連休中、上海の高速道路が非常に混雑していたというニュースを目にした。
まあレジャーに出かけるのは結構なことだが、彼らは大気汚染がどうこうのと騒いでいたつい数週間前、数か月前のことはすっかり忘れてしまったのかのように思える。
マイカーでレジャーに出かけることと、自分たちの車が環境汚染の一つの原因であることがどうも結びついていない。
つまり彼らは目の前の自分の快楽しか見えておらず、自分が自分の不快の原因の一つであることはすぐ忘れてしまうというか全く理解していないように見える。
そういうマイカー族に限って、再び大気汚染が重くなれば、空気が悪すぎて大変だとか叫ぶのだろうが、普段から車の利用を控えるとかそういった配慮は無いらしい。
モーターショーとかの様子を見ても、大気汚染の騒ぎはどこへ行ったのかというほど、その汚染源に夢中になっている人たちがいる。