TOP > BLOG > 上海ワルツNEW

上海ワルツNEW


2009年10月08日 ルームシェアだらけの中国の住宅事情
最近気がついたのだが私の隣の部屋には何人もの人が生活している。
若いお兄ちゃんからおばさんまで7~8人見かけた。日本のように引越し挨拶なんぞろくにしないからどんな人が住んでいるのか全く分からない。
全部同じ家族かといえばそうでもないようだ。どうやら隣の部屋は複数組の人間でルームシェアされている。私が引っ越してきてからその構成が入れ替わったのかどうか分からないが、とにかく一組ではない。
 中国ではこういったルームシェアが当たり前に行われている。特に上海では家賃が高いということもあって、そこそこの収入がないと一人で部屋を借りられないのだ。
そう考えると、一人ですんでいる私なんかはひどく贅沢者ということになる。

中国人の友人に聞いた話では、こういうルームシェアの場合まず家主に家賃を直接支払う第1借主がいて、その下にルームシェアをする第2借主が入り、第1借主に負担分を払う。つまり正確に言うとルームシェアではなく「又貸し」の状態なのである。

 このあたりどういった契約状態になっているかまったく分からないが、又貸しはいろいろトラブルの元になりやすく、防犯の面からみても好ましい状態ではないのは明らかなのは中国人たちも分かっているとは思うが、上海の住宅事情では致し方ないようで、ネット上の掲示板などに盛んにルームシェアパートナー募集の告知が出ており、この形態は常態化しているようだ。
 日本では「隣の人は何をする人ぞ」という都市のコミュニティ崩壊を揶揄する言葉が流行ったが、中国の都市では「同じ部屋の人は何する人ぞ」という疑心暗鬼に駆られながら毎日暮らしているのではないかと想像すると他人事ながら気の毒に思ってしまう。







上海すいすいビザ代行

☆ジャンル別リスト
音楽言葉映画ビジネス政治経済国際社会地下鉄航空・空港茨城空港高速鉄道(新幹線)列車バス旅行上海生活買い物レストラン中国ウォッチスポーツ観戦東京オリンピック中国ビザ・居留滞在手続きインターネット・PC・スマホ健康中国の医療不安

◎その他の全リスト その01-その02-その03-その04-その05-その06-その07-その08-その09-その10-その11-その12-その13






プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

音響さんのこだわり復刻版
上海ワルツ記事目次
エクスプロアブログ同窓会


GOOGLEでブログ内検索

ブログランキング・にほんブログ村へ



空港ドットインフォブログ浦東空港虹橋空港北京空港広州空港香港空港天津空港青島空港ハルビン空港すいすいビザ

カテゴリ一覧


RSS 1.0My Yahoo!に追加




上海すいすいビザ代行][空港ドットインフォ][上海の天気][音響さんのこだわり][上海ガイドブック手帳][日中地域交流会
[上海浦東国際空港][北京首都国際空港][天津濱海国際空港][広州白雲国際空港][上海虹橋国際空港][青島流亭国際空港]
Copyright(C) since 2007 カランドリエドゥモンド
h_12