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コロナ警戒で再び上海の音楽会が中止、当日朝に連絡が来た。

上海交響楽団コンサートホール内部

 昨日の朝であるが、オーケストラに参加している友人から微信で「今日のチケットを購入されていますか?実は中止になりました」との連絡が入った。

 確かに私はその日の晩の演奏会のチケットを買っていたので、当日朝の連絡には驚いた。
 どうやらやはり上海市内でコロナ感染者発生の疑いがあり、念のため予防措置が取られたようだ。
 気になって、その楽団のファンのチャットグループに中止情報の有無を投げかけたが、誰もまだ情報をつかんでいないようだった。

 逆に公演当日の情報だけに、デマではないのかという懐疑的な反応がたくさん返ってきた。

 まあこちらは楽団員からの直接の情報なので、確度としては高かったが、迷惑をかけてはと思いその情報ソースは伏せて「公式情報を待ちましょう」とだけ反応した。

 そして数時間後に公式サイドからの公演中止の連絡が正式に通知され、チケット代は各自の購入ルートを通じて払い戻されることになった。
 私もたった80元だが払い戻しされることになった。

公演中止の通知

 ただ、私は助かったがその友人によると、4日間のリハーサルが無駄になったようで、どうやら出演料も保証されないと嘆いていた。

 恐らくこういったオケの場合は本番があってこその練習時間込みの出演料だと思われ、当日の中止は練習時間の浪費となり、とても勿体ないということになる。

 もちろん、近い時期に延期公演を行えばそれほど無駄にならないかもしれないが、今のところ再設定の見通しは立っておらず、一旦はチケット代は払い戻されリセットとなってしまうのである。

 で、肝心の新型コロナの状況だが、上海市内の松江地区で疑いのある人が隔離されたようだが、具体的な発生者情報は現時点では確認できていない。
 ただ、日本のニュースでも報道されていたように、中国では万里の長城やシルクロード方面を観光していた高齢者がコロナ感染を拡散させていた可能性があると報道されており、実態を把握するまでは、警戒を強化し予防体制が強化されるようだ。

 上記の楽団ファンのグループチャットによると、上海市内のほかの幾つかの公演もやはり中止になったと伝わっている。
 また上海音楽院が封鎖された云々の情報もあり、一昨日の夜から一時警戒態勢が厳しくなっていたようだ。

 ただその警戒は局所的なもののようであり、市内に出たところいつもの日常光景が広がっていて、特に警戒が厳しくなったような状況はなかった。
 まあこちらとしてはコンサートの機会を一回損したような気分であったが、とりあえずはコロナ感染が広がってなくて何よりといった状況である。

上海交響楽団音楽庁(コンサートホール)

上海ワルツ:
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