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美辞麗句

街中で見かけるポスターや電車の中の動画のCMでは、女優さんたちが非常に人工的な笑顔を振りまいているが、私は未だにあれに慣れないでいる。

笑顔が自然じゃないというか、その作りすぎの表情に気持ち悪ささえ覚える。中国の女優さんはどうしてあんな不自然な表情を笑顔として振りまくことができ、またこの社会はあれを受け入れることが出来るのだろうと不思議に思うところがある。

 私は日本時代に芝居をやっていたということもあって、ああいいった表情の作り方には非常に敏感で、自然な笑顔かどうかは見ればすぐ分かる。
笑顔も作りすぎてしまえば、笑顔として伝わらず、結局は表情の美辞麗句となる。

美辞麗句」とはつまり

巧みに美しく飾った言葉。うわべだけ飾った内容の乏しい、また真実味のない言葉の意。>(goo辞書より)

であり、つまりこの場合は笑顔がうわべだけの表情であることがミエミエになってしまうということができる。

 そんなうわべだけの笑顔を投げられても、受け取った方は却って相手の裏ばかりが見えてしまい気持ち悪い。現実との差があり過ぎるのである。
あと何年たったらあの笑顔が自然な表情になるのだろうか、こればっかりは文化かもしれないのでちょっと予測がつかない。

上海ワルツ:
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