上海から日本に着いて以降、不特定多数に面する場所への外出をなるべく避けていたが、今日は電車に乗った。
朝のラッシュ時が終わった後にのんびり外出したので、電車は非常に空いていた。
連日のようにコロナウィルスの話題がテレビやネットで流されているが、果たして巷の緊張感はどんなものかと周囲を眺めてみると。ネットで感じるような切迫感は街中にはない気がする。
まずマスクの着用率が上海に比べると圧倒的に低い。
下記は今日電車の中で撮影した写真だが、この車両の人は3割くらいしかマスクをしていない。
ちなみにこの列車は空港からの到着客なども乗ってくるよう列車であり、それでもこの程度のマスク着用率である。
まあ場所によって、ほとんどの人がマスクそしているようなシーンもあるから、均すと平均着用率は50%くらいであろうか?
この意味でいうと東京より上海の方がはるかにマスク着用率は高いのは明らかだし、フェリーの全員検査などのニュース報道に比べると街中の緊張感はすこぶる低い。
もちろんマスクが手に入りにくいという状況もあるとは思うが、それを考慮にしても着用率は低いかもしれない。
まあ、そもそもネットも含めてメディア関係は、気になるところを集中的に取り上げる傾向があり、強調される特性があるので、実態とは印象が違うのが常であり、今回も報道と実態はかなり違うのが現実なのかもしれない。
上海の様子が、メディアニュースだけでは全ての実態が表現されているのではないのと同じように、東京の様子もネット情報だけを見て、いたずらに恐れる必要もなかったようだ。