日本の会社にいるときよく言われたのがこの「月曜は何があっても出て来い」ということ。
月曜日、つまり前日は休日の土日であったわけで、仕事に備えて休養するというのが本来の休みの意味であり、週末に遊びまくり月曜日に疲れを持ち越して、体調を崩し休むなどということは言語道断であったわけである。
故に月曜に体調を崩すというのは自己管理能力を問われ、会社の人物評価としてはほかの日を休むよりマイナスポイントが高い。
もちろん、予め仕事を手配した上での計画休暇についてはこの限りではないが、例え計画的な休暇であっても、やはり一週間のはじめに会社にいないというのは少々印象が悪い。
何故なら週末には予定外の状況の変化が生じやすく、その対応に追われるのが月曜だからである。それが客商売の仕事であったりするならなおさらである。
故に月曜に休まれてしまうと、周りの同僚に負担がかかってしまい、それが続けば自分勝手なやつだと評判も低くなりがちになる。
まあ病気は日を選んでくれないので、止むを得ず月曜を休んでしまうことは仕方なくお互い様といえなくは無いが、やはりできることなら月曜を休むことは極力避けたい。それが中国であっても会社で働くときのマナーのように思える。