最近睡眠時間が不安定になっている。
決して不眠症とかそういうわけじゃないのだが、夜中に作業などに夢中になって一度夜更かしして朝方まで起きてしまうと、そのリズムを元に戻すのが大変である。
もちろん日中は仕事があるし、いつ電話がかかってくるのか分からないので起きていなければならないのだが、その調整がちょっと狂っている。
昼間やたら眠かったり夜中になかなか寝付けなかったりする。
何とも不便な1人時間差生活に陥っている。
こういう時に睡眠というのは足し算引き算が容易にできないので実に不便なものだなぁと感じる。
例えば1日6時間の睡眠が必要だとすると、当たり前だがその6時間は基本的に必ずいっぺんに取らないとならない。
当たり前と言えば当たり前だが1日のうちで2回に分けて3時間を2回で計6時間というふうに単純には割り切れてくれないのである。
もちろん2回に分けても眠らないよりは全然マシなのだが6時間通して寝たような充足感は生まれず、中途半端な疲れが常に体に残るような状態となる。
よほど気を張っている仕事を追い込んでいる時なら別だが、そんな無理が利くのはせいぜい1週間くらいで、普段はそんな生活をしていたら体を壊してしまう。
ましてや歳を重ねるに連れ、徹夜あとの回復期間が長くなりその間どんどん辛くなっていく。
日本にいるときは、ある意味テレビ番組などがペースメーカーとなって、常に生活の時間帯が意識され体がそれに合わせていたように思うが、中国に来てテレビをほとんど見なくなった今、そんなペースメーカーの代わりとなるものは見当たらない。
睡眠を寝たいに時間帯にとる、これが簡単なようで意外と難しくなっている今の自分である。