居留滞在手続きインターネット・PC・スマホ健康中国の医療不安

◎その他の全リスト その01-その02-その03-その04-その05-その06-その07-その08-その09-その10-その11-その12-その13






プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

音響さんのこだわり復刻版
上海ワルツ記事目次
エクスプロアブログ同窓会


GOOGLEでブログ内検索

ブログランキング・にほんブログ村へ



空港ドットインフォブログ浦東空港虹橋空港北京空港広州空港香港空港天津空港青島空港ハルビン空港すいすいビザ

カテゴリ一覧


RSS 1.0My Yahoo!に追加




上海すいすいビザ代行][空港ドットインフォ][上海の天気][音響さんのこだわり][上海ガイドブック手帳][日中地域交流会
[上海浦東国際空港][北京首都国際空港][天津濱海国際空港][広州白雲国際空港][上海虹橋国際空港][青島流亭国際空港]
Copyright(C) since 2007 カランドリエドゥモンド
h_12