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会社の休み方

先日のブログにも書いたが3月末に一時帰国を模索しているのだがなかなか日程が決められないでいる。

決められない理由というのが、どういう日程で帰れば一番仕事に影響が出ないか予測がつかないでいるからである。

 身内の不幸とか緊急な用事以外で休む場合は、こういった配慮を十分しないと仕事に影響が出てしまう。・
特に私の会社は大きくないので、一人の人間にかかってくる影響の割合も大きく、1日休む影響は自分の給料の1/30では済まされない。

会社全体の利益の1/30を意識しなければならない。
つまり休み方を間違えてしまえば、少なくとも数千元から下手をするとン万元の利益に影響を与えてしまうということになる。

 よって会社を休む日程のセレクトには慎重にならざるを得ない。

 もちろんインターネットや電話が繋がっていれば、上海にいなくてもある程度のカバーはできるが、そうはいっても事務所に出勤している場合のような機動力には欠けてしまうので同じようにはいかない。
 普段は助けてもらえる中国人スタッフが回りにいないし、通信費もかかる。

 しかも何度も帰国すれば中国人スタッフ達の目も気になる。彼らには厳しい就業規則を課しておきながら、何故日本人だけ自由に休めるのかという話になり彼らの士気にも影響する。
 
 そう突き詰めて考えていくと、迂闊に長期間現場を離れて休むことは容易ではない。
まあ黙っていても利益が入ってきて左団扇でいられるような時期であるなら気にしなくてもよいのかもしれないが、今はそんな状況でもない。
普段もそういった緊張感があるのでデイリーの業務を一日止めることを考えるだけでも気が引けてしまう。 
 こんな意識をずるずると引きずっていたので、結局1年間帰国しないままに過ごしてしまったのである。

 世の中には何年も帰国しない人もいたりするので、1年程度でがたがた言うことでもないかもしれないが、せめて両親が元気なうちは一年に一度くらいは帰国したいのが本音である。
本来は春節の時期を選んで帰ればよかったのだが、同僚に先を越されたのと準備不足ということもあって、結局この時期を外すことになった。
(春節の花火をこちらで見たいというのもあるが、、)

 まあ今の予定だと3月末の年度末を挟んで帰国するのが一番良いような気がしているので、恐らくその時期になると思うが、まだまだ日程でしばらく悩みそうだ。
 

上海ワルツ:
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