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ローソンに弁当が無い!工場が改造中?

 昨日今日と近所のローソンに弁当が配達されていない事態が勃発している。
 いつものお弁当コーナーには張り紙がしてあり、工場が改造中なのでお弁当の販売がありませんとある。
 全部のローソンで欠品しているのかどうかは知らないが、私の近所の複数のローソンで弁当が欠品していた。

 お弁当のないコンビニなどコンビニとしての価値が半減というか、ほぼ価値を失っているとも言え、かなりの異常事態だ。

 まあ肉まんなどのファーストフードは辛うじて売っているが、これでは客足はあまり稼げまい。

 恐らく張り紙の言い訳は単なるお客向けの建前であって、実態はもっと深刻な別の状況が発生しているに違いない。

 当たり前の話だが上述の通りコンビニにとって弁当は看板商品なので、予め分かっている弁当工場の改造なら、別の仕入れ先を予め手配するなどの対応が可能だからだ。
 
 それが欠品の状態になってしまったということは恐らく、対応策が立てられない程に急に状況が生じ、欠品にせざるを得なかったということだろう。

 例えば、衛生管理などについて当局の指摘を受けて弁当工場を停止するような事態があったとか?
 或いは日系のコンビニということでこの日中関係の悪化の影響を受けて急遽取引を停止されてしまったとか?
 或いは春節明けで弁当工場の人員確保が出来なかった、或いは大気汚染関連で急遽排煙対策を要求されたなどなど、中国ならではというような理由が幾つか想像できる。
 
 まあちょっと前ならローソンは中国側の商社の資本もかなり入っていたから、多少の事では大打撃を受ける前に融通を効かせることも可能だっただろうが、現在は日本側で株を買い直してしまったようで、完全に日本主導の企業となっている。

 こういったところが欠品の事態を回避できなかった一つの要因でもあると考えられ、寧ろ嫌がらせを受けてもおかしくない状態となっていたわけだから、今回のようなとんでもない事態の発生は何となく理解できないでもない。

 この点で他の日系のコンビニは台湾経由で資本を入れており、名目上は台湾の資本の会社として中国に展開しており、日本からの直の投資よりはリスクが少ない状態だと思われる。

 いずれにしても、この弁当無しローソンの状態は何時まで続くのか、しばらくは観察が必要な事態だと思っている。
 

上海ワルツ:
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