今回引っ越してきた新しい部屋はどうも風水好きな人が内装したらしく、いたるところにその工夫らしき部分が目立つ。
まず部屋に入って真っ先に気がついたのが壁の色だ。
部屋はちょうど南北に長い長方形で、北が玄関、南が窓という造りで、東西に窓はなく全部壁である。
その壁がなんと東西で色が違うのである。東側が白で、西側はなんと黄色である。
さらにその西側の壁の南側、つまり部屋の南西に位置する部分はオレンジで塗られていた。つまり西側の壁はツートンカラー状態となっている。
ネットで部屋の風水について書いてあるサイトを調べてみたところ、西側に黄色というのは金運に良いらしい。ただ、南西のオレンジが良いという資料はどこにも見つからなかった。ここは寝室にあたる部分なので寝室にはオレンジは良いとされている資料もあったのでこれを意識しているのかもしれない。さらに南側のバルコニーの部分の内側は黄色に塗られている。あわせて3色に色が塗り分けられており、何らかの意図を持って壁を塗り分けているのは確かだ。
まあこんな部屋に住まなければ風水なんぞあまり気にしてこなかった私だが、ここのところ方位とか色とかに妙に関心をそそられる。
これだけ特徴な部屋であるからにはさぞかし立派な風水効果があり、住んでいる私にとって何らかの風水効果があれば大変良いことだが、万が一配色間違えでもしていたら目もあてられない。もしこの部屋が素晴らしい効果を持つ部屋だとしたら前の住人は何故引っ越したのだろうかと考えたら夜も眠れなくなった。幸運を手にして引っ越したのか、はたまた風水の逆効果で運が悪くなり出て行ったのか?そんなこと大家は決して明かしてくれない。
そんな部屋にしばらく住むことになった私は果たしてどうなることやら?