上海のマクドナルドにカレーが登場したと聞いて、試さずにはいられなくなり、ついつい足を運んで食べてきた。
ただどうやら、どの店でも置いてあるという訳でもないような雰囲気で、とりあえず時間帯としては17時から24時までの夜間限定メニューの様である。
で、今回上海古北のカルフールにわざわざ立ち寄って挑戦してきたのが、下記のカツカレー(麦趣飯)である。
ポスターの写真だと、かなり綺麗に皿に盛り付けされてあるように見えたが、実際出てきたのは、紙の弁当箱に入った料理で、どうもポスターに比べるとかなり落差があるように感じる。
ここら辺は、以前にも体験したので驚く点でもないが、やはりイメージとは違いすぎる感は否めない。
値段的にはコーラ付きセットで24元、単品だと22元となるが、値ごろ感で言えば程々というところであろうか?
さてさてお味の方はと言えば、付け合せのキャベツがそこそこ健康を意識しているようだしまあまあの味である。
メインのカツカレーも贅沢を言わなければそこそこの味であり、量的にもボリュームがそれなりにあった。
なのでそれなりにおいしく、決してマズイという判定にはならないのだが、果たして
これを食べるためにマックへ来るだろうかと考えると、ちょっと難しいところである。
カレーならカレー専門店があるし、そちらのほうがよほど美味しいだろう。
確かに値段的優位性は多少あるかもしれないが、それが魅力というほど安くもない気がする。
まあどこの国のマクドナルドもメニュー展開には苦労しているのかもしれないが、マクドナルドでカレーというのはやはり少し芸がない気がする。
カレーだと中国というより、日本向け発想のローカライズという印象だが、中国の人にとってはどうなんだろうかと思われるこの選択である。
もし中国用にローカライズをするなら、ポテトでなく揚げ餃子とか、堅焼きそばバーガー、ピータンバーガー、春雨などなどそんなのもありなんじゃないかと思ってしまう。
ぜひぜひ次に期待したいものである。