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とうとう新型コロナに感染した

日本で買って帰った薬

とうとうコロナに感染したことが判明した。
中国で言うところの「羊了」である

 数日前から 喉が痛み始めた。
私の住んでいる上海の部屋の周辺ではほとんどの人がコロナに感染したという情報が大家から伝わってきていた。

そんな中、まだ私自身に熱はないが体がだるいし、節々が痛い症状が出てきた。
そして喉の痛みが昨日ピークを迎えた。
暖房にやられたかなとも思ったがそれだけでもなさそうである。

 常日頃から具合が悪くなったらパブロンやロキソニンを時々飲んでいるが、今回も飲んでいたため熱自体は上がらないようだが、咳は少し出る。

 喉が痛むことをWechatのモーメンツにアップすると、それを見た大家から「感染したのか?私は感染した」という声がかかった。

 大家が抗原検査キットをくれるというので、それをもらい検査するとやはり陽性であった。

抗原検査キット

他人から聞いているよりは重い症状ではない印象だが、コロナはコロナでやはり身体は重い。
まあ日本でワクチンを受けてきたおかげなのか、重症化していない印象なのは幸いではある。

しかしここまでを振り返るとやや空しくなった。
 つまり日本でワクチンを受け、お金を払ってpcr検査を受け陰性証明もらい、渡航後に最初の5日の集中隔離及び3日の自宅隔離を経るなど、多くの時間的な手間や犠牲を払ってやっとここまでたどり着いたのに、である。

 苦労してコロナを避けてきたのに、最終的には辿り着いた部屋で感染してしまったのである。

 もちろん自宅だから融通の利く都合の良さも色々あり、感染した場所が自分の部屋でよかった面もある。
 さらに行動も制限されているわけではないので、買い物も配達注文も自由であり、身体さえ動ければそこまで不自由ではなく、感染した割には気楽ではある。
 よって感染自体はつらい面もあるが、感染したのが今で良かったと前向きに考えることにした。

 幸いにも仕事も在宅勤務となっており、業務がこなせる状態になれば他人に迷惑をかけずに済むし、実際直近の数日は薬で症状を抑え込んで乗り切ったのである。
 そして今日から運よく仕事も休みとなったので、自宅で安静にして過ごしている。

 このブログも音声入力で主に書き出して誤字だけ修正するような方法で書いているため文章量程には負荷はかかっていない。
 ただし今のところ声はガラガラである。

 それにしても寅年の今年は1年体調不良に悩まされてしまった年になってしまった。
 年初の春節に指が腫れて膿だし手術を受け、それが治らないうちにそのまま3月中旬に都市封鎖で隔離され不安定な体調のまま在宅勤務を続けた。
 そして夏を過ぎて隔離からは解放されたが、10月に糖尿病が判明し帰国することになった。
 そして最後にここに来てコロナに感染してしまったのである。
 寅年という時間が私にそういった状況を与えているのかはわからないが、来年の1月22日の春節で兎年となり干支が替わるので、運気も変わることをぜひ祈りたい。

上海ワルツ:
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