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2013年11月23日 幅が細い中国のトイレットペーパー
 先日、ある人に言われて気が付いたのだが、中国のトイレットペーパーというのは日本の標準的なものに比べて幅が細いようだ。

 「ええ?そうなのかな」

 そう思ってある場所で未使用のトイレットペーパーを拝借して規格を確認したところ105㎜X115mm/節と書いてあった。

 「言われてみればこの実物も何となく幅が狭いような、、、、」

 「節」と書いてあるほうは恐らくミシン目のピッチの方だから、幅は105ミリの方となる。

 それに対して日本のトイレットペーパーをネットで調べてみると、JIS企画で114ミリが標準なんだそうで、つまり中国のトイレットペーパーは日本ものより幅が9mm小さいということになる。

 まあだからどうっていう事もないような差だが、確かに日本のトイレットペーパーの方が幅がゆったりして余裕があるような気がするし、それに対して中国のものは確かにやや幅が狭くてコンパクトな印象を与える。

 「うーん今まで気が付かなかったな、観察力が足りなかったな、、、」

と思ったが、突然あることに気が付いた。

 「あ!、ま、まさか!」

 そのことに気が付いて、慌てて自分の家にあるトイレットペーパーのパッケージを確認した。

 「あ、やっぱり、、、」

 実は私の家で使っていたトイレットペーパーは、以前このブログでも書いていたように「詰まり」を恐れて日系メーカーの商品を使っていたのだが、この商品は幅が114ミリ、つまりJIS企画の日本サイズのトイレットペーパーだったのである。

 故に中国のトイレットペーパーが日本の物より細いなど夢にも思わず日本規格のペーパーを中国で使い続けていたことになる。。

 もちろん自宅以外で用を足すことも多々あるが、トイレットペーパーの設置の少ない中国の公共トイレでは、中国規格のトイレットペーパーに遭遇する機会も少なく気が付くに至らなかったのだという気がする。

 それにしても日中トイレットペーパーの幅などという迂闊な盲点があったことに今更ながらの発見に驚く毎日である。

 ところで、日本では経済的サイズと称して114ミリより幅の狭いトイレットペーパーが登場するようになったようだが、調べてみるとそのエコサイズの商品は何れも海外製であり、恐らくこれらのサイズ違いは生産国の標準規格の違いに由来するのではないかという気がする。

 つまりエコサイズだのという言葉は方便で、単に外国の規格で作られたものなんじゃないかという気がするのである。

 国ごとのトイレットペーパーの幅、調べてみると面白そうなことが発見できそうな文化の差のネタでもある。

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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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