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理想と現実のギャップ

 今朝のコンフェデレーションズカップの試合で、日本代表とブラジル代表が対戦して0-3のスコアで日本代表が完敗した。

 戦前の予想では、勝てないまでももう少し善戦するのではないかと思っていたが、そんな希望は見事に打ち砕かれてしまった。

 しかも試合内容はスコア以上に差があるように感じ、まさに「優勝を目指す」と言っていた理想と現実のギャップを突き付けられた形となった。

 このように現時点では埋めようのない差を知ってしまったわけであるが、ただ、このような理想と現実のギャップを突き付けられることは人生の各シーンでも多々あることではある。

 故にそういった現実を知った時に次にどう行動するかが実は重要なポイントとなる。

 つまりそのままそのギャップを埋めるために今の努力を続けるのか、その道を諦めて次の道を探るかを考えなくてはならない。

 これは立場によってもその選択肢の有り様が違うが、今回のサッカーの件で言えば、選手は今のチームの環境で努力するかチームを出るかの選択肢があり、監督からすれば戦術や選手を替えるという選択肢があり、それぞれがどう進めば理想に近づくかを真剣に考えなければなない。

 もちろん、全く諦めるという選択肢だって言葉としてはあるが、それは人生を捨てるという言葉と同義語で、自分の努力不足に負けただけの意味であり、それをする意味は全くないと言ってよく、してはならないのである。

  故に、結局どんな道でも前に進むのが唯一の道と言うことになる。
  理想と現実のギャップがあっても、結局は前に進むしかないのである。

上海ワルツ:
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