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蘇州のいきつけラーメン屋「どすこいラーメン」

以前、仕事の都合で3ヶ月ほど蘇州に住んでいたとき、よく通っていたのがこの「どずこいラーメン」である。
私が住み始めた時期と店が開業した時期が一緒で、なんとなく親近感がありそれ以来蘇州を離れて上海に住む今でも時々蘇州に行くたびにこの店に寄る。
何故「どすこい」なのか以前尋ねたことがあるが、老板娘の钮妞さんがラーメン大好きでこの店を開くときに、日本に関係する言葉でインパクトのある言葉を捜していたところ、
日本人の知り合いがこの言葉を教えてくれ気に入ったので店の名前にしたそうだ。

どすこいラーメン店内

 以来、本人は日本の相撲などほとんど見たこともないのに、常連のお客さんが日本に一時帰国の度に持ってきてくれる相撲関連のお土産で店が飾られるようになった。
実はこの老板娘の钮妞さんがとても美しい揚州美人で人気があり、私もファンの一人である。笑顔が気さくな彼女に会うと中国でも仕事の悩みも吹き飛んでしまう。
 もちろん、老板娘の魅力だけで店が持つほど商売は甘くなく、ここの味は中国のラーメン屋の中ではかなりまともな方なのではないだろうか?
特に私はここの餃子と味噌ラーメンがお気に入り。味噌ラーメンの味に関しては開店当初から紆余曲折しており、私も一常連客として味に関してはいろいろ感想やアイデアを提供してきたがようやく落ちつつきあるようだ。

どすこい餃子

昨夜は数ヶ月ぶりに店を訪ねたら、新たなメニューが加わっていた。店の看板メニューとして店名そのものの「どすこいラーメン」という名前メニューである。
値段は45元とラーメンとしてはかなり高めだが、かなり大きめの器に海鮮や野菜などがかなり具沢山に入った内容で野菜に会うようちょうど良い塩加減のとんこつベースのラーメンである。

どすこいラーメン

食べてみると、やはりボリュームたっぷりで完食するんはかなり気合がいる。それでも食べ終えるとかなり充実感がある。
 钮妞さんは中国に来て野菜不足の若い人に是非食べていただきたいと言っていた。そう、このボリューム感は完全に若者向けであるが、その心配りがうれしい。
こういった彼女の素直な心に惹かれてずっとこの店を応援してきた。店には日々書き換えて彼女が胸に刻むという日本語の格言が書かれている。
今回書いてあったのは「人の通るところに道ができる」だそうだ
一常連として、また彼女の友人として今後ますますこの店が発展なすることを祈りたい。

どすこいラーメン
蘇州工業園区星海街58号楽嘉生活広場1F
6108-3825

上海ワルツ:
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