今回手術を受けることを決めたのはいいが、日程を決めるのにちょっと苦労した。
3~4日の短期とは言え、入院してしまえば仕事にそれなり影響は出る。故に仕事に一番影響の少ない休み方を探す必要があった。
まあ数日休んだところで致命的な影響が出るわけじゃないにしろ、現場はやはりずっと動いているわけで、一人が休めば私以外の誰かに何らかのしわ寄せが少なからず出る。
どんな業種でも対外的には現場として動いている状態にしておくのが一つの信用でもあり、やはり私が休むからと言って私の持ち場が全く止まってしまうような休み方は避けなければならないのである。
故に、仕事への影響を最小限に抑えるために休む時はやはりそれなりの根回しが必要になり、そのためのコミュニケーションは普段から取っておく必要がある。
別におべっかをいちいち使う必要はないが、少なからず自分の時間を犠牲にしてでも助け合う姿勢を見せておかないと自分が困った時に助けてもらえない。
ある意味恩を売るというか、情けは人のためならずというか、とにかく普段からのコミュニケーションがイザという時に役に立つ。
しかし世の中には普段は人から助けてもらってばかりいるくせに、それを当たり前のように受け取り、全く返さないことを当然と思っている奴もいるようで、下記のネットで見つけたコラムを読んで私の他にも同様のことを感じている人が沢山いると知って笑ってしまった。
《たぶん頼まれた仕事を断るのが下手なんでしょうが、やたらと色んなプロジェクトに参加していて、全てが中途半端になっている先輩がいます。結局、キャパシティを超えて色んな人にヘルプを頼んでは迷惑をかけている…。でも彼は“俺は仕事ができるから引っ張りだこになっている”と思っていて、自分が原因で修羅場になってもむしろ被害者ヅラ。仕事を安請け合いして他人に尻ぬぐいをさせている自覚を持ってほしい、、、》(R25WEBより)
こういう人は実は関わる仕事一つ一つの重みが分かっていなく、他人の現場がずっと動いていることもわからないから、自分が本来やるべき仕事のキャパも領分も測れず、一方の仕事があるのに他方の仕事に手を付け結果的に無責任になるのだと思う。
そういえばレギュラーの仕事に平気で穴を平気で空けてまで、やたら講演だのテレビ出演だの目立つ行動をブログで報告する人もいたが、その実際は上記のコラムの人同様であった。
まあ今回は他人の振り見て我が振り直せということで、人にかかる迷惑を最小限にして休もうとは思っている。