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便利な空港の無線LANカード自動販売機

 出張などで移動を重ねていると、ノートパソコンは持ち歩くのだが、インターネットに繋げられる空間や時間が非常に限られるのでいつもホットスポット探しに躍起になる。
 また、ホットスポットを見付けられたとしても、予め契約しておかなければインターネットに接続させてもらうことが出来ない場合が多い。
 特に空港での出発待ちの時間は、かなり貴重な時間であるはずなのだが、ネットに繋げることができないと無駄になってしまう場合が多い。

今回も、北京空港を利用するに当たって、空港内に中国移動の無線LANがあるのはわかったのだが、私は中国移動と契約してはいないので半ば諦めかけていた。
ところが偶然「無線LANカード」の自動販売機を見つけることができたのである。

「無線LANカード」の自動販売機

 使い方は簡単で、タッチパネルから「移動WLANカード」を選び、現金か銀行カードで支払い手続きをすると、IDとパスワードを記したレシートのような紙が出てくる。

WIFI設定用のシート

 そして無線エリア内でパソコンのブラウザを立ち上げると、移動のページが自動的に現れ、このレシート上のIDとパスワードを入れるとすぐに接続開始できる。
 100元と50元のカードがあり、今回私は100元のものを買ったのだが、100分程度接続できるようである。

 恐らく街中でも同様のものが売っているものだと思うが、今まで利用したことがなかった。今回これを利用できたことによりメールのチェックが可能になり非常に助かった。
ちなみにいつも頭を悩ませる電源の問題も出発待ちロビーのソファーとソファーの間に220Vの電源が用意されており至れり尽くせりの環境である。
 この自動販売機では携帯の充値カードも買える様である。
このように空港でネットが自由に使えると言うのは非常に便利であり中国の空港のサービスもちゃんと進化しているのだなと関心する発見であった。

上海ワルツ:
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