巨人軍の清武球団代表の会見をネットで見た。
まあ、あの会見をやることでどれだけのものが得られるかなどいろいろ批判はあったりもするが、世の中には決められたルールをないがしろにする人がいることは常で、ルールを真面目に守っている側からすれば非常に腹が立つことが多いのも常である。
ただ腹が立っても一般的には、そのことがよほど犯罪性でも帯びない限りなかなか糾弾するのは難しいのも事実で、多くの場合はその不満は腹の中に仕舞い込まれることになる。
そしてそのルールをないがしろにする人は糾弾されないことをいいことにルールを無視し続ける。あるいは糾弾されても訴追でもされない限り知らぬ存ぜぬを突き通す。
もし勇気を振り絞って正義のために訴追などを行い、最終的に正義を勝ち取ったところで、時間的ロスや社会的な立場など返り血は免れまい。
つまり刺し違える覚悟でもなければ、ルールをないがしろしたもの勝ちということになる。
それを知って彼らはルールを平気でないがしろにする。
実に困った話である。