最近、自宅のネット環境があまりよくなく、速度が出ないので自宅でのネット接続はスマホを通してのデザリング通信が主力になっていた。
そのため、携帯電話の通信量が急増してしまい、従来のパックに入っている通信量基準をはみ出すようになっていた。
まあ、本来は使い放題ではあるのだが、20Gを超えると通信速度が遅くなるため、やはり増枠が必要かなと感じ、営業窓口へ相談しに行った。
すると5G(速度)通信のコースで30GBというのが僅かな増額でつかえるというので、その場でその料金プランに切り替える事にした。
そのプランは使い放題ではなく、30Gを超えると追加料金が発生するとのことだが3元/Gとのことで、まあ許容範囲であるので、目先の枠が広がることを優先した。
ただ端末が4Gタイプのままなので、速度として使えるのは4Gのままである。
しかしプランをワンランク上にすると、欲が出てくるもので、5Gの端末が欲しくなってしまった。
一応自分の中に、理由を見つけないと大きめの買い物に決断が出来ない性質であり、プランを変更した直後は、端末変更はもう少し先にしようと心に決めていた。
ところがである。
端末の内部メモリの使用率をチェックしたところ、なんとあと100Mしか残っていなかった。
これはやばい。
このレベルだと、正常な稼働が危ぶまれるレベルである。
ああ、なんという間の良い危険シグナルであろうか、これで買い替えに踏み切る決心がついた。
で、早速購入機種の選定に入った。
現機種がファーウェイであるため、まずはファーウェイから検討を始めた。
で、そこそこ気に入った性能のものがあったので、それを購入しようという気になり、注文をしようかなという段階にまで至った。
ところがである。
ファーウェイは現在、中米対立のターゲットになっており、今後台湾の半導体メーカーTSMCからも半導体が確保できなくなるとニュース報道されていることを知った。
さらに、調べていくと、androidのOSも供給停止になってなる可能性があるとのこと。
そもそもファーウェイの機種はGooglePlayがインストールできず、Google系のアプリが使えないのでファーウェイの機種は、基本性能が良いのは知っているが。我々外国人にとっては使い勝手が悪いメーカーであることを改めて思い出した。
VPNを使っていてもだめなのである。
そこで、他社製品の事情を探ることにした。
すると、YOUTUBE上に中国メーカー形態の評価をまめに取り上げているチャンネルがあり、VIVO、OPPO、小米など性能紹介やら、実機の開封中継やらをやっていた。
その中で、ちょうど最近、京東ショッピングサイトで見かけたVIVO製品の開封実況があったのでじっくりと見てみることにした。
すると、「日本語」が使え、GooglePlayも使えるようではないか。
中国サイトから国際通販で購入し、日本で使う事を前提にした製品紹介なので、このあたりは丁寧に説明してくれている。
「おお、これはありがたい情報である」
このような情報をいろいろ追いかけていくと、私の買いたいスペックでは、VIVOと小米でコスパの高い機種が最近発売されていることが分かった。
京東で確認するとほぼ予算内である。
まあ使い慣れたファーウェイにこだわりたい気持ちもゼロではなかったが、もう先がないであろうファーウェイにこだわっていても仕方ないのが現実である。
結局VIVOか小米にしようと腹を決め、「脱ファーウェイ決定」となった。
さて、上記のYOUTUBEも全機種を取り上げてくれているわけではないので、実機を確認するにはお店へ出かえたほうが良いと判断し、中山公園の電器店を散策することにした。
ところが訪れた某電器店にはサンプルしか置いてなく、起動しての確認ができず、別の店舗を訪れた。
すると、早速VIVO製品で動いているデモ機があり、早速日本語表示とGooglePlayが使えることを確認した。
これで障害はなくなり、小米機も確認したい意識はあったが、すっきりしたかったのでその場で購入決定した。
これで、Google復活(VPN経由だが)ともに、脱ファーウェイとなった。
なんとなく、ようやく本当の意味で普通のスマホライフに戻れそうな気がしている。