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家に届いた日本語のダイレクトメール

さっき郵便ポストを除いてみたら、某日系清掃用具関連の会社から日本語のDMが届いていた。毎日のように中国人が一軒一軒投函してくるチラシには慣れていたが、住所と名前付で、郵便で送られてきたしかも日本語のDMは初めてである。
 当然この会社に名前や住所を登録した覚えもない。仕事柄、会社の名刺はあちらこちらにばら撒いているので、会社に届くというならまだわかる。会社ならあちらこちらに広告なども露出している。しかし今の個人の住所を書いて提出した相手先はごく僅かなでしかない。思いつくのは電話会社と公安、幾つかの県人会と、会員になった某クリーニング会社と、転職の時に登録した人材会社くらいであろうか?ましてや私は日本人だらけのマンションに住んでいるわけでは無い。この住所に住んでいる私が日本人であることを知る人はごく僅かなのだ。
 送られてきたDMにはどこで住所を知ったとかそういう記述は一切ない。日本人相手に商売するならその辺はせめて一言断っておくべきだろうに思う。出所がはっきりしないだけにこの手のDMは非常に気分が悪い。日本でも有名な日系企業だけに、そのあたりの意識を疑う。こんなDM一通のお陰で、例えどんなにいいサービスであったとしてもこの企業のサービスは使いたくなくなる。

日本では個人情報保護法が施行されて以来こういうことは滅多に起こらなかったが、ここ中国では、そういった法律が有るのか無いのかまだ個人情報に対する保護意識が希薄のような気がする。社会の意識が薄いだけに、こういった情報の売買から身を守るには二本以上に自分の情報を相手に渡す時は非常に慎重にしなければと思う。

上海ワルツ:
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