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最近の朝の活力はクライバーの田園

クライバーの田園

私はどちらかというと寝起きが悪く、目が最初に覚めてから実際に体を動かせるようになるまで30分くらいかかる。気合の問題かもしれないが、とにかく毎朝そんな感じで起きている。目が覚めてから20分くらいうだうだしてから、脳に刺激を与えておきようと音楽をかけたりTVをつけたりして耳からの刺激を追加する。

そんな最近の朝のBGMの習慣のブームはカルロスクライバーの指揮するベートーベンの「田園」である。「田園」のCDは何枚か持っているがこの朝のBGMに使うにはクライバーの指揮のものでなくてはならない。
この演奏、「田園」は珍しく第一楽章がかなりアグレッシッブな前のめりなリズムで、元気がふつふつ沸いてくるような感覚にさせてくれる。他の指揮者だと田園ののどかな風景の描写が優先してしまい確かに心地よい演奏はたくさんあるのだが、疲れている体を元気にさせてくれるような演奏ではない。どちらかというとそのまま会社を休んでしまいたいようなリラックス目的のBGMになってしまう。
 ベートーベンの交響曲は全体的にココロを元気にする活力があるというが、自分の中で「田園」は若干例外的に感じていた。
しかしクライバーのこの演奏を聞くようになってから、最近仕事に対するココロの活力が回復したように思う。音楽の力って改めて凄いなぁと思う。

 そういえば中国の音楽番組は最近でこそ、放送で流される曲のレパートリーが少し拡がってきたがやはりベートーベンが主流である。かつて日本が高度経済成長期にそうであったっように、有名な大学教授などにベートーベンを語らせるといったスタイルの番組が結構多い。行動経済成長を続けている中国にはやはりベートーベンのリズムが似合うのかなと思ってしまう。
 中国に来る直前にはマーラーやブルックナーばかり聞いていた自分が、今再びベートーベンに回帰している事とも全く無関係でないような気がする。

上海ワルツ:
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