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2013年11月14日 逆単身赴任が増えている
 最近、上海で逆単身赴任が増えているような気がする。

 一般的に単身赴任と言えば、奥さんや子供を置いて旦那さんが一人で上海に駐在するようなケースだが、逆単身赴任というのは家族が上海にいて旦那さんだけが日本に戻ってしまうようなケース。

 何故そういうことが発生するのかというと、ほとんどの場合は子供の学校の問題が要因となっている。

 つまり旦那の都合で一緒に帯同して上海にやってきて、子供を日本人学校なりインターナショナルスクールに入れたが、子供の卒業のタイミングが来る前に旦那に帰任命令が出てしまったようなケースである。

 旦那は会社の業務の都合なので子供を理由に帰任を延期することなど当然出来ないが、子供は出来れば途中で転校させず、卒業・進学のタイミングまで同じ学校に通わせた方がいいという判断で、結果面倒をみる奥さんが子供に帯同することになるため旦那だけ先に帰国して逆単身赴任状態になるという形である。

 特に中学でも高校でも卒業間近の子供というのは、進学のための受験を控えている訳でその他の学年よりナーバスになり、そのタイミtングでの学習環境の変化というのはなるべく避けたいというのが保護者の本音だと思われる。

 私は転校経験はないが、受験学年での転校は環境に馴染むのが大変だということは想像するに余りある。

 結果、やはり奥さんが子供の卒業を待ってから帰国する結果となる。

 こういった逆単身赴任のケースが、最近私の周りでチラホラ見かけるようになった。

 夫婦ともに知っている知人の旦那の帰国の報を聞いて「ああ寂しくなるな」と思っているところに、奥さんにばったり出くわすケースが出てきているのである。

 こういった逆単身赴任が具体的にどのくらいの数が発生しているか知らないが、それなりの数があるのではないのかという気がしている、

 まあ旦那を日本に送り出す奥さんにしてみれば、「子供のことを考えて」は第一義と
して当然のことながらも、外国生活にストレスを感じず過ごせるならば駐在員の奥さんという立場の生活は、日本生活に比べきっとかなり楽ちんであり、少しでも長く謳歌したいというのも本音としてあるのではないだろうか?

 旦那に対しても、上海へ単身赴任で野に放つよりは日本の単身赴任はリスクが小さいと考えているのかもしれない。

 まあいずれにしても、最近逆単身赴任が増えているような気がするのである。


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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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