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2日後の疲労

 今日は朝から、一昨日の疲労に悩まされている。

 実は昨日も、暑い中それなりに動き回ったのだが、一昨日ほどの炎天下ではなかったし、地下鉄・バス共に比較的冷房の利いた空間を移動していたので、そんなに強い疲労感があったわけではない。

 確かに昨日も夜に少々お腹にものを入れた程度で寝てしまい、まあ暑さにばてた面もあったかも知れないが、引きずるような疲労ではないと思っていた。

 ところが今朝起きて髪を切りに行ったところ全身に気分が悪くなるほどの疲労感が残っていた。

 よほど髪を切るのを止めようと思ったが、汗かきの私は涼しい日を狙って汗をかく量をなるべく減らして髪を切りに行きたいので、今日はチャンスと思い出かけたのだ。
 まあもちろん髪を切っている最中は疲労も何も無かったわけだが、終わってそのまま出歩こうとしても体が動かないし気力もわかない状態だった。

 マッサージでも受けようかと思ったが、時間帯も早くそれを待つ気力さえ失せている感じだったので帰宅して自宅で休むことにした。

 よく歳を取ると筋肉痛が翌日ではなく翌々日になるという話を聞き、私も実際そうなっているのだが、どうも体全体の疲労も同じ仕組みであるような気がする。

 要するに体の機能の回復スピードが20代などの若い時に比べ遅くなっているということであり、身体の疲労も筋肉痛同様に2日後になっていると考えるのが妥当のようだ、

 若い時は遊びに行った週末の翌日の月曜日が辛かった覚えがあるが、最近は火曜日が辛くなっているような気がしており、思い起こせば昔の会社の上司も月曜日はきちんと出勤していたが、火曜日に良く休んでいたような気がする。

 当時は、月曜日は週の頭なので休まないのがビジネスマンの基本と言う精神の下で上司は月曜は無理して踏ん張って出勤し、その反動で火曜日に休んでいたと思っていたが、実は疲労そのものが2日後に来ていたので休んでいたのではないか?その時の上司の年齢に近づいてそう思うようになってきた。

 世の中に年齢別曜日別の休暇取得傾向というデータがあるかどうか調べてみたが、どうもそういう物はないようであったが、調べてみると面白い結果が得られるような気がしている。

 2日後の疲労、今日はそれにちょっと苦しんでいる。

上海ワルツ:
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