日本の菅首相が会見の中で瞬きを1分間に100回も行い、精神的にパニック状態になっているのではないかとネット上で話題になっている。
確かに、まばたきが多い人は精神的に落ち着きがないように見え、逆に目が据わっているという言葉があるようにまばたきの少ない人は、精神的にも落ち着いているというか肝が据わった状態になっているように見える。
まばたきもなくじっと見つめる視線は、非常に意識の強さを感じ、時に迫力さえ感じる。
逆にまばたきが多ければ、自信の無さを感じこいつ大丈夫なんだろうかと不安を感じる。
自分に関係ない人がまばたきをして目をぱちくりさせている分にはどうでもよいが、本来は安心感を与えてくれるはずの人、例えば政治家だったり、教師だったり、医師だったりが目を頻繁にぱちくりさせていたら、対峙するこちらはその人の言っていることがどんなに正しくとも非常に不安を感じてしまうことだろう。
言葉の内容よりそんな落ち着きのない人の判断を信じてよいのだろうかという話になる。
現実、その表情による判断はかなり正確のようで、菅首相の判断力や抽象的な発言にいろんな批判が集まっている。
ある記事で読んだが、菅首相が今回の地震発生直後に国民に向かって言っていた「落ち着いてください」という言葉というのは実は行動指示に具体性がなく、言われた国民が何をしていいのかわからないのは無論のこと、言った本人も具体的に何を言えばいいのかわからなくなっている状態であると心理学の専門家が説明していた。
ああ、それでその後の状況判断の無いといわれた思いつきの視察行動や怒鳴り込みの行動を起こしたのかと妙に納得した。
逆に枝野官房長官の指示は「無理して家に帰るな」など非常に明確で落ち着いて状況を把握しての発言であったことがよくわかるとしていて、今回対照的な状況だったようだ。
まあ今回の政治家たちの行動についてここでは多くを言うつもりはないが、菅首相のように目を頻繁にぱちくりさせている人の言葉、政治家だったり教師だったり医者だったりする人の言葉は、精神的に安定した状態から発せられた言葉ではなく信用性にかけるというのが現実のようで、商談やその他の場面においても、話している人の目がどんな状態であるかというのはよく観察したほうがいうのは本当のことのようだ。
目は口ほどにモノを言うとはよくいったものである。