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春節と星占いの関係

 中国に長く暮らしているからなのか、ここ最近は1年の区切りの節目は1月1日の元旦より春節のタイミングという認識がすごく強くなっている。
単に生活周辺の風習習慣でお正月だからというより運気の面でも春節を境に切り変わっているような印象があるからである。

12年前の春節

 以前もこのブログ書いたようにいわゆる西暦の1月1日の元日というのは根拠がないと言うか、星の動きの中で1月1日を定める決め手に欠けている日が1月1日であって人間が勝手に決めた日付なのである。

 冬至が1月1日にならない理由は別の記事でも書いたが、いずれにしても1月1日というのは根拠がない日である。

 それに対して春節の旧正月というのは少なくとも月齢においては0日つまり新月で、太陽と月と地球が一直線になるタイミングなので宇宙の物理的関係においては一つ定まった位置関係があるということになる。
 そしてこれに並んで地球の自転軸の傾きと太陽に対する公転軸の関係において地上で温度変化が起きるため季節が決まり、その温度変化により生物の営みの四季のサイクルというものが決まって行く。

 植物であれば長い冬を超え、春に芽を出し、花を咲かせ、夏に葉をつけ、秋に落葉し冬にまた戻るといった温度の変化に合わせたサイクルを繰り返すのである。
併せて生物は太陽の熱の他に、水を内包するが故に水への影響が、その生命サイクルに大きな意味を持つ。
 故に人間を初めとして体内に水分を抱える生物は、最も近い天体である月の引力の影響の影響を大きく受けると言われている。

 このように考えると、季節の気温の循環と水を抱える生物の営みを左右する月の動きを組み合わせて一年のサイクルを考え、冬の新月のタイミングを一年の節目として考えるというのは非常に根拠があって合理的な基準とも言える。
 この意味で太陰太陽暦というのは人間の生活の営み、さらに大きく言えば運勢に対して大きな影響を与える自然の摂理法則を著した暦であるということもできなくはない。

 これに加え、世の中で語られる星占いというのは惑星の位置関係をもとに統計学によって割り出された経験則で占い運命などを見定めて行くものであるが、これも一応惑星の配置というかそれぞれの惑星の引力のバランスというものが、そこに影響しているものと推測される。

 人間一人一人の運勢に、遥か遠くの惑星の位置関係がどれだけ影響するかというのは何とも言えないところであるが、上述のように人間もまた体内に水を含んだ物理的物体であるということから考えると、例え遠方の僅かな力であっても人間が引力的なものに影響される存在であるということは否定しきれるものではない。
 よってこの宇宙の引力バランスの中において、人間に最も身近な引力源である月と地球と太陽の関係において生み出されるある春節のようなタイミングは、実は星占い的な意味でも運勢変化の要素として十分重みのあるポイントなのであると考えても差し支えないのではないだろうか。                           

 つまり春節というのはそれだけ大事な節目であり 単に人間が勝手に決めた1月1日の元日とは比べ物にならない大きな節目であるような気がしている。
この意味で間もなく再び迎える今回の春節もまた運気の転換点となるような気がしている。

上海ワルツ:
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